“チョコじゃない”のに、チョコレート以上に記憶に残る口どけ。それが明治の新食感カカオ菓子『生のときしっとりミルク』です。独自の特許技術「生ねり製法」が生んだしっとり濃密な食感は、一度食べたら忘れられないと話題に。初回販売ではあっという間に売り切れ。待望の再登場を果たしたこの新感覚カカオ菓子の魅力を堪能してみました!
発売から約2週間で完売した、幻のスイーツが再び登場!
その人気は、まさに“伝説”級。2025年5月に関東甲信越で先行発売されると、SNSなどで「おいしすぎる!」「どこで買えるの?」と瞬く間に話題に。それもそのはず、発売から約2週間で、用意されていた初回出荷分が完売してしまったといいます。多くのファンからの熱い声にこたえ、2025年10月7日、販売エリアを広げての再登場となりました。
筆者はというと、5月発売時に前情報を知らずに店頭で見つけて購入していた派。開けてみたら“え、たったこれだけ!?”とまずは少量に驚き、食べたら新感覚なおいしさに驚いたという「プレミア感」に浸っていました。なので、またあのおいしさに再会できるなんてうれしいです。
明治が8年かけた新しい挑戦~チョコ以上のカカオ味がすごい!
このお菓子を生み出したのは、大正15年に誕生した『明治ミルクチョコレート』から、『アーモンドチョコレート』『きのこの山』『明治 ザ・カカオ』『チョコレート効果』まで、時代ごとに新しいおいしさを届けてきた、明治。「チョコレートの楽しみ方をもっと広げたい」という思いで、実に8年もの歳月をかけて開発した自信作だそうです。
新食感のひみつは「生ねり製法」。見た目も食感もチョコなのにチョコじゃない理由とは?
『生のときしっとりミルク』(4枚入・参考価格 税込355円※編集部調べ・2025年10月7日発売)の人気のひみつは、明治独自の特許技術「生ねり製法」。一般的なチョコレートが原料を「混ぜ合わせる」のに対し、強い力で「練り合わせる」ことで、これまでにない水分領域(3~10%)を実現しました。これが、しっとりやわらかな食感と、濃密な味わいを生み出しているんですね。
ただし、チョコレートの規約では水分量が3%以下、生チョコレートは10%以上と定められているため、この商品は「チョコレート」ではなく「菓子」という分類に。まさに“新しすぎてチョコレートとは呼べない”お菓子なんです。
【食べてみた】「新しすぎてチョコレートとは呼べない」けれどチョコファンは熱狂するはず!
パッケージを開けると、まずカカオの香りがふわっと広がります。

チョコの保存は28℃以下の涼しい場所で。
チョココーティングを施したおせんべいのような見た目ですが、手に取って少し経つと、体温で表面ががすこーし溶け始めるのが見てわかるでしょうか。
ひと口いただくと、舌の上でゆっくりとろけていく感覚が不思議です。見た目と違って、生チョコのようなしっとり感ととけていく感じがありつつ、後味すっきり。ミルクのコクとカカオの風味がバランスよく、ほどよい甘さが心地よい余韻を残してくれます。
生チョコよりもおいしい、この不思議!
筆者はほぼ毎日チョコレートを食べますが、生チョコはそこまで好きではないんです。痩せて健康になりたくてハイカカオもよく食べるのですが、中でも明治の『チョコレート効果』はねっとりとした口どけ感も楽しめておいしいです。
「チョコレートは明治」というCMソングも思い出しますが、今回『生のときしっとりミルク』を食べてみて、改めて目の付けどころがさすがだなと思いました。むしろ、生チョコより『生のときしっとりミルク』のほうが好みかもしれません。
食べ方のオススメは、少し冷蔵庫で冷やすこと。食感が少し締まってゆっくり溶けていく過程をじっくり楽しめますよ。夜はワインやブランデーと合わせて、一日の終わりのご褒美にするのも素敵です。
購入できる場所と注意点
『生のときしっとりミルク』は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどで購入できます。関東甲信越では再発売、関西・東海・北陸では新発売となりますが、いずれも数量限定なので、見かけたら早めに手にとってみてくださいね。
●関連記事


