優秀なデザインに送られるグッドデザイン賞が、今年も決定しました。厳正な審査を経て選ばれた「Gマーク」製品は、どれも魅力的で優秀なものばかり。2022年のグッドデザイン賞に輝いた家電製品の中から、気になるアイテムをピックアップして紹介します。

デザインのプロが選定する
「グッドデザイン賞」とは

グッドデザイン賞とは、デザインの優劣を競うものではなく、デザインによって、私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動を意味します。1957年の創立以来、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みとなっています。
グッドデザイン賞を受賞したことを示すシンボルマーク「Gマーク」は、日本国内で広く認知されています。皆さんも目にしたことがあるのではないでしょうか。今年度のテーマ「交意と交響」の下、社会の課題や人々の切実な想いに寄り添う意思を持ち、人々に「あってよかった」との共感を呼び起こすデザインを数多く見出すことができたと感じています。

画像1: www.g-mark.org
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2022年は、国内外のデザイナーや建築家、専門家など、各分野の一線で活躍している約90名の審査委員による厳正な一次・二次審査を経て、1,560件の「グッドデザイン賞」受賞が決定しました。デザインだけでなく、快適な機能や目新しい工夫、環境への配慮なども審査の対象となり、見た目も中身も魅力的な製品がいっぱいです。その中から、注目の家電を紹介しましょう。

冷蔵庫

ツインバード/中身が見える冷蔵庫

画像2: www.g-mark.org
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冷蔵庫を使う中で、探してる食材が見つからなかったり、手が届かないところがあったり、気付けば奥で傷んでいたりという経験はありませんか? そんな困りごとを「そもそものサイズ感と併せて庫内に意識が向きづらいことが原因では」と考え、作られたのがこちらの冷蔵庫。審査でも「冷蔵庫の既存の容量やサイズ設定ありきではなく、生活の中での使い易さとは何なのかを再考している」と、チャレンジングな姿勢が評価されています。

画像3: www.g-mark.org
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本品は、容量350Lクラス冷蔵庫の平均より高さを11cm低くして、小柄な人でも無理なく使えるサイズ感を実現しています。扉には、センサーに触れるとハーフミラーが透けて、ドアを閉めたまま外から庫内を確認できるユニークな仕掛けも。不必要な開閉を解消しながら献立の検討や買い物前のチェックがじっくりできて、省エネ・フードロス削減に役立ちます。冷気逃れを気にせず食材管理ができるから、急かされるように中身をチェックしなくていいのが嬉しいですね。

IHホットプレート

エレコム/ホットディッシュ

画像4: www.g-mark.org
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「食事中だけでなく、調理・片付けも一連の“食”の時間として心地よく過ごしてほしい」。ホットディッシュは、そんなテーマで作られた新タイプのIHホットプレートです。お皿型のプレートはヒーター部から取り外しができて、調理後はそのまま食器として使用OK。お皿が温かいままなので、料理が最後まで食べごろ温度で味わえます。

画像5: www.g-mark.org
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プレートは少し深さがあり、焼く・炒めるに加えて、茹でる・煮るの調理にも対応が可能。表面にはセラミックコーティングがされていて熱伝導がよく、遠赤外線効果で食材のうまみを引き出します。

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調理から食べるまでお皿一枚で完結するので、後片付けも簡単。これらの使い勝手に加え、審査の際は「プレートとIH機器の一体感ある美しいフォルムが、食卓を華やかに演出する」と、所有する楽しみにも目が向けられました。

コードレス スティッククリーナー

日立/PV-BH900SK

画像7: www.g-mark.org
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 こちらのコードレスクリーナーは、外装部分に再生プラスチックを40%以上使っているのが大きな特徴。社会の課題に対する取り組みや将来に向けた提案性などの観点から、特に秀でた20件に贈られる「グッドデザイン金賞」に選ばれている製品です。

画像8: www.g-mark.org
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そもそも再生プラスチックは、材料中の異物が外観に現れやすいことから、外から見えない内部の部品に使用されることが多かったとか。本製品は、異物の目立たないダークトーンを基調とした色調を採用したほか、樹脂の種類や表面処理を使い分けることで高い質感に仕上げています。さらに、塗装や印刷などの加工を極力排除することで、リサイクルに出した後の再生のしやすさにもこだわりました。

画像9: www.g-mark.org
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審査では「この製品は生活家電の“美しさ”に多様性があることを気づかせてくれる。再生素材と共存しなければいけなくなった現在で、これからの生活家電のあり方を提示している製品」と評され、所有する人の意識が現れる次世代クリーナーとして注目されました。

