黒いチョコと白いクリームの組み合わせのワンハンドケーキ『チョコパイ』。そこからスピンアウトしたチルド版『生 チョコパイ』はクリーム量3.5倍で、まさに最終兵器の感があります。と思っていたら今度はチョコ好きに狙いを定めて、秋冬限定の『生 チョコパイ<Wショコラ>』でクリームまでチョコ化してきたので、食べてみます!
通常版「チョコパイ」に戻れなくなった人を量産したクリーム爆弾『生 チョコパイ』にチョコ尽くし『生 チョコパイ<Wショコラ>』見参!
クリームファンにとっては、クリーム量3.5倍(※通常チョコパイ比)×ふわふわケーキのチルド(冷蔵)製品『生 チョコパイ』の登場は奇跡でした。2021年の地域限定発売を経て、ロッテチョコパイ発売40周年を迎える2023年に全国発売にこぎつけると入手もしやすくなり、筆者のように、もはや通常版「チョコパイ」では満足できないカラダになってしまった人も少なくないはず。
そんな『生 チョコパイ』はこれまで「イタリアンティラミス」「Wベリーのショートケーキ」などの限定版を出してきましたが、今度はチョコパイファンの真芯をとらえたロッテ『生 チョコパイ<Wショコラ>』(1個入・消費期限5日間・税込200円前後・2024年9月18日発売※秋冬限定)を登場させました。
ターゲットはクリームに溺れたい派のチョコ好き。<Wショコラ>というのはご謙遜で、表面のパリッとしたチョコレート、独自開発したチルドチョコクリーム、しっとりふんわりのチョコケーキという三層構造、つまり<トリプルショコラ>というのが正解の内容です。
全てがチョコ仕立てで、チョコファンは片っ端から溺れるはず!
『生 チョコパイ<Wショコラ>』の封を切ると、見た目は『生 チョコパイ』と全く同じ。でもかじると一発でチョコの風味の立ち方が違います。パリパリ層に歯が食い込むと同時にパリパリッ、次にソフトなチョコ(ココア)ケーキがふわふわっとした時点で、高品質チョコレートの華やかな香りが沸き立ち、チョコクリームがまた魅惑の甘さで攻勢をかけてきます。
ただクリーム自体はチョコレート仕立てだけど、酸味やえぐみが出過ぎないように、あくまで生クリーム的なテクスチャーにチョコの風味を付けた、白っぽい系統になっているところが心憎い。
『生 チョコパイ』特有のクリームのみずみずしさを活かしたままなのがドルチェ的。黒いインテリアの上品ショコラ販売店のようなカカオの風味を添えているからたまらない。もうこれも一度味わったら、戻れなくなるほどの絶妙で豪華な組み合わせ。
入手はコンビニじゃない! 全国のスーパーマーケットとドラッグストアのチルド棚にて
ちなみに急に食べたくなってもコンビニでは手に入りません。全国のスーパーマーケット(ミニスーパー含む)とドラッグストアのチルド棚に行きましょう。
ナイフとフォークで食べてもおかしくないレベルだけれど、やっぱりチョコパイなのでワンハンドで食べて、表面のパリパリ感とあふれてくるクリームを楽しむのがおすすめ。ただその贅沢さと引き換えに、消費期限が5日間と命短しなのはお忘れなく。