100均材料だけでできるハンディモップボックスのDIYの方法をご紹介します。何となく適当な場所に置いてしまいがちなハンディモップ。ほこりをたっぷり含んでいる上に生活感も満載なため、目につくところに出しておきたくないですよね。しかし市販のハンディモップBOXは、おしゃれなものが少ないです。そこで、自分でアンティーク調のハンディモップボックスをDIYしてみました。
ハンディモップの収納ってどうしてる?
ハンディモップをよく使うわが家。とくにテレビ周りのほこりが気になり、頻繁にモップでほこりをとっています。
しょっちゅう使うせいか、テレビ台の上に放りっぱなしになっていることもしばしば。
「どうせまたすぐ使うし」という理由でそのへんに出しておく癖がついてしまうと、部屋の中がどんどん散らかっていきます。
また、出しっぱなしのハンディモップは子供のおもちゃになってしまうことも少なくありません。
「ハンディモップをしまうケースがほしいなあ」と思いネットで検索をするも、理想のデザインに出会えませんでした。
理想のハンディモップボックスをDIY!
好みのデザインがないならば作ってしまおう!ということで、DIYを開始。
理想はアンティーク調で持ち手の部分が隠れたデザインです。
デザインは好みですので、しっかり完成予想図を考えておくと良いですよ。
ハンディモップボックスの材料
ハンディモップの材料を探しに、100均へと走りました。店内で既製品のハンディモップケースが売られているのを発見してしまいましたが、私が欲しいのはアンティーク調です。
木材コーナーをメインにアンティーク調のハンディモップボックスを作るための材料を探して、店内をウロウロ。下記の材料を入手しました。
- 木板45cm×15cm:2枚
- 木板45cm×9cm:2枚
- ウッドトレー:1つ
- ウッドボックス:1つ
- 蝶番:2組(1セット)
- ハケ:1つ
塗料は家にあったものです。最終的に写真とは違う色を使いました。
ただ組み立てるだけではつまらない
木板を画像のように組み合わせても良いのですが、蓋に傾斜があったほうが使いやすい気がします。
ちょっと工夫をしてみましょう。
まずは木材をカット
側面の木板(45cm×9cm)を、画像のようにカットします。
角の位置から5cm下まで斜めに線をひいて、印をつけましょう。線に沿って、ジグソーでカットをします。わが家にはカインズで購入したジグソー(3,000円弱)があるため、こちらを使います。
カットが終わったらもう片方の側面の木板(45cm×9cm)も同じようにカット。
さらに正面の板(45cm×15cm)もまっすぐ5cmカットします。
これでカット作業は終了です。
組み立て開始
次に、組み立てをしていきましょう。先ほどカットした正面の板を、ボンドを使って木箱にくっつけます。
木箱の位置はお好みでOKですので、ハンディモップが取りやすい高さにしましょう。ボンドが乾いたら、釘を打ちます。
さらに背板・側面板も釘でつなげて……
背板と木箱も釘でつなげ、蓋部分は木製トレーを使用します。
裏返してそのまま使っても良いのですが、ちょっと面白みにかける……というとこに目に飛び込んできたのが、散らかった積み木です。
いい大きさ、きれいな形……。
1か月に1回ほど押入れから引っ張り出しているようですが、1つ2つなくなっても気づかなそうです。
蓋部分に取っ手があると使いやすいかもと思い、ジェンガを拝借。ボンドでくっつけて乾かします。乾いたら蝶番をビスで打ち付けて、背板と合わせます。
これで組み立ては完成です。
お好みの色でペイント
いよいよ最後の難関、ペイントです。ペイントの仕上がりによってイメージが大きく変わります。
今回目指すのはアンティーク調なので、アンティーク風ペイントが必要です。
アンティーク風ペイントは、まず濃い木目カラーを塗ってしっかり乾かし、その上から薄い色を雑に塗って表現するのが簡単な方法です。
塗装が剥げたように見え、ヴィンテージ感が出ます。
今回使ったカラーはミルクペイントのブラウンと、白のアクリル絵の具です。どちらもダイソーでずいぶん前に購入したものです。
さらに角をやすりがけすることで、アンティーク感が増しますよ。
完成
アンティーク感インテリアともよく合う、ハンディモップボックスが完成しました。
蓋の部分は積み木でなくて、取っ手でもよかったかもな……と思わずにもいられませんが、もうつけてしまったのでこれはこれでよしとします。
中のモップはずいぶん深いところにありますが、そのうちモップを大きいものに買い替える予定なのでとくに問題はありません。
ハンディモップを入れる以外にも、細長い木箱として何か別のものにも使えそうです。
ハンディモップボックスDIYにかかった費用&時間
ハンディモップボックスをDIYするのにかかった費用は、900円です。塗料は自宅にあったものを使いましたが、購入していれば200円プラスして合計税抜き1,100円となりました。
木製のハンディモプケースは通販で探しても数が少なく、あっても3,000円前後するものが多い印象です。なので手間はかかったものの、経済的に済ませられました。
制作時間は塗料を乾かす時間を入れて、およそ1時間ほど。木を切らないのであれば、もっと早いかもしれませんね。
とても手軽にできるDIYで出しっぱなしだったハンディモップがしまえるようになり、部屋の中からまたひとつ、生活感を消すことができました。
まとめ
セリアやダイソーの製品は、同ブランドで販売している木材のサイズに合わせやすいようにできているのでしょうか。不思議とフィットするものが多いです。
ぜひ、ご自分でもシンデレラフィットの組み合わせを見つけて、さまざまな収納ボックスのDIYにチャレンジしてみてください。