LINEを使っていると、友だちからおすすめのウェブサイトなどのURLが送られてくることもある。しかし、近年はフィッシングサイトなどが急増しているので注意が必要だ。一方、ツイッターやインスタグラムのセキュリティ関連事項で注意してほしいのが、ダイレクトメッセージ(DM)の取り扱いだ。
別記事はコチラ!【3大SNS】LINE・インスタ・Twitterを「情報ツール」として使う基本技
SNSのセキュリティ、ここに注意!
LINEのトークにURLが送られてきたんだけど、アクセスしても大丈夫?
LINEを使っていると、友だちからおすすめのウェブサイトなどのURLが送られてくることもある。しかし、近年はフィッシングサイトなどが急増しており、無防備にアクセスするのは不安だ。
そこで利用したいのが、トレンドマイクロが提供している「ウイルスバスターチェック!」だ。これは、LINEのトークに送られてきたURLの安全性を確認できるツールで、診断結果をメッセージで知らせてくれる。
診断手順は、ウイルスバスターチェックの公式アカウントを友だち追加しておき、あとはトーク画面からチェックしたいURLを転送するだけでOKだ。
LINE
URLの安全性をチェックする
リンクを長押しして出てきたメニューで「転送」からウイルスバスターチェックに送る。
トーク経由で判定結果が届く。
一方、ツイッターやインスタグラムのセキュリティ関連事項で注意してほしいのが、ダイレクトメッセージ(DM)の取り扱い。DMは1対1で直接メッセージをやり取りできるのがメリットだが、フィッシングメッセージを送りつけられてアカウントを乗っ取られたり、怪しげな勧誘や詐欺に悪用されたりするという側面もある。これを防ぐには、ツイッターの場合は、フォロワー以外からのDMを受け取らない設定にしておくこと。そのうえで、もしフォロワーから怪しげなメッセージが来たときは、スパム(迷惑行為)として報告すれば、以降はその相手からのDMをブロックできる。
ツイッター
DM許可がオフになっているかを確認
下図を参考にして、「設定とプライバシー」→「プライバシーとセキュリティ」で、DM許可がオフになっているか確認しよう。
インスタグラムの場合も同様に、フォロワー以外からのDMリクエストを制限するのがベター。また、フォロワーからのリクエストでも怪しい場合は「承認しない」を選べば、その相手からDMが届かなくなる。
インスタグラム
フォロワー以外のリクエストは拒否
「設定」→「プライバシー設定」→「メッセージ」→「その他のInstagram利用者」で「リクエストを受信しない」を選択する。
◆解説/宮下由多加(ITライター)