【ダイソー】酒気帯び運転防止! 『アルコールチェッカー』770円を実際に試してみた

レビュー

筆者は、かなりお酒が好きです。だからこそ、飲んだら、絶対に運転はしませんし、飲酒運転は許せません。そして、少量でも飲んだら、6時間は運転はしません。それでも自分自身のアルコール残量が気になることがあります。そこでダイソーでみつけた『アルコールチェッカー』を試してみました。

わずか770円で買えるのが◎

目安とはいえ数値で確認できる安心感

ダイソーの「アルコールチェッカー」はパッケージの裏側にも詳細な使用条件などが記載されているので、しっかりチェックしてから購入したい

本サイト特選街webでも、お酒の記事を書かせていただいているように筆者はかなりお酒が好きです。都内など大都市で働いているときは、普段クルマの運転はしませんし、そもそもクルマを所有していなかったので、飲んでも飲酒運転の危険性はありませんでした。

しかし、現在北海道千歳市に住む筆者は当たり前ですが、毎日のようにクルマを運転しますし、子どもの送り迎えはもちろん、家から300m程度のコンビニに行くにも軽自動車を使うのがデフォルトです。

おかげで休日といっても都内にいたときのように、昼間からお酒を飲むことはほとんどなくなりましたし、クルマでの移動が基本なので、外で飲むことも非常に減りました。だいたい自宅で飲んでいるわけです。

「アルコールチェッカー」本体と取扱説明書、さらにストラップが同梱されています。ストラップは思った以上に便利です

そんな筆者でも自宅でちょっと飲み過ぎると、翌日アルコールが分解されずに身体に残っているのでは? と不安になることがあります。お酒が好きな筆者は、酒好きだからこそ、絶対にアルコールが原因となる交通事故などを起こしたくないのです。

そんな筆者が、ほぼ定期といってもいい、ダイソーのパトロールを行っていたときにみつけたのが「アルコールチェッカー」税込770円です。それまで見落としていたのか? それとも入荷量が少ないのか? 詳細は不明ですが、筆者ははじめて店頭で見かけ、迷わず即買いしました。

予想以上にチープな作りは残念

アルカリ乾電池以外は使用できないので注意が必要

実際に手にとると、見た目以上にチープな作りになっていることに驚くでしょう。質感も作りもかなりコストをダウンしている印象です

ダイソーの「アルコールチェッカー」で測定される数値は簡易測定であり、業務用として使用したり、運転の可否を判断ししたりするものではないと明記されていますし、測定した数値が法的な規制値を下回った場合でも、アルコール類を節酒した場合は運転を行わないでくださいといった注意書きがあることはパッケージ裏面はもちろん、取扱説明書でもしっかりと確認してください。

簡易測定の目安的な数値しか測定できないにしても、ダイソーの「アルコールチェッカー」は税込770円です。飲み過ぎた翌朝やアルコールを摂取してから十分に時間をとったとしても、もしかしたらアルコールが残っているのでは? と不安に思った経験は多くの方にあるのではないでしょうか。それを数値で測定できる安心感はとても大きいわけです。

だからこそ、筆者はダイソーでみつけた「アルコールチェッカー」を即買いしました。ですが、パッケージを開けて、出てきた「アルコールチェッカー」本体は、ちょっと想像以上にチープな作りに驚かされました。

乾電池を入れる電池ケース部分の安っぽさについては、筆者はある意味清々しいほどの潔さを感じるほどです。力を入れすぎると壊れそうなレベル

趣味のガジェットがこのレベルのプラスチックでできていたら、絶対購入しないレベルの粗悪感のある本体のプラスチック素材。さらに、いまどきお菓子のおまけのプラモデルでも、こんなバリの残り方はしないと思うバリの残り方、本体を開けてアルカリ電池を入れる際の安定感のなさなど、とても令和、平成のクオリティとは思えません。

ただし、アルカリ単4形乾電池2本で動作するのですが、アルカリ乾電池自体は付属しませんが、ストラップが同梱されているのは好印象です。また注意点は、アルカリ乾電池以外の乾電池、マンガン乾電池やニッケル水素充電式乾電池などは使用できません

本体サイズ約3.6×1.8×9.5cmの「アルコールチェッカー」に筆者は、自分のガジェットとして愛情を感じる部分は一切みつけることができませんでした。愛情をもって所有するタイプのガジェットでもないのですが……。

操作はボタンの長押しのみと超簡単

予熱時間の15秒が意外と長く感じるのは筆者だけか?