ヘアドライヤー

カドー/スティックドライヤー バトン

画像10: www.g-mark.org
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「これって本当にドライヤー?」。そう思ってしまうほど新鮮な形をした「バトン」。ノーズ部分を無くしたスマートなフォルムが、いかにも使いやすそうな一台です。審査でも「これだけ成熟したジャンルの製品にもまだ可能性が潜んでいることを感じさせた。大胆さと細心さから生まれた、ドライヤーの既成概念を覆す新たな挑戦」と、高く評価されました。

画像: カドー/スティックドライヤー バトン

ノーズ部分がない分、近くからでも風が当てやすい設計で、後頭部のヘアドライも簡単に行えます。重量は一般のドライヤーの半分程度(298g)と軽く、取り回しやコントロールがラクラク。持ち運びにも適していて、スティック状の本体は鞄の中にスッキリ収まります。

画像: cado.com
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電力800Wの省エネ設計ながら、業界トップクラスの約2.0㎥/毎分のパワフルな風量を確保。他にも、カールブラシがマグネットで簡単に装着できたり、コード部分が360度回転する構造でコードが捻れないなど、新しくて実用的な機能がいっぱい。毎日のヘアドライに負担を感じている人は注目の製品です。

電話機

シャープ/デジタルコードレス電話機

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知覚心理学によると、受話器を通して耳元で会話すると親密な関係が生まれ、感情が揺さぶられくやすくなって詐欺に騙されるリスクが高くなるのだとか。一方、スピーカーを通した声には客観性が生まれ、冷静に応対できる事例が多いといいます。こちらのコードレスホンは、スピーカーホン通話専用の「てもたん」を採用しており、オープンな状態で通話することで、電話特殊詐欺の防犯対策に効果が期待できます。「高齢者にとって重要なインフラである固定電話を安心、安全に使えるようにしようとする姿勢を審査委員一同、高く評価した」とは、審査員のコメント。もちろん、知らない相手からの着信にはメッセージ対応するなど、従来の防犯電話機能も搭載しています。

画像1: jp.sharp
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「てもたん」のデザインは、 スピーカーホンに馴染みがない高齢者でも抵抗なく通話ができるよう、相手の顔がイメージできる丸型に。「てもたん」をみんなで囲み、スピーカーホン機能を使って遠くの家族や知人とワイワイ通話するなんて使い方もできます。また「もしもし てもたん、電話にでる」「もしもし てもたん、電話をきる」といった声がけで発信や通話終了ができる音声操作機能も搭載。家事や仕事の手を止めずに「ながら電話」ができるなど、防犯以外の機能も充実しています。

家庭用冷凍ゴミ箱

中西金属工業/CLEAN BOX®(Model 2022)

画像12: www.g-mark.org
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美しいシルバーボディの「クリーンボックス」は、内部を-11℃まで冷やすことができる画期的なゴミ箱です。ゴミを凍らせることで雑菌の繁殖や腐敗の進行が抑えられるため、イヤな匂いをシャットアウト。内容物の腐敗や小バエなどの発生も防げて、クリーンな環境が保てます。
本製品は2019年に発売された初代モデルをベースに、内容をブラッシュアップした製品。庫内容量の大型化や運転音の静音化のほか、蓋を外して洗えるようにしたり、本体をスリム化して設置しやすくするなど、より使いやすく進化しています。「継続的に製品に向き合う企業の誠実な姿勢にも高い評価が集まった。家庭内の衛生ゴミを巡る幅広い課題の解決に向けた可能性をも示唆する製品として注目したい」と、審査でも関心を集めました。

画像: cleanbox.jp
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庫内の温度が一定まで下がるとコンプレッサーが停止して保冷モードになるため、電気代は1日9.2円程度と省エネです。ある調査によると、5人に1人の人が生ごみを冷凍庫で保管したことがあるのだとか。クリーンボックスは生ごみだけでなく、赤ちゃんや介護用の紙おむつ、ペットシーツなども衛生的に捨てられるのが利点。匂いに関するさまざまなストレスが解消できて、気持ちもすっきりします。

まとめ

エコやフードロスなど地球に優しく、使う人にも寄り添うような家電が数多くエントリーされた2022年のGマーク家電。成熟したと思われている家電も、まだまだ進化しています。自分に合ったテーマや機能、デザインのものを選んで、快適な暮らしづくりに役立てましょう。



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