PICOは、VRヘッドセットの新モデルとして「PICO 4」を発売した。本機は、プロセッサーに、Qualcomm社製のSnapdragon XR2チップセットをを搭載しており、超軽量の筐体に、パンケーキレンズ、4K+解像度ディスプレイの採用により、没入感のあるVR体験を実現したモデルとなっている。
PICO
PICO 4
●価格:128GBモデル=4万9000円、256GB=5万9400円
PICOは、VRヘッドセットの新モデルとして「PICO 4」を発売した。本機は、プロセッサーに、Qualcomm社製のSnapdragon XR2チップセットをを搭載しており、超軽量の筐体に、パンケーキレンズ、4K+解像度ディスプレイの採用により、没入感のあるVR体験を実現したモデルとなっている。
本機は、最大3時間のゲームプレイが可能な、5300mAhの大容量バッテリーと、急速充電機能を搭載しており、テュフ・ラインランド社の低ブルーライト認証の取得とカウンターウェイト設計により、長時間のプレイでも快適にプレイすることが可能だ。同梱のメガネスペーサーを使えば、メガネを着けたまま利用することもできる。
本機には、ヘッドマウントディスプレイの薄いフレームの周囲に4つのSLAMカメラを配置することで、スタイリッシュな外観を維持しながら、高精度のマッピングを可能にしている。そして、カバーの下には、鮮やかな色を再現する16MPのRGBカメラが内蔵。2つの2.56インチFast-LCDスクリーンの搭載と90Hzのリフレッシュレートにより、片方(目)当たり2K以上の解像度を有し、最大で1200PPIによって、より鮮やかで没入感のある色彩を実現している。
コントローラーは、6DoFに対応しており、VR環境内でより広い範囲の動きを楽しむことができるほか、HyperSenseブロードバンドモーターによって、よりリアルな感覚が得られるようになっている。また、別売のモーショントラッカーを使えば3DoFの空間ポジショニングか可能で、両足に装着することで、足の動きを追跡し、VRの世界でより柔軟に動けるようになる。
コントローラー
本機では、PICO Storeを通じて、ゲーム、フィットネス、ビデオなどさまざまなカテゴリーの多種多様なコンテンツを楽しむことができる。また今後は、SteamVRを通じて、多くのタイトルを配信を予定している。
ゲームでは、「Peaky Blinders: The King’s Ransom」、「Ultimechs」、「The Walking Dead: Saint & Sinners – Chapter 2: Retribution」などの人気ゲームを提供。さらに、バーチャル・エンターテインメントの世界的リーダーであるWave社と提携することで、バーチャルな世界で没入感のある最先端のライブ音楽体験の提供を今後予定している。
フィットネスでは、「PICO Fitness Program」を導入することで、過去のVRゲームやVRモーションの調整によるエネルギーの消費量を確認することもでき、利用者の目標に応じたエクササイズプランを知らせてくれる。
今後、日本発のVR魔法アクションRPG「RUINSMAGUS 〜ルインズメイガス〜」がPICOストアにリリース予定。さらに、VRアクションアドベンチャーゲーム「オノゴロ物語 ~The Tale of Onogoro ~」もリリースを予定している。
また、日本オリジナルの施策として、UUUM制作によるインフルエンサーVRチャンネルも予定されている(リリース時期は未定)。
本体サイズは、(約)幅163mm、奥行き255~310mm、高さは80mm、重さは、295g。ストレージ容量は、128GBと256GB。ディスプレイ解像度は、4320×2160(片目あたり2160×2160)。ワイヤレス接続は、Wi-Fi、Bluetooth に対応する。
◆PICO:「PICO 4」 の公式サイト
※価格は記事作成当時のものです。