測定を行う前に、必ず約15秒の「予熱」タイムが必要になります。筆者は、これがちょっと長く感じるのです

アルカリ乾電池を入れたダイソーの「アルコールチェッカー」を実際に使ってみたのですが、操作方法については、ほとんど解説のいらないレベルです。そもそも「アルコールチェッカー」には操作系が「電源ボタン」1つしかありません

この「電源ボタン」を約1秒ほど長押しするとビープ音が鳴り、液晶モニターに「予熱」「15」と表示されて、約15秒のカウントダウンがはじまります。この約15秒で測定準備動作が行われるので、カウントダウンが終了するのを待ちます。

「呼気」と表示されている約10秒の間に3〜5秒のセンサーに息を吹きかけると計測は終了です。その後、結果が表示されます

約15秒の「予熱」が終わると、液晶モニターに「呼気」と表示され、約10秒のカウントダウンが行われます。その間に約3〜5秒間、センサーに向かって息を吹きかけてください。カウントダウンが終了すると、液晶モニターに測定結果が表示されます。また、測定結果を表示した後、約10秒経過すると自動で電源がオフになる仕組みです。

飲酒後に測定すると確かにアルコールが検出される

飲み過ぎた翌日などに測定すると安心感がアップする

お酒を飲む前に計測すると当たり前ですが「結果」は0.00mg/Lでした。お酒の影響がないことを数値で確認できると安心します

当然、どのくらいアルコールを検出するのかをテストしました。とりあえず晩酌をはじめる前に測定すると、結果は0.00mg/Lです。ここでアルコールが検出されると、いろいろと問題があるでしょう。

そして350mlの缶ビールを1本(アルコール度5%)とアルコール度9%のストロング系缶酎ハイ350mlを1本を飲んで、20分後に測定した結果は0.25mg/L。酒気帯び運転の行政処分は呼気中のアルコール濃度が0.25mg/L以上で免許取り消し、欠格期間2年。呼気中のアルコール濃度が0.15mg/L以上0.25mg/L未満で免許停止90日間(※処分の詳細は警察庁のWEBサイトなどをご確認ください)ですので、当たり前ですが、完全にアウトです。

2時間後、そこそこの数値が出るだろうと、期待して測定した結果は0.00mg/L。筆者はアルコールの分解が早い体質なのかもしれません

しかし、2時間後に計測すると0.00mg/L。「アルコールチェッカー」が壊れているのでは? と不安になりました。ですが、仕方ないので、そこから、ひと眠りした6時間後に計測すると、当たり前ですが0.00mg/Lという結果が出ました。

不思議に思って、いろいろと調べてみると、筆者が摂取した350mlの缶ビール1本(アルコール度5%)とアルコール度9%のストロング系缶酎ハイ350mlを1本は、純アルコールを計算すると約40g程度となります。

500mlの缶ビール(アルコール度5%)に含まれている純アルコールが20gであれば、個人差は大きいのですが、2〜3時間後にはほとんどの人は呼気のアルコールが含まれない状態になるという実験結果もありました。

 

とはいえ、40gのアルコール摂取した筆者の計測結果が2時間後に0.00mg/Lは少し分解が早すぎる印象です。おそらく筆者がアルコールの分解が早い体質で「アルコールチェッカー」の計測結果が比較的低めに出るという傾向があるのではないでしょうか。

筆者は、基本的にお酒を飲んだり、アルコールを摂取したりしたら、最低でも6時間が経過しないとクルマを運転しない方針は変えるつもりはありません。そのうえで「アルコールチェッカー」を使って、呼気にもアルコールの影響が残っていないことを数値で確認していくつもりです。

思った以上にダイソーの「アルコールチェッカー」で計測すると、呼気中のアルコールは早く消えてしまうようです。計測した数値はあくまでも目安と考えて、しっかりと休養や睡眠をとった後に、数値でも問題のないことを確認して使うのがおすすめといえます。

公式サイト

 

スポンサーリンク
レビュー暮らし・生活・ペット健康
シェアする
齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。

齋藤千歳(フォトグラファーライター)をフォローする
特選街web

PR

【復興支援の絶品グルメ】生産者のさかな愛が生み出した絶品、三陸常磐の「海のうまいもの」がお取り寄せできる!【UMIUMART】
東日本大震災の被災地域における水産加工業等の復興を支援し、水産加工業等をサポートしている復興水産加工業販路回復促進センターが運営する「UMIUMA(うみうま)」は、三陸・常磐地域の生産者や加工会社を応援するブランドサイト。公式オンラインスト...

PRニュース

【スマホでラクラク確定申告】スマホ会計アプリ『FinFin』累計20万DL突破記念! 「税理士へのお悩み相談キャンペーン」も実施中【200名限定】
面倒くさいけれどやらざるを得ない、フリーランスや個人事業主、副業持ちの方には憂鬱な作業と言えば、「確定申告」です。でも賢い人は、無料~税込990円/月で使えるスマホ会計アプリ『FinFin(フィンフィン)』シリーズで、ずいぶんラクをしている...

PR