人生はまだまだこれから。楽しく老後を送るのも、終活の一環であることを忘れてはいけません。大きなポイントは、「お金(年金・節税)」「住まい」「健康」の3つ。このうちどれか1つでも欠けると、老後は途端に苦しいものとなります。まずは、老後に「入るお金」と「出るお金」をまとめておきましょう。

本稿は『老後とお金の不安が軽くなる 終活の便利帖』(マキノ出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

人生まだまだこれから。だからこそお金や健康の準備はしっかりと

「終活」は、その名のとおり、「終わり」に向けた活動です。しかし、人生はまだまだこれから。楽しく老後を送るのも、終活の一環であることを忘れてはいけません。

楽しい老後を送るにあたって重要となる大きなポイントは、「お金(年金・節税)」「住まい」「健康」の3つ。このうちどれか1つでも欠けると、老後は途端に苦しいものとなります。

例えば、仕事を辞めた後の収入は「年金」に頼る人が多いですが、ここで支出が収入を上回ってしまうと、貯金を切り崩すことになってしまいます。まずは、老後に「入るお金」と「出るお金」をまとめておきましょう。

また、出るお金に関しては、「医療費控除で所得税を安くする」「高額療養費制度で医療費を安くする」といった方法で、節税・節約することが大事です。特に年金以外の収入がないという人は、余計な支出を抑えることを意識してください。

画像: 人生まだまだこれから。だからこそお金や健康の準備はしっかりと

お金の問題は、「住まい」にも関わります。環境が悪い場所で暮らせば、当然楽しい老後は送れません。老人ホームで老後を過ごすなら、メリットとデメリットを把握し、最適なものを選びましょう。

また持ち家で暮らすのであれば、「バリアフリーのリフォームには補助金が出る」という支援があるので、いざというときは活用するといいでしょう。さらに、住宅を担保に銀行から融資を受けるといった「お金」の問題を解決する制度もあります。

健康」の重要性はいわずもがな。心身ともに健康でなければ、終活すらもままならないでしょう。食事や運動に問題点があれば、それを見直し、改善するように動いてください。趣味やイベントを楽しんだり、人と関わる場を持つのは、身体だけでなく心の健康を保つためにも大切です。

以上のポイントを念頭に置き、終活をしつつ楽しい老後を送りましょう。繰り返しになりますが、人生はまだまだこれからなのです。

年金のポイント

画像: 年金のポイント

まず、老後に「入るお金」と「出るお金」をまとめておき、併せて自分がどれぐらい年金をもらえるか「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」で確認しましょう。情報に誤りがあれば、日本年金機構に連絡しましょう。

また年金は、受け取るタイミングも重要です。繰り下げて受給すれば受取額がアップするので、何歳で受け取れば一番得なのか、損益分岐点を見極めましょう。

「ねんきんネット」などでもらえる額を確認
年金の記録に誤りがないかチェック
繰り下げ受給も検討してみる

節税のポイント

画像: 節税のポイント

投資や不動産といった他の収入源がなく、老後の収入の多くを「年金」に頼る場合、支出をできるだけ抑えることが重要。特に、老後は医療費がかさみます。そこで、医療費控除高額療養費制度など、高齢者を支援する制度を活用しましょう。

また、退職金の受け取り方で課せられる税金が大きく変わります。退職を控えているという人は、こちらも併せて確認しておいてください。

医療費控除で所得税を安くする
高額療養費制度で医療費を安くする
退職金の受け取り方で税金が大きく変わる

住まいのポイント

画像: 住まいのポイント

老後は、老人ホームと持ち家のどちらで暮らすのか、それぞれメリットとデメリットを確認しましょう。老人ホームの場合、予算も重要ですが、設備やサービスの内容もきちんと確認してください。

持ち家の場合、家全体をバリアフリーにするなどリフォームを行うと、補助金が出ることを覚えておきましょう。また、「お金」の話につながりますが、住宅を担保に融資を受けられるといった制度もあります。

老人ホームを選ぶ際のポイントを押さえておく
持ち家のリフォームには補助金が出る
住宅を担保に銀行から融資を受ける

健康のポイント

画像: 健康のポイント

お金を持っていて、住まいの環境がよくても、身体と心の健康が悪ければ「楽しい老後」は送れません。まずは自分の日々の生活を見直し、食事や運動の問題点を洗い出しましょう。

また、健康には趣味を持つことが有効です。特に、さまざまな人と関わる場を持てば、おのずと楽しい老後を送ることができるでしょう。そして、日々の思いをエンディングノートに記し、心の整理をつけてください。

食事や運動の問題点を見直す
趣味を持ったり人と関わる場を持つ
エンディングノートを書いて心の整理もする

●本記事で紹介している情報は、2022年7月15日現在のものです。これ以降の法・制度改正等には対応しておりませんので、あらかじめご了承下さい。
●本記事で紹介している情報をもとに行動したうえで発生したトラブル・損害につきましては、一切の補償をいたしかねます。自己責任の範囲内で検討・実践してください。

■監修/小泉 寿洋(終活カウンセラー1級・ファイナンシャルプランナー(AFP))
■イラスト/宮坂希
※この記事は『老後とお金の不安が軽くなる 終活の便利帖』(マキノ出版)に掲載されています。



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