Wi-Fiルーターがあまり古い製品だとサポート外になるリスクがあるため注意が必要だ。一部メーカーの旧型機に、悪用されると大きな被害になる脆弱性が見つかった例を紹介する。その場合は、安全のためにすぐに買い替えたい。
Wi–Fiルーターの「脆弱性」って何?
▶古いルーターはセキュリティに注意
NECやエレコムの旧機種に、第三者からルーターの機能を利用される脆弱性が見つかっている。悪用されるとルーターの設定が変更されて、無断でネットが利用されたり、ウイルスに侵入されたりといった被害に遭うおそれがある。
通常なら、このような脆弱性・不具合はファームウェアの更新によって対策され、セキュリティが確保されるのだが、この場合は対象となるWi-Fiルーター製品が古い機種であるためサポート対象外となり、買い替えが促されている。古い機種を使い続けるのは、それなりにリスクがあるというわけだ。
●あまり古い製品だとサポート外になるリスクがある
一部メーカーの旧型機に、悪用されると大きな被害になる脆弱性が見つかった。安全のためにすぐに買い替えたい。
●解説/福多利夫(フリーライター)