テレワークが普及し、家賃の高い都市部から郊外・地方へ移住をした人・検討中の人が増加中。しかし、忙しい時期やアフターコロナの働き方を考えると、会社の近くに居住できる拠点があると心強いですよね。そんなとき頼りになりそうなのが、外泊した分だけ家賃が安くなる住居のサブスク「unito」です。
テレワークで郊外に移住する人がじわじわ増加中
コロナ禍で働き方がテレワークになった人の中には、都市の郊外や地方に移住した・移住を考えているという人も多いのではないでしょうか。
実は筆者もテレワーク中に都市近郊の田舎へ移住したひとり。周囲にもちらほら郊外へ引っ越しをした人、検討中の人が見受けられます。中にはテレワークになったから沖縄に移住した!なんて人も。
個人的には、郊外へ引っ越したことに関しては、家賃も抑えられてスーパーなどの物価もかなり安くなり(おまけに新鮮な野菜も買いやすくなりました!)、人が密集している場所も少ないので感染予防も完璧…と、いまのところ良いことずくめなのですが、コロナ禍が明けてからの働き方が気になるところ。
これまでどおりテレワーク中心の生活が続いたとしても、感染のリスクがなくなれば対面で人と会わなければならない用事も増えていきそうですよね。ただ、その度に毎回ホテルを借りていてはかなりお金がかかりそうです。
リレントで物件を安く借りる「unito」
サービス概要
そんななか、気になるサービスを発見。その名も「unito」。平日だけ、週◯日だけ、と好きなタイミングで滞在できる物件サービスです。
このサービスは、外泊する泊数分だけ家賃が安くなる「リレント」という機能によって、家賃を節約することが可能です。つまり、週何日かは他の場所に泊まる(住む)ことを前提としたサービスとなっています。よって、このサービスは、週末だけ実家や恋人の家に帰る人、テレワークをしていて郊外に自宅がある人など、「他に居住できる拠点がある人」に向いています。
どれだけ安くなるの?
それでは、「unito」をつかえばどのくらい家賃が抑えられるのでしょうか?例えば、1ヶ月の家賃が8万6千円円の物件で、月20日泊まり、10日家に帰るとしてシミュレーションすると…
2万円引きの6万6千円になりました。確かに、都心にある会社のすぐそばに平日の間寝泊まりできてこの価格なら、日割り計算で一泊3千300円。確かに、通常のホテル暮らしよりは安く済みそうな予感です。また、月単位で借りられるのでいちいち予約しなくていいのも楽そう。
物件の家賃は、場所や部屋タイプによってもかなり異なり、価格帯はだいたい1ヶ月5万円台〜10万円台程度。個室タイプからドミトリータイプまで様々な部屋のタイプがあるので、どこまで物件タイプを妥協するかでかなり価格帯が変わってくる印象でした。
2つ目の住まいだと考えると、物件によってはやや家賃が割高に感じてしまうかもしれませんね。ただ、引っ越しのネックになりがちな敷金・礼金・更新料がゼロで、滞在中の水道、Wi-Fi、光熱費もかからないのは嬉しいポイント。
「unito」で借りられる物件
エリア
unitoの物件が借りられるエリアは、関東だと、「渋谷・恵比寿・目黒」「新宿・池袋」「上野・浅草」「中央、品川、千代田」「横浜・川崎」の5エリア、関西は「京都」「大阪」の2エリア、九州は「福岡」のみとなっており、全国に合計8エリアを展開しています。
家賃ごとの物件タイプ
リレントによる割引前の1ヶ月の家賃が9万円以下の場合、ホステルやドミトリー式の物件がやや多いものの、個室の物件も、条件にこだわって探せば、割引などキャンペーンをしていることもあり、安く借りることも可能なようです。
一方で、リレント前の家賃が10万円以上の物件になると、ホテルやアパートメントホテル、民泊等、プライベート空間がきちんと確保できる物件が増え、8〜10畳ほどのワンルームを借りることも可能。何日間リレントするか、自分のライフスタイルとよく相談して物件を決めるのが良さそうですね。
※家賃の価格帯、物件は主に「新宿・池袋」エリアを参考にしています。
※2021/05/18時点の情報になります。
まとめ
テレワークが普及し、都心に家を借りなくても仕事ができる人の中には地方へ移住した人や実家に戻った人も多いのではないでしょうか。それでも、忙しい時期やアフターコロナの時代には会社の近くに寝泊まりできる拠点があると便利ですよね。そんなとき頼りになりそうなのがこの「unito」というサービス。上手に活用してすこしでも楽に出勤したいですね。また、ホテル暮らしの費用を抑えたい人にもおすすめです。