ユピテルは、ドライブレコーダーの新製品として「Y-3000(カー用品量販店モデル)」と「Z-300(カーディーラー専売モデル)」を発売した。本製品は、前後・左右・車内を記録できるドライブレコーダーmarumie(マルミエ)シリーズの新設計となる全方面3カメラモデルだ。最大の特徴は、リアカメラに業界初となるデュアルカメラを採用していること。
ユピテル
Y-3000/Z-300
●実売価格:4万7080円程度
業界初のリアデュアルカメラを備えた全方面3カメラドライブレコーダー
ユピテルは、業界初のリアデュアルカメラを備えた全方面3カメラドライブレコーダー「Y-3000(カー用品量販店モデル)」と「Z-300(カーディーラー専売モデル)」を発売した。
同社のmarumie(マルミエ)シリーズの最新モデル「Y-3000」と「Z-300」は、業界初となるリア用のカメラにデュアルカメラを採用している。このカメラで車外の後方および車内と左右側方まで記録することができる。前方撮影用のカメラを併せて3カメラ全てが200万画素FULL HDで、高画質の全方面記録を実現。前後2カメラを超える記録範囲、そして360°カメラを超える記録画質となる。
主な特徴
●高画質で前後・左右・車内を記録
前後・左右・車内を記録できるドライブレコーダーmarumie(マルミエ)シリーズの新設計となる全方面3カメラモデル「Y-3000」と「Z-300」のフロントには1カメラを搭載。
リアカメラには、後方だけでなく左右と車内も記録する業界初のデュアルカメラがセットになっている。
リアデュアルカメラは、車内というプライベート空間にカメラを向けながらも、搭乗者の顔や行動などは記録しないよう配慮したプライバシー設計となっている。これにより、カメラの存在に気兼ねすることなく安心してドライブを楽しむことができる。
従来の前後2カメラモデルを圧倒する前後・左右・車内の全方面記録に加え、全カメラ200万画素FULL HDならではの、ゆがみの少ない高画質で記録することができる。あおり運転だけでなく、追い越し車両や歩道、さらには駐車中の当て逃げなど、これまで記録できなかった範囲まで高画質に記録してくれる。
●全方面、夜間鮮明
「Y-3000」と「Z-300」は、3カメラ全てに高感度センサーSTARVISを搭載。映像が不鮮明になりがちな夕方や、深夜の住宅街など、灯りの少ないシーンでも前後・左右・車内いずれも鮮明に記録してくれる。車外はもちろん暗い車内も明瞭に記録できるため、ドライバーが長時間離れる深夜の車上荒らし対策としても高い効果を発揮する。
また、煩わしい感度設定も必要なく、同社独自のノウハウで最適な感度に自動で調整してくれる。昼夜問わずクリアな映像を保ち続けることが可能だ。
●スモークガラスにも対応
リアデュアルカメラは左右・車内用、後方用ともにスモークガラスの暗さを踏まえて映像感度をチューニング。リアスモークガラス越しでの後方車のナンバー識別はもちろん、サイドスモークガラス越しでの左右の車両・人の動きなど、夜間でも明瞭に記録することができる。
●HDR機能
3カメラともにHDRを搭載。トンネル出入り口をはじめとした明暗差の大きい場面や、夜間のヘッドライトで生じやすい黒つぶれや白とびを大幅に抑制してくれる。
●あおり被害を自動で記録
本製品は、高い記録性能に加え、あおり運転などの交通トラブルや、事故の発生を未然に回避するための機能も充実している。その機能の一つに、後方車の異常接近を自動で検知し、ドライバーに煽り車両の存在をいち早く知らせてくれる。さらに映像を専用のフォルダに自動で保存。記録ボタンの押し忘れやデータの上書きなどの記録ミスを抑え、確実に状況を保存してくれる。そのほか、ドライバーの危険を知らせてくれる安全運転サポート機能も複数搭載しているので、事故の未然回避へもつながる。
SD カードフォーマット不要
従来モデルでは、カードの上書きの繰り返しにより書き込みエラーが発生してしまうため、定期的なSDカードフォーマットが必要だったが、本製品では独自のファイルシステムにより、定期的なフォーマットが不要になっている。また、付属するSDカードは、繰り返しの上書きにも強い高耐久のMLC方式のカードを使用している。
カメラレンズの最大記録画角は、フロント・リア車内は対角で162°(水平138°、垂直78°)、リア後方は対角155°(水平128°、垂直63°)。記録媒体は、microSDカード(Class10以上)で、16~128GBに対応、32GBが付属する。
※価格は記事作成当時のものです。