富士フイルムのinstaxシリーズ(愛称チェキ)であれば、カメラは小遣いレベルの価格で購入でき、フィルムは現像やプリントの手間を必要としないため、手軽にモノクロ写真が楽しめる。今回使用したのは最新の「instax mini 40」。ボディはプラスチック製だが、クラシカルな外観デザインだ。
写真・解説/大浦タケシ(フォトグラファー)
宮崎県都城市生まれ。チェキシリーズで気になっているのが、instax”チェキ”プリンター。スマホの画像が手軽にプリントできるので、一つ持っておくと何かと楽しそう。
セルフィーモードを使えば近接撮影も完全オートでOK!
インスタント写真で気軽にモノクロプリントを楽しむ!
「フィルムでモノクロを試してみたいけどちょっとハードルが高いし、手間がかかりそう」――そう思っている人は、インスタントカメラがおすすめだ。富士フイルムのinstaxシリーズ(愛称チェキ)であれば、カメラは小遣いレベルの価格で購入でき、フィルムは現像やプリントの手間を必要としないため、手軽にモノクロ写真が楽しめる。
今回使用したのは最新の「instax mini 40」。ボディはプラスチック製で価格なりの作りだが、クラシカルな外観デザインで、男性が使っても違和感がない。撮影手順はシンプルで、ファインダーをのぞきシャッターボタンを押すだけ。ストロボも常時発光する仕様だ。露出などの設定を変えることはできないが、それゆえ失敗は少ないだろう。さらにレンズ先端を手で引き出すと「セルフィーモード」になり、自撮りや近接撮影を楽しむことが可能だ。
富士フイルム
instax mini 40
実売価格例1万1320円
使用したフィルムは「チェキ専用フィルム モノクローム」。その名のとおり、モノクロ写真のインスタントフィルムだ。プリントがモノクロになる以外はカラーのチェキ専用フィルムと同じで、シャッターを切ると、カメラ上部からフィルムが排出され30秒ほどで画像が現れ始める。珍しいモノクロのインスタントプリントであるため、注目されること請け合いである。
モノクロフィルムも発売!
▼セルフィー写真も簡単に撮れる!
通常の撮影状態からさらにレンズ先端を引き出すとセルフィーモードに。
セルフィーモードを搭載
レンズ前面にセルフィー用のミラーも備えており、自撮りや近接撮影が簡単に楽しめる。
セルフィー用ミラーで自分を確認
※価格は記事作成当時のものです。
◆写真・文/大浦タケシ(フォトグラファー)