秋の訪れを告げる「金木犀」の甘い香りが待ち遠しいなか、サントリーから秋季限定の新ジャンル『金麦〈帰り道の金木犀(キンモクセイ)〉』が発売された。ネーミングが気になり過ぎたので、とにかく飲んでみたのでレポートする!
甘く爽やかな香りのアンバーエールタイプの「金麦」
2024年9月10日に新発売された、サントリーの新ジャンル『金麦〈帰り道の金木犀〉』(350ml缶・参考価格 税込162円・2024年9月10日発売)は秋の夕暮れどきを思わせる、どこかホッとする風情のパッケージが印象的だ。
「金麦」ブランドのコンセプトは、「麦のうまみにこだわった“幸せな家庭の食卓に最もふさわしいビール類”」。
『金麦〈帰り道の金木犀〉』を注ぐと、液色も夕暮れ時を思わせる黄金色で美しい。通常の「金麦」はもう少し黄色がかっているので、並べてみると違いが分かる。
香りは、爽やかで甘く香ばしい。一口飲むと、ほんのり甘く、フルーティーで華やかな香りが鼻をくすぐる。そして、喉を通る時に感じるほのかな甘み、そして後味にほんのり苦みも感じられた。絶妙なバランス感でおいしい! キンモクセイの香りはしなかったが。※公式でも、金木犀は使用していませんと記されていた
アンバーエールタイプはフルーティーで香ばしいので、つまみ無しでもおいしいのだ。金木犀のネーミングもよく考えられていて、ピッタリだなあと感心。
夕暮れの空と金木犀をモチーフにしたというパッケージデザイン。なるほど、秋に仕事帰りや散歩してると金木犀の香りを感じる、あの日常の一コマをパッケージに落とし込んだというわけか。
製法は、アロマホップを使用し、上面発酵酵母を用いて醸造することで、甘く爽やかな香りを実現している。また、「金麦」こだわり素材の「贅沢麦芽※」に加え、一部に「ロースト麦芽」を使用するなど麦芽配合や醸造条件を調整し、秋の夕暮れをイメージした液色に仕上げている。
『金麦〈帰り道の金木犀〉』のアルコール度数は5%と、通常の「金麦」と同じで、いい感じにほろ酔えた。実際の金木犀を嗅いで早く秋を実感したい気持ちになった。そしたらまた『金麦〈帰り道の金木犀〉』を飲みたくなりそうだから、秋は無限ループになるのかもしれないが。秋季限定販売なのでこの時期だけのお楽しみなのだ。
製品サンプル提供●サントリー