小さい画面では高解像度だと細かすぎる表示になってしまう。そこで、100%の拡大率では操作がしにくい、文字が読みにくい機種の場合は、125%や150%にするのが「推奨」となっている。ここではわかりやすく解説していくので、覚えておくといい。
ハードウェア
ノートパソコンのディスプレイ画面が狭く感じる
フルHD以上の画面解像度があるパソコンで、パネルサイズが小さい11型や13型などの機種の場合、標準状態ではウインドウやアイコン、フォントなどが拡大表示される設定になっていて、実際の解像度より狭く感じることがあります。
その場合、「設定」→「システム」→「ディスプレイ」の「拡大縮小とレイアウト」と進み、「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」で「100%」を選択すれば、実際の解像度でデスクトップを使うことができます。
ただし、100%ではアイコンや文字がかなり小さくて表示されがち。そのために標準で拡大設定となっていて、そのパソコンに適した倍率が「(推奨)」とされているわけです。写真のレタッチや大きな表データなどを見るときは100%にして、ふだんは推奨値で使うといいでしょう。
●小さい画面では高解像度だと細かすぎる表示に
下記の画像のように、100%の拡大率では操作がしにくい、文字が読みにくい機種の場合は、125%や150%(写真右下)にするのが「推奨」となっている。
アイ・オー・データ
LCD-AH241XDB
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※価格は記事作成当時のものです。
◆解説/福多利夫(フリーライター)