【要点解説】JTの加熱式タバコ『プルームエックス アドバンスド』〜国産王道コンサバデバイス!【レビュー】

レビュー

【2024年5月24日更新】燃焼させずにニオイを低減した、近年スタンダードになりつつある加熱式タバコ。現在国内展開しているのは3社。その主翼機種はPMJの「アイコス イルマ i(アイ)」、BATJの「グローハイパープロ」、そして今回レビューするJT(日本たばこ産業)による『プルームエックス アドバンスド』である。その要点をヘビースモーカーの筆者がまとめてみた。

加熱式たばこの利点〜火を使わないから引火しない、寝タバコでも安全。副流煙やニオイも少なめ!

加熱式たばこは、一般の紙巻きタバコのようにタバコ葉を燃やさない。高温で加熱することでニコチンを揮発させて吸入するタバコデバイスだ。そのメリットには、ニオイをまき散らしにくい、壁にヤニがつかない、服にニオイが付きにくい、タール値が9割方削減できるなどがある。

手のひらに収まりやすい『プルームエックス アドバンスド』。写真は限定カラーの「ブロンズグレイズ」。デバイスの限定カラーがちょくちょく出るのも楽しい

一方でデメリットには、紙巻きタバコとは味が違う、吸い応えが弱い、充電が面倒くさい、故障すると吸えないなどがある。

ただ紙巻きタバコと加熱式タバコを比べたとき、「火を使わない安全性」はとても重要だ。消防庁「令和3年版消防白書」によれば、未だに火災の原因のトップをマークしているのがタバコ(2位たき火、3位コンロ)である。自身、家族、周囲近隣の安全を守ることにつながるのだ。

『プルームエックス アドバンスド』とは?

ブームに火をつけたフィリップ モリス ジャパン(PMJ)の「アイコス(イルマ i)」、手軽な価格帯のブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BAT)の「グロー(ハイパープロ)」に対して、同じくコンサバ庶民派路線を行っているのがJT『プルームエックス アドバンスド(Ploom X ADVANCED)』(約44mm×89mm×24mm/95g・税込1,980円・発売中)だ。

ボタンはないが、本体中央部を親指で長押しするとLEDが点灯して、起動する。喫煙中もデバイスが熱くなりにくい印象だ

デバイス価格はPMJ「アイコス イルマ i」が税込3,980〜9,980円で、BAT「グローハイパープロ」が税込3,980円に対して、『プルームエックス アドバンスド』は税込1,980円と低価格路線なのも特徴。

 

専用スティックの最低価格は「アイコス・イルマ」用「センティア」が税込530円で、「グロー・ハイパー」専用スティック「ラッキーストライク」が税込430円なのに対して、『プルーム・エックス』専用たばこスティックは「メビウス」「キャメル」ともに税込500円と中間だが、ワンコインの範疇で紙巻き定番ブランド「メビウス」が吸えるのは大きい。

 

喫味は「アイコス・イルマ」用が平均して一番キツめ。「グロー・ハイパー」はカプセルタイプの激辛メンソールなど攻撃性の高さがポイントだが、『プルーム・エックス』専用たばこスティックは良い意味で、激しすぎない喫味が特徴だ。

 

中でも紙巻きタバコで日本のホワイトカラーの定番として人気を集めてきた「マイルドセブン」を源流に持つ「メビウス」の味わいは、紙巻きタバコとはニュアンスが違うが、タバコ葉の旨味(旨味の強いタバコ葉の「ラミナ」を使用)に焦点を当てた、王道の味仕立てになっている。

 

『プルームエックス アドバンスド』はどんなタバコデバイスなのか

『プルームエックス アドバンスド』の使い方は、タバコ葉を仕込んだ専用タバコスティックを、本体に差し込み、本体中央を長押しすることで加熱をスタートさせ、バイブで震えたら、おもむろに吸い込む。ひと吸い目は熱い蒸気が出てくるので、舌をやけどしないように注意が必要だ。

 

喫煙時間は約5分だが、吸い込み回数が無制限なのが特徴で、チェーンスモーカーに向いている。「アイコス イルマ i」は約6分(もしくは14回)で、「グローハイパープロ」が約4分30秒(ブースト時3分)と考えると、真ん中の位置づけだ。

『プルームエックス アドバンスド』の構造は、約320℃に到達する最高加熱温度をコントロールしながら、空気の流れを制御する加熱技術「パワーヒートフロー」を搭載。確かな旨味と吸い応えを出す工夫がされている。

 

『プルームエックス アドバンスド』の吸い応えを高める方法 〜加熱式タバコの吸い方のコツ

紙巻きタバコから加熱式タバコへスイッチしたとき、感じる違和感はその白くモクモクしたものが、煙から上記に変わっていることである。その蒸気の白さは食品添加物としても使われるグリセリン類だ。

 

