スタイリッシュ調理家電として人気のレコルトシリーズ。デザインだけでなく機能的にも優れていて、注目度がアップしています。中でもホットプレートは、使いやすいと評価の高い逸品。どんな魅力があるのか、2ヶ月間にわたって使用したレポートをお届けします。
イベントや日常使いに重宝するホットプレート
一台あるとなにかと便利なホットプレート。焼肉やお好み焼きでイベント的に使うイメージですが、最近はコンロのように卓上で料理を作るなど日常使いする人も増えてきました。
いろいろな商品がありますが、最近あちこちで「使いやすい」と評判を耳にするのが、レコルトのホットプレートです。ホットプレートの検証企画や家電店員さんからよく名前が上がり、とても気になる存在。どんな魅力があるのか、2ヶ月間生活の中で使用してみました。
レコルトってどんな製品?
レコルトとは、デザイン会社のウィナーズが展開するオリジナル調理家電ブランドです。色合いやデザインがスタイリッシュで、家電というよりおしゃれなキッチンアイテムという感じ。手頃な価格ながらしっかりと実力を備えつつ、痒いところに手が届くアイディアが盛り込まれていて、ストレスなく使えるのも人気の秘密と言えるでしょう。
では、レコルトのホットプレートはどんな特徴があるのでしょうか。
通常のホットプレートは、ヒーターの上に鉄板を乗せて温めるスタイルですが、レコルトのホットプレートは、ヒーターとプレートが合体しているのが大きなポイントです。ヒーターの熱が鉄板にダイレクトに伝わるので、従来のホットプレートに比べて予熱時間が短く、高火力でスピーディに調理ができます。プレートを効率よく温めるため、省エネにも貢献。温度調節は、保温・弱火(120~160℃)・中火(160~200℃)・強火(200~250℃)の4段階です。
試しに300mlの水を強火で沸かしたところ、3分弱で沸騰状態になりました。家にあったIH式のホットプレートでも同じ条件で試したら、3分台後半で沸騰状態に。IHはヒーターより高火力と言われているので、これはかなり期待できそうです。
次に輪切りにしたソーセージを焼いてみたのですが、加熱してから1分も経たないうちに、ソーセージがパチパチっと爆ぜ始めました。ちなみに、弱火でこのパワーです。ホットプレートはもっと穏やかな加熱イメージだったのですが、レコルトはかなりグイグイくる印象で、すでに頼もしいです。
この火力ならと、話題の「暗殺者のパスタ」を作ってみることにしました。
麺と具材に焦げ目をつけ、そのコクを楽しむのがこのスパゲティの醍醐味です。プライパンだと、スパゲティの乾麺がはみ出して焼き目をつけづらいのですが、ホットプレートのサイズ感なら余裕です。火力が強いので難なく焦げ目がつき、ソースも順調に煮詰まっていきました。
完成品は通常のトマトソースのパスタよりコクや深みがあり、家族にもすこぶる好評でした。以前から気になっていたレシピでしたが、このホットプレートの火力がなかったら、チャレンジしていなかったと思います。
ちなみに、プレートにヒーターを内蔵しているタイプは他製品にもありますが、プレートが剥き出しになっているものが多いです。レコルトの製品はガート付きで、鉄板に手が触れる危険が低くて安心。お子さんがいても、テーブル上で気兼ねなく使用できます。
レコルトを使ってみてわかったのは、火力が強いとやる気が湧いてくるということです。熱のリカバリーが早いと、後から食材を追加してもテンポ良く調理が進むからストレスがありません。高火力でサクサク進行するので、ちょっと失敗した時も「今度もう1回トライしてみよう」という気になり、再チャレンジしやすいという効果もありました。
高火力に後押しされ、ギョーザやチーズダッカルビ、鮭のちゃんちゃん焼き、普通の肉野菜炒めからおせちに入れる伊達巻まで、使用中はいろんな調理に挑戦。食事のバリエーションがぐんと広がり、食卓がかなり活気づきました。
オムライスをドーンと出したときは「ブッフェみたい!」と子供たちにウケたのですが、卵を1枚ずつ焼く手間が省けて、こちらも大助かり。使用目安は2〜3人用となっていますが、4人家族で使ってもまったく問題なかったです。
また、トースターでリベイクしたパンを乗せたり、温め直したお惣菜を乗せたりと、料理の保温器としても重宝しました。特にパンは、温かさをキープすることで、いい香りやフワフワと柔らかい食感が楽しめます。
気づけば生活に馴染み、週1〜3回のハイペースで使っていたレコルトですが、その理由のひとつは、持ち運びが抜群にしやすかったからです。手に馴染む丸いデザインと、ヒョイッと持てるサイズ感。本体、蓋、プレートを合わせた重さは約2.4kgと軽量で、これまでのように両手でヨイショと持ち上げる製品とは、一線を隠す扱いやすさでした。慣れれば、片手で持ってテーブルにポンと乗せられ、とても軽快に使えます。
フラットプレートのほか、製品にはたこ焼きプレートがついてきます。こちらもヒーターとプレートが一体化したタイプ。自慢の高火力で、外はカリッと、中はトロトロになった直径4.5cmの大玉たこ焼きを上手に作ることができました。プレートにはソースを入れるディップポケットがついていて、オリジナルソース作りも楽しめます。
また、ホットケーキミックスでおやつ作りにもトライしました。膨らみすぎて巨大化したり、チョコレートソースを作るタイミングを間違えて焦がしまくったりとハプニング続きでしたが、子供たちはは大喜びで「わー、デカすぎ!」、「チョコがジャリジャリだー!」と大いに盛り上がりました。多少の失敗があったほうが、自分達で作ったという実感が得られるようです。
ちなみに、フラットとたこ焼きどちらのプレートも、お皿のように洗剤で丸洗いができます。電源部分もしっかり洗えるので、油の多いメニューを作った日もすみずみまでお手入れOK。コンパクトで軽いボディは、キッチンシンクで洗いやすく、水切りカゴにも入れやすい大きさです。こういう部分にも配慮が行き届いているあたりに、信頼感が持てました。
まとめ
火力が高くて調理がしやすく、軽量コンパクトでとにかく扱いやすかったレコルト。かわいい働き者といった印象で、人気になっているのも超納得できました。なお、グリルプレートや深鍋、スチーマーといったオプションを揃えれば、さらに調理のバリエーションが展開できます。本製品も含め、気になる人はチェックしてみてくださいね。
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