アップルでは、2020年後半以降に発売されたMacの一部モデルから、独自設計のプロセッサー「M1チップ」を採用している。M1チップの採用により、処理速度や省電力性などが向上。13インチMacBook Proの場合、最大20時間(ムービー再生時)もバッテリーがもつ。
Windowsより速くて電池ももつ!MacBookの実力
アップルでは、2020年後半以降に発売されたMacの一部モデルから、独自設計のプロセッサー「M1チップ」を採用。性能が一段と強化され、注目を集めている。
まず驚かされるのが、圧倒的な動作の速さ。本体やアプリの起動、ファイルの開閉など、あらゆる作業がキビキビとこなせる。また、一部ではあるがiOSアプリも利用可能となった。省電力性も向上し、バッテリーのもちも十分だ。
一方で注意したいのが、アプリの対応。M1チップ搭載機では、チップに対応したアプリ以外は原則利用できない。従来のインテルMac用アプリは、エミュレーション機能の「Rosetta(ロゼッタ)」の導入で利用できるが、パフォーマンスが低下することもある。
▶M1チップ搭載で進化した13インチMacBook Pro
M1チップの採用により、処理速度や省電力性などが向上。13インチMacBook Proの場合、最大20時間(ムービー再生時)もバッテリーがもつ。
M1チップ搭載Macは、とにかく動作が速いのが特徴。一部のiOSアプリもインストールでき、タッチ代替機能を使えばマウスで操作ができる。
◆解説/宮下由多加(ITライター)