スマホには地図アプリがインストールされています。自宅ではもちろん、出先でも目的地周辺にある店を調べたり、経路を検索できたりするので便利です。iPhoneにはアップル独自の「マップ」アプリがインストールされています。Androidには、パソコンでの利用者も多い「Google マップ」のスマホ版がインストールされているので、この機会にぜひ操作を覚えておきましょう。
本記事はiOS15 iPhone 13 Pro、Andorid12 AQUOS sence6を例に解説しています。
お出かけのときには道案内もしてくれます
まずは現在地を表示させてみましょう
スマホには地図アプリがインストールされています。自宅ではもちろん、出先でも目的地周辺にある店を調べたり、経路を検索できたりするので便利です。
さらに、スマホの磁気センサー(電子コンパス)を使って、地図の向きを自分の向いている向きに自動で切り替えることもできます。また、目的地の周辺を写真で確認することも可能です。紙の地図を見るのが苦手な人でも、迷うことなく目的地までたどり着けるので安心です。
マップ
iPhoneにはアップル独自の「マップ」アプリがインストールされている。ホーム画面の「マップ」をタップして起動しよう。
iPhone
(1)地図を選択
表示する地図の種類を詳細マップ/ドライブ/交通機関/航空写真に変更可能。
(2)タップ
タップすると現在地が青い丸で表示される。再度タップすると、自分の向いている方向に合わせて地図が自動で回転する。
(3)現在地が表示された
(4)Look Around(ルックアラウンド)
実際の写真を表示できるので、初めて訪れる場所でも把握しやすい。
(5)検索ボックス
地名や住所、施設名などを入力して検索すると、目的地周辺の地図が見られる。
iPhoneでも「Google マップ」が使えます
iPhoneでもAndroidの「マップ」と同じ「Google マップ」をインストールして使えます。パソコンなどでGoogleマップを使っている場合、パソコンで調べた目的地までの経路を、外出時にiPhoneで確認したりできるので便利です。
Androidには、パソコンでの利用者も多い「Google マップ」のスマホ版がインストールされている。ホーム画面の「マップ」をタップして起動しよう。
マップ
Android
(1)検索ボックス
地名や住所、施設名などを入力して検索すると、目的地周辺の地図が見られる。
(2)カテゴリ
表示中の地図内のスポットや施設などをカテゴリで絞り込んで表示可能。
(3)タップすると、現在地が表示される
タップすると現在地が青い丸で表示される。再度タップすると、自分の向いている方向に合わせて地図が自動で回転する。
(4)経路検索
目的地までの経路検索が行える
行きたい場所の地図を見るには?
iPhone
検索ボックスをタップする。
調べたい場所を入力すると検索候補が表示されるので、該当のスポットを選択。
検索結果が表示される。スポットの詳細を見るには、画面下部を上方向にスワイプする。
詳細が表示される。施設の電話番号やウェブサイトなどの情報もわかる。終了するには「×」をタップ。
Android
「ここで検索」と書かれた検索ボックスをタップする。
調べたい場所を入力すると検索候補が表示されるので、該当のスポットを選択。
検索結果が表示される。スポットの詳細を見るには、画面下部を上方向にスワイプする。検索を終了するには「←」をタップする。
行きたい場所を登録しておくと便利
よく訪れる場所はあらかじめ登録しておけば、何度も検索し直す手間が省けて便利。iPhoneは詳細画面で「よく使う項目に追加」をタップすると、「よく使う項目」に表示されます。Androidは「保存」→「お気に入り」→「完了」をタップすると、「保存済み」の「お気に入り」から確認できます。
目的地までの経路を調べるには?
iPhone
検索ボックスをタップして、目的地を入力する。
目的地の地図が表示される。経路を見るには移動手段をタップ。
出発や到着の時刻などの条件を設定すると、目的地までの経路を示す地図と、経路の候補が表示される。利用したい経路をタップしよう。
出発や到着の時刻などの条件を設定すると、目的地までの経路を示す地図と、経路の候補が表示される。利用したい経路をタップしよう。
Android
検索ボックスをタップし、目的地を入力。検索候補一覧から目的地を選択する。
目的地の地図が表示される。経路をタップし、利用したい移動手段を選択する。
ここでは電車での経路を選択した。詳細を確認したい経路をタップする。
経路が示された地図と経路の詳細が表示される。徒歩などの移動経路を見るには、見たい移動箇所をタップする。終了するには「←」をタップ。
マップをもっと便利に使いこなしましょう
目的地付近の飲食店も探せる!
iPhone
検索ボックスに任意の地名に続き、空白をはさみ「ランチ」と入力すると、そのエリア周辺のランチが食べられる飲食店が表示される。飲食店の詳細を見るには画面下部の一覧をタップ。
Android
検索ボックスに任意の地名に続き、空白をはさみ「カフェ」と入力すると、周辺で現在営業中のカフェの一覧が表示された。ここから経路を検索することも可能。
自宅の住所を登録しておくと便利!
iPhone
マップを起動し、「よく使う項目」の「+追加」をタップ。自宅の住所を入力し、ラベルの種類を「自宅」にすると、プロフィール画面が表示されるので、「アップデート」をタップ。最後に「完了」をタップする。
Android
画面下部の「保存済み」→「ラベル付き」→「自宅」の順にタップし、住所を入力する。登録したい住所を候補一覧からタップすると、設定が完了する。
行きたい場所の360度写真を見られる!
iPhone
地図を表示し、地図の左下にある双眼鏡のアイコンをタップすると、「Look Around」モードになり、画面上部に周辺の360度写真が表示される。地図を動かすと写真も切り替わる。終了するには「完了」をタップ。
Android
写真を見たい場所の地図を開き、地図の左下の画像をタップすると、「ストリートビュー」モードになり、周辺の360度写真が表示される。「<」や「>」をタップすると場所が移動する。終了するには「←」をタップする。
知らない土地に行くときも安心!
■イラスト/秋葉あきこ
※この記事は『今さら聞けない&はじめてのスマホ安心ガイド』(マキノ出版)に掲載されています。