アメリカンタバコの歴史に燦然と輝く銘柄「キャメル」を加熱式タバコで吸えるのはJTの「プルームX(エックス・アドバンスド)」用たばこスティックのみ。その中で2023年5月にそっと販売終了となっていた「キャメル・スムース」が、今回復活したので、ヘビースモーカーの筆者が”お帰りなさい”の気持ちと共に吸ってみました!
「メビウス」「キャメル」のリニューアルまとめ
2025年3月に行ったスティックリニューアルでは、スティック先端を閉じたタバコ葉の落ちないクリーンシールを採用、晴れてメンテナンスフリーになりました。

今回使用したデバイスは「プルームエックス アドバンスド スターターキット<Ora Ito Red>」980円(税込)※数量限定発売 /LEDが赤く光る仕様です

左が旧製品で、右が新たなクリーンシール

(写真上)タバコ葉がこぼれないようにフタがつきました
さらにデバイスを新たに買い換えなくても、スマートフォンとデバイスを、「Ploom X CLUB」(https://ploom-x-club.clubjt.jp/)経由の「Web Bluetooth」で接続すると、新スティックに最適化した加熱モード(「バランスドモード」)に変えられるようになりました。

「プルーム・エックス・アドバンスド」などのデバイスを「Ploom X CLUB」等のWebサイトを通じてBluetooth接続する技術で、いちいち専用のアプリをインストールすることなく(メーカーもアプリ開発することなく)接続デバイスを対応ブラウザでコントロールできる技術のこと。今後たぶん普及するはず!
味の違いは? 面倒なBluetooth接続をする価値はある?

「キャメル・スムース」とは?

ロゴとアイコンはすっかり変わってしまったけれど
2023年5月に販売終了した「キャメル・スムース」は、人によってはライト過ぎると言われながらも、やさしい甘さが残るマイルドタバコの王道味で、紙巻きのキャスターを連想させる、筆者のお気に入りの銘柄の一つでした。
ただ甘さを控えた「メビウス・スムース・レギュラー」と、ライト感・マイルドさでは重複、地味だったことは否めません。
そんな「キャメル・スムース」が復活したのはやはり、スティックシール構造で先端を閉じて、繊細な味わいを感じ取りやすい、新スティック用に追加された「バランスドモード」の存在が大きいと思います。
復活の「キャメル・スムース」を吸ってみた!~やっぱり落ち着くほのかな甘み



スティックもマークがカモメにしか見えない
したがって、一気に吸い込んでガツーンという刺激を求めるなら、違うと感じるでしょう。ゆったりとした時間を味わうために、雑味・タール感は極力排除し、上等なシガーのようなまろみで魅了するタイプです。
まとめ~クリーンシール×バランスドモードだからこそ生まれた繊細なマイルドタバコの逸品
吸い終わった後の吸い殻もまた、甘さにマスクされていやなニオイは大幅に軽減されています。これは上質な一服タイムを味わうのに最適です。可能なら空いている喫煙所で吸うのがおすすめ。そして何より、今度こそ廃番にならないといいなと思いました。