コロナ禍でリアルな出会いの機会が減り、婚活がなかなか進まない、なんて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。マッチングアプリを始めてみたいけれど、本当にうまくいくのか、不安もありますよね。実際にマッチングアプリで結婚に至った人は、何に気をつけていたのか、どんなふうにアプリを使ったのか。このシリーズでは、マッチングアプリで出会った相手と結婚を決めた人に話を聞いていきます。

【第1回】“面白い”プロフィールが出会いのカギ(前編)

今回お話を聞かせてくれたのは、今年の3月末にプロポーズされ、結婚が決まったばかりのみほさん(仮名)、29歳。1年半交際した彼とは、2019年の夏にマッチングアプリで出会ったそうです。詳しくお話を聞いてみます。

最初に会った人とはうまくいかず苦い思い出に

画像: みほさん(仮名・29歳) 2018年からマッチングアプリを開始。一度中断するも19年夏に出会った彼氏と、21年春に結婚が決まった。

みほさん(仮名・29歳)
2018年からマッチングアプリを開始。一度中断するも19年夏に出会った彼氏と、21年春に結婚が決まった。

まず、2018年にみほさんがマッチングアプリを始めようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

「その頃ちょうど友達の結婚式があったのですが、お相手がすごくいい人だったので、どうやって出会ったの?と聞いたら、『Pairs(ペアーズ)』だったんです。その子は、2カ月で30人くらいと会ったらしいのですが、詳しく話を聞いて、こんなステキな相手に出会えるんだったら、私もやってみようかなと思って登録しました」

一度に複数の人と会うのが苦手なみほさんは、何人かとメッセージのやりとりをしながら、会ってみたいな、と思う人を見つけました。ただ、その人とはうまくいかなかったそうです。

「メッセージをやりとりした後、電話をしたり何度か会ったり、結構いいところまでいっていたんです。でも、相手が何だかはっきりしなくて、結局付き合おう、とはなりませんでした。深く話を聞いていくと、どうやら忘れられない元カノがいて、ほかの誰かを好きになってみたかったけど、私とは無理だった、みたいな。結果、遊ばれて終わった感じです。

アプリを使うのははじめてだったので、注意点なども分かっていなかったんです。アプリに登録している人はみんな、ちゃんと付き合ったり結婚したりすることを望んでいるものだと思い込んでいました。人を疑うということせず挑んでしまって、案の定、痛い目を見てしまいました」

彼はみほさんより少し年上で、学歴も収入も言い分なしのハイスペックだったそうです。ここで得た教訓を、みほさんはこのように話してくれました。

「まず、スペックに目をくらませないことですかね(笑)。あとは、本当に付き合う気があるかどうかを、わりと親密になる前に見極めることが大事だと思います。当時は遠慮して聞けなかったのですが、今思えば、過去の恋愛についても、もっと踏み込んで聞いてよかったのかなと思います」

人と会うたびに、自分の好みのタイプが明確になる

このあと、一度はアプリから離れたみほさんですが、1年後、27歳になったときにマッチングアプリを再開します。

「自分の人生でやりたいことを考えたら、結婚と出産しかないなと思って、よし!婚活だ!と。今度は『with』を試してみることにしました。

withを使った印象は、Pairsに比べて、素朴な人が多い。結婚に対する本気度、必死さはwithの方が強い気がしました」

そこで一人の男性とマッチングし、会うことになりました。

「最初は銀座でちょっとお茶をして買い物をしました。ときめきはなかったけど、普通にいい人だな、と思いました。私はバンドをやっているのですが、ライブも見に来てくれました。ただ、私には真面目すぎたというか、素朴すぎたというか……。

もともと私はLINEでメッセージのやりとりをするのが苦手なほうなんですけど、彼はすっごい長文で熱心に送ってくれるんです。うーん、ちょっと返信するのが大変だな、と思っている間に、だんだん疎遠になってしまいました」

一人と会ったことで満足したみほさんは、withは退会。「しかし婚活は続けよう」とPairsに戻ります。

これまでの経験から、「自分にとってはメッセージのやりとりが面白い人が大事だ」と考えるようになったみほさんは、プロフィールの書き方を工夫したそうです。

「面白い人と出会うために、“万人受けすることは書かない”と意識しました。例えば、私は地方の漁村育ちで、親が漁業関係の仕事をしていたので、魚に詳しくて『魚検定』の2級を持っているんです。そのことを書いたり、あとは、好きな音楽のこと、バンドでキーボードとボーカルをしていることなどを書きました。

好きなことがハッキリしている人が好きなので、私の好きなこともちゃんと書くようにしたら、趣味が同じだったり、ちょっと変わっていたり、面白い人がいいね!してくれるようになりました」

こうして再登録したPairsで、みほさんは運命のお相手と出会うことになります。(後編に続く)

まとめ

みほさんの話を聞くと、出会いも経験を積み重ねることが大事だと実感します。失敗を生かしてアプリをうまく活用したからこそ、みほさんは結婚相手に出会うことができました。みほさんの心を射止めたのはどんな男性だったのでしょうか? 
後編をお楽しみに!

◆尾越まり恵(おごし・まりえ)
フリーランスライター。1980年、福岡県北九州市生まれ。2002年、同志社大学を卒業後、リクルートの制作会社でブライダル情報誌『ゼクシィ』に携わり、2011年4月からフリーに。『日経ビジネス』『NewsPicks』などビジネス系の記事が多いが、女性向けメディアやエンタメなど、ジャンルを問わず、インタビュー記事を中心に執筆中。

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