ここでは「WORKDAY関数」の使い方をわかりやすく解説する。この関数は、土・日曜に加え、指定した祝日を除外して営業日を算出できるから便利です。なお、この関数で得られる値はシリアル値になるので、セルの書式設定を日付表示に変更しておきましょう。
次の営業日はいつ?
「○日後の営業日」を求めたい
「3営業日後」のような日付を求める際は、定休日や祝日を考慮する必要があります。この場合は、WORKDAY関数を使いましょう。土・日曜に加え、指定した祝日を除外して営業日を算出できます。なお、この関数で得られる値はシリアル値になるので、セルの書式設定を日付表示に変更しておきましょう。
WORKDAY | 開始日から、土日および指定された祝日を除き、 指定された稼働日数より前または後の日付を返す |
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=WORKDAY(開始日,日数,[祝日]) |
セルA2に入力した日付を開始日として、○営業日後(○はセルA5~A9に入力した値)の日付を求めてみよう。祝日はあらかじめセルD5に入力しておく。まず、セルB5に「=WORKDAY($A$2,A5,$D$5)」と入力する。あとから数式をコピーできるように、開始日と祝日のセルは絶対参照で指定した。
[Enter]キーを押すと、指定した日数後の日付が入力される。あとは、オートフィルでセルB9まで数式をコピーする。
このケースでは、土日祝の3連休が含まれていたが、きちんと除外されて正しい営業日が入力された。
※この記事は『エクセルが2週間で身につく(楽)上達講座』(マキノ出版)に掲載されています。