年末の「アメトーーク! SP 年末大売り出し!家電芸人」で、出演者たちから大注目を浴びていたパナソニックの最新スティック掃除機。気になった人も多いのでは? もうちょっと詳しく知りたい! という人のために、昨年10月に行われたプレス発表会から、3機種それぞれの特徴を紹介します。
パナソニックのプレス発表会の様子
累計販売台数13万台を超すヒット商品「MC-NS10K」の後継機3台
掃除後のメンテナンスが一気に楽になるスティック掃除機『セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NS10K』(213×130×1,030 mm/1.5 kg・実勢価格 税込54,450円)が、2年前の2021年10月にパナソニックから発売され、累計販売台数13万台を超すヒット商品になりました。今回紹介する3モデルは、そんな「MC-NS10K」の後継機です。
自動ごみ収集機能を搭載した充電スタンド「クリーンドック」
製品に共通するポイントは、自動ごみ収集機能を搭載した充電スタンド「クリーンドック」を採用していること。掃除後にクリーナーを戻すと、本体にたまったゴミが自動でドック内の紙パックに移送されるため、スティック本体のゴミ捨てが不要になってるんですね。ドッグに溜まったゴミは、50〜60日に1度紙パックごとポイっと捨てればOK。紙パック式だからゴミが舞わず最後までクリーンに処理できて、掃除後のお手入れが楽になったことがヒットの大きな要因になりました。
住環境や使用シーンに合わせた展開の3機種
また、ダストボックスがなくなった分スリムになってインテリア性もアップ。置き場所を選ばないので使いたい時にサッと掃除できる点も評価され、使用者からは「掃除機をかける頻度が増えた」「掃除を億劫に感じなくなった」という声が寄せられているそうです。
今回登場した3機種は、パワースタミナ系の「MC-NX700K」、バランスニーズの「MC-NS100K」、フローリングに特化した「MC-NS70F」と、住環境や使用シーンに合わせた展開になっています。では、それぞれを見ていきましょう。
フローリング特化モデルの「MC-NS70F」
『セパレート型コードレススティック掃除機フローリング特化モデル MC-NS70F』(1,045×134×272mm/1.2kg・想定価格 税込55,000円・2023年11月20日発売)
変形する新ノズル
アメトーーク! でメインに紹介され、扱いやすさが絶賛されていたのがこちらの製品。軽量&取り回しに優れたフローリング・畳専用タイプで、障害物に合わせて変形する新ノズルを採用しているのが大きな特徴です。ノズルの左右が可動式のためチョコマカといろんな隙間に入っていけて、ノズルを付け替えることなく、家具の脚まわりなど隅々まですっきりきれいに。操作性がよくスムーズに動けて、楽しく掃除ができます。
ノズルの裏側はこんな感じ。
横一線に窪んでいますが、端に行くほど細くなっているのがわかるでしょうか。このように両端を細くすることで、吸引力を端まで伝えられるのだそうです。
見えないゴミは「クリーンセンサー」が見つけ、ゴミが多いと自動で吸引力をアップしてくれます(「クリーンセンサー」は他機種にも搭載)。
バランスニーズの「MC-NS100K」
『セパレート型コードレススティック掃除機バランスモデル MC-NS100K』(1,045×213×282mm/1.5 kg・想定価格 65,000円・2023年11月20日発売)
吸引力・運転時間・ブラシがバランスよく向上!
初号機「MC-NS10K」をブラッシュアップしたベーシックモデル。従来品に比べ、ゴミ回収時の吸引音が4デシベル低減して実用度がアップしました。マイナスイオンで静電気を抑える新機構で、床に張り付いたハウスダストや菌を引きはがして拭き掃除したようにツルツルに仕上げるなど、フローリングの掃除性能も向上。運転時間は「HIGH」が約6分、「AUTO」が約10~15分で、3LDKが十分掃除できるくらいの持久性を持っています。ヘッドには自走ブラシを採用し、絨毯の奥のゴミまでしっかり除去。カーペットに綿ゴミを擦り付けたり、畳に粉を振り撒いたりと様々なテストをしましたが、いずれも見事に吸い取りました。
この機種と次に紹介する「MC-NX700K」のヘッドには、独自の特許技術「からまないブラシ」が採用されてます。円すい形のブラシが回転すると絡みついた毛がどんどん先っぽに送られていって、真ん中で吸引されるというのがその仕組み。面倒なブラシの毛絡みをスマートに解決してくれる点が心強いです。
裏側のブラシはこのようになっています
参照 https://panasonic.jp/soji/contents/function/brush.html
パワースタミナ系の「MC-NX700K」
『セパレート型コードレススティック掃除機パワー&スタミナモデル MC-NX700K』(1,130×253×331mm/2.0 kg・想定価格 80,000円・2024年3月下旬発売予定)
広い居住でも安心のスタミナ
大容量バッテリー搭載で、長時間運転を実現したハイパワータイプ。初号機のアンケートに「大きな一軒家で使うとバッテリーが切れる」という声があり、そのニーズに応えるために作ったそうです。運転時間は「HIGH」で約10分、「AUTO」で約16~28分、「LONG」で約35分/70分(付属ノズル使用時)と、広い住居でも安心のスタミナを保持しています。
また、3機種の中で唯一モーター部が手元にある「上重心」構造になっており、ノズルから上部だけ外せば、すぐにハンディとして使えるという側面も。ふとんノズル、ブラシ付きすき間ノズルが付属するなどアタッチメントも付属して、多様な掃除に対応するモデルになっています。「MC-NX700K」は2024年3月下旬発売です。
上重心でハンディにしやすい特徴をもつ
下重心構造のNS100KとNS70Fは、グリップ部とブラシの2カ所をはずしてハンディに
まとめ
今回紹介した3製品は、気付いた時に家族みんなでサッと掃除できる「頑張らなくてもいい掃除」をテーマにしています。特定の誰かが掃除をするのではなく、全員で分担するという優しい暮らし。インテリアに馴染むスマートで使いやすいクリーナーで、そんなスタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。
Panasonic公式サイト 掃除機
フローリングに特化した「MC-NS70F」
バランスニーズの「MC-NS100K」
パワースタミナ系の「MC-NX700K」