ここでは、スマホの基本操作で覚えておきたい7つの操作を解説する。例えば、画面に触れた指を約1秒ほど、そのままにする操作を「長押し」または「ロングタップ」といいます。ほかにも「タップ」、「フリック」、「スワイプ」なども併せて覚えておくと便利だ。
スマホ操作編
スマホの操作で、フリックとかスワイプとかいわれてもよくわからない
スマホは画面をタッチして操作します。基本として、以下の操作は覚えておくといいでしょう。
指先で軽く1回叩く操作を「タップ」といいます。アプリを起動したり、項目を選択したりする基本操作です。これを2回続けて行うのが「ダブルタップ」。地図や写真を拡大させたりするときに使います。画面に触れた指を約1秒ほど、そのままにする操作を「長押し」または「ロングタップ」といいます。機能メニューを表示させる場合などに使います。
画面に当てた指先を、弾くように素早く動かす操作は「フリック」です。文字を入力するときや、電子書籍を閲覧する場合などに使います。画面をなぞるように指先を動かす操作は「スワイプ」。通知パネルやコントロールセンターを表示させたり、ウェブページの表示位置を変えたりなど、比較的よく使う操作です。画面に2本の指を当てて、その間隔を広げる操作は「ピンチアウト」、狭める操作は「ピンチイン」。地図や写真などの拡大・縮小に用います。そのほか、アイコンを長押ししたまま指を離さず移動する「ドラッグ」などの応用操作もあります。
●スマホの基本的なタッチ操作はこれ!
(1)タップ
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指先で軽くコンと1回叩く基本操作。アプリを起動したり、メニューから項目を選択するときなどに使う。
(2)ダブルタップ
![](https://tokusengai.com/assets/images/2021/06/10/e162d6d6d974f962f441425ec569d66b3ef4a8af.jpg)
指先で軽くコンと1回叩く基本操作。アプリを起動したり、メニューから項目を選択するときなどに使う。
(3)長押し(ロングタップ)
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画面に触れた指を1秒ほど押し続ける操作。その画面から使える機能メニューを表示させたりするときに用いる。
(4)フリック
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本のページをめくるように、画面を指先で弾くようになぞる操作。文字を素早く入力する方式としても使われる。
(5)スワイプ
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画面をなぞる操作。機種によっては「フリック」と同じ操作と説明され、「スライド」と呼ばれることもある。
(6)ピンチイン/ピンチアウト
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画面に触れた2本の指の間隔を狭めたり、広げたりする操作。主に画像や地図などの拡大・縮小に用いる。
(7)ドラッグ
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アイコンなどを長押ししたまま指を離さずに移動させる操作。画面のアイコンを整理したりするときに使われる。
スマホ操作編
「オッケー、グーグル」といっても音声アシスタントにならない
Androidのスマホには、声で操作をしたり、知りたいことを調べたりできる「Googleアシスタント」がプリインストールされています。ホームボタンの長押しや専用ボタンを押して起動できます。初期設定では「オッケー、グーグル」という声では起動できません。声だけで起動させたい場合は、「Google」アプリの「設定」→「Voice Match(ボイス マッチ)」に進んで、自分の声を記憶させる必要があります。
●「Google」アプリで自分の声を記憶させよう
「Google」アプリの「設定」から「Googleアシスタント」→「Voice Match」と進む。以下、案内に従って、自分の声を記憶させよう。
Android
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スマホ操作編
2度同じ文字を打つと違う文字に変換されてしまう
スマホの日本語入力は、ガラケーと同じ入力方式と、「あ」を左にフリックすると「い」、上にフリックすると「う」を入力できるフリック入力の両方を使えるのが一般的です。
ただし、初期設定だとフリック入力で「ああ」と入力しようとしても、「い」に変換されてしまいます。これを防ぐには、入力方法を「フリックのみ」に設定します。iPhoneは「設定」→「一般」→「キーボード」、Androidは「設定」→「システム」→「言語と入力」で、日本語用のキーボードを選択して、設定できます。
●連続して打つと文字が変換されるときは「フリック入力のみ」が有効!
iPhone、Androidともに、キーボードの設定画面で「フリック入力」のみを有効にすることで、連続タップによる誤入力を防げる。
iPhone
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Android
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◆解説/村元正剛(ITライター)