基本的に紙巻きタバコ同様に吸えば味わえるようになっているが、おいしく味わうにはちょっとしたコツがある。紙巻きの時よりは、蒸気の加熱が間に合うようにゆっくりめに吸い、しっかり蒸気を舌の上にため込んでから、一気に肺に入れる。

 

紙巻きタバコで言うところの、タール値の高い銘柄の吸い方「クールスモーキング」方式が、加熱式タバコの味わいをグンと高めるのだ。

取り外し(交換)可能なカバーは、はずすと起動できなくなる。チャイルドロック的な使用が可能だ

吸うなら、これ! 〜特選たばこスティック

王道なタバコ味を楽しむなら、ワンコインで入手できる「メビウス」がおすすめだ。かつて廉価版という立ち位置だった「キャメル」という選択肢もあるが、タバコ製品としての質・内容では「メビウス」が一歩先を行っている。

 

以下、写真左から順に吸ってみたい。

レギュラー系(20本入・税込500円・発売中)

『メビウス・ディープ・レギュラー』

芳醇でコクのある深い味わいだが、ロースト感が強く、好き嫌いが分かれる「メビウス・ディープ・レギュラー」。タバコに濃厚な旨味とほんのりした甘さを求める人に。連続で吸うとちょっとクセが気になる。

 

『メビウス・アロマティック・レギュラー』

「メビウス・ディープ・レギュラー」のクセを取り除き、甘みと酸味のバランスで香ばしく仕上げた「メビウス・アロマティック・レギュラー」。とてもおいしいし、連続で吸っても嫌みにならないアロマ感。吐き出すときの蒸気に辛味があって、紙巻き感も感じる。

 

『メビウス・スムース・レギュラー』

最初に選ぶなら「メビウス・スムース・レギュラー」が最適。クセが少なく、シンプルなタバコ葉のおいしさを素直に味わえる。喫味は強すぎず、弱すぎず。日常的な相棒としてのポイントが高い。

 

メンソール系(20本入・税込500円・発売中)

『メビウス・ブラック・コールド・メンソール』

加熱式タバコの場合、気になる特有のニオイ(ポップコーン臭とも言われる)を抑えるため、メンソール強度は高めになる傾向がある。メビウスの中で頂点、最高強度のスースー感を味わえるのが、いわゆる「ブラメン」系として人気の「メビウス・ブラック・コールド・メンソール」。

 

ただ冷感を極めた天然メンソール100%の清涼感は、辛みはあってもハーブ感はなく、誰もが吸いやすいタイプ。吐き出す蒸気のキリッとした苦みがおしゃれ。

 

『メビウス・コールド・メンソール』

突き抜ける強冷メンソール「メビウス・シャープ・コールド・メンソール」。スースー感をメインに感じたいなら、これ。天然メンソールを100%使用しているだけあって、冷感も自然。ケミカルさを感じさせないのがいい。

 

『メビウス・コールド・メンソール』

加熱式タバコ入門編としても適した、ちょうどいい冷感メンソール感とタバコ葉の旨味をバランスした「メビウス・コールド・メンソール」。素直においしいと感じやすいと思う。

 

『メビウス・ミックス・ミント・メンソール』

名前だけでは想像が付かないが、ハーブ系の香りで引き締める「ブラメン」タイプ。どちらかというと、「メビウス・ブラック・コールド・メンソール」よりこっちの方がブラメンっぽいと思うかも。

 

天然メンソール100%使用。苦みを感じるハーブ感たっぷりの爽快蒸気の後味。意外と強すぎないスースー感が紳士的だ。

 

フレーバーメンソール(20本入・税込500円・発売中)

(上段)

『メビウス・ベイズ・オプション』

洋梨の甘さをフィーチャリングした「メビウス・ベイズ・オプション」。「オプション」と名の付いている製品は、いわゆるカプセルメンソールタイプで、フィルターに仕込まれたカプセルを指や歯で潰すことで、味変を可能にする(濃い味わいが好きなら最初から潰しておくのがおすすめ)。

 

フレッシュでジューシーな甘酸っぱい洋梨の味わいに、クールな清涼感。新鮮なフルーツのフレーバーが好きなら気に入るはず。

 

『メビウス・パープル・オプション』

近年ブームのベリー系メンソール・タイプ。ともするとケミカルな製品も少なくないが、この「メビウス・パープル・オプション」は安定した品の良い紫色のぶどう系フレーバーが心地よい。

 

カプセルは早めに潰しておくのがおすすめ。

 

『メビウス・イエロー・オプション』

イエローはシトラス(柑橘)系という意味。酸味とクールな清涼感のハーモニー。

 

(下段)

『メビウス・レッド・オプション』

レッドはりんごフレーバー。ジューシーな甘酸っぱさが吸いやすさを高めている。

 

『メビウス・マスカットグリーン オプション』

ベイプ界隈で根強い人気を持つマスカット味。甘さを主体に、冷涼感がふわっと広がる。

 

入手は全国のタバコ取扱店やオンラインショップで可能だ。

 

[タバコは20歳になってから]

公式サイト

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