Wi-Fiを使いたい場所と、Wi-Fiルーターとの間に距離があることが原因ならば、Wi-Fiルーターの設置場所を変更しよう。基本的には、建物の中心にルーターを設置するのがいい。長いLANケーブルが別途必要となる場合もあるが、10メートル程度の長さなら、速度低下の原因にはならない。
家の中でWi-Fiの電波が届きにくい部屋がある
Wi-Fiを使いたい場所と、Wi-Fiルーターとの間に距離があることが原因ならば、Wi-Fiルーターの設置場所を変更しよう。
基本的には、建物の中心にルーターを設置するのがいい。長いLANケーブルが別途必要となる場合もあるが、10メートル程度の長さなら、速度低下の原因にはならない。
使用するケーブルも、Wi-Fiルーターの有線LAN規格が1000BASE-Tのモデルなら、「カテゴリー6」(CAT6)以上のものを選びたい。
ユニットバスなど、周囲が金属で囲われている場所は、Wi-Fiが最も苦手とする状況。この場合は、ユニットバスの入り口付近に「Wi-Fi中継機」を設置するのがおすすめ。デュアルバンド対応の中継機ならば、速度低下もさほど気にならない。もし、通信速度の維持が重要ならば、電波を網目のように張り巡らすことができる「メッシュWi-Fi」対応機の導入も検討したい。
●Wi-Fi 6対応で汎用の中継機を使う
2.4Gヘルツ、5Gヘルツの同時通信が可能なデュアルバンドのWi-Fi 6対応中継機。他社の既存Wi-Fiルーターと接続できる汎用タイプ。
TP-Link
RE505X
実売価格例:6900円
●メッシュのネットワークを構築する
Wi-Fi 6・1201Mbps通信が可能なメッシュWi-Fiの2台セット。電源を入れるだけで、自動的にメッシュネットワークを構築してくれる。
エレコム
WMC-2LX-B
実売価格例:6900円
※価格は記事作成時のものです。
■解説/福多利夫(フリーライター)