万年筆が壊れてしまった場合は、購入したお店に持ち込んでメーカーへの修理依頼が基本。ただし、プレゼントされた万年筆だったり、購入後に転居して販売店が遠くなったなどの場合には、近くにある別の販売店に持ち込むことも可能です。
万年筆が壊れてしまったらどうする?
購入したお店に持ち込んでメーカーへの修理依頼が基本
修理は、購入した販売店に持ち込んで、メーカーへの修理依頼を取り次いでもらうというのが基本です。
しかし、プレゼントされた万年筆だったり、購入後に転居して販売店が遠くなったなどの場合には、近くにある別の販売店に持ち込むことも可能です。また、国内メーカーや、海外メーカーでも正規代理店が国内にある場合は、直接修理の依頼を出せることもあります。
ただし、古いものなどは対応していないことがあるので、「お客様相談窓口」や「カスタマーサービス」といったところに、メールや問い合わせフォーム、電話などで質問してみましょう。そのほか、個人の職人さんや修理業者に依頼したり、イベントのペンクリニックなどで相談してみたりといった方法もあります。
「マエストリート」は、無店舗型の万年筆宅配専門修理業者で、問い合わせや見積もりなどにも対応しているので安心感が高い。参考価格や事例の提示もうれしい配慮。
長年、セーラー万年筆でペンドクターとして活躍していた川口明弘さんは、郵送での修理や調整を受け付けている。
※価格は記事作成当時のものです。
◆監修者:高畑正幸
※この記事は『「手書き」をとことん楽しむ万年筆・ガラスペン入門 』(マキノ出版)に掲載されています。