「手軽」「時短」「うまい」がキーワード。こだわり&斬新さで競う調理家電/Part1

調理家電

出版不況といわれている昨今でも、料理のレシピ本は順調に売れているのだという。そう、今は自炊真っ盛り。当然、調理家電も充実している。

“おいしさ”を追求する動きを見ると、味にこだわった高級炊飯器や、お店の味を家で再現できるグリルが話題。また、お任せで時短調理ができる自動調理器も、かなり浸透してきた。

また、大手家電メーカー以外にも参入する会社が次々と現れ、新しい価値観を打ち出しているのも見逃せないポイント。写真映えのするおしゃれ家電が充実したり、ユーモアあふれる一芸家電が人気になったりと、さまざまな広がりも興味深い。

これから料理を始めようと思っている人も、もっと効率的に調理をしたい人も、食生活に豊かさをプラスしたい人も、自分に合ったおいしい家電を見つけてほしい。

デザイン性も機能性も兼ね備えたレンジ&グリルが今、断然注目!

塊肉を360度回転させて焼き上げ。仕上がりもジューシー

パナソニック
ロティサリーグリル&スモーク NB-RDX100
実売価格例:5万1090円

360度回転させながら肉が焼ける、大注目のグリル。

時間をかけてじっくりあぶることで、肉の旨みや水分が保たれ、ローストビーフや焼豚が、驚くほど柔らかくジューシーに仕上がる。

ほかにも、薫製、オーブン、トースター機能を搭載し、こだわり料理から日常使いまで、マルチに使える一台だ。

下味をした塊肉をカゴにセットして、メニューを選んでスタート。加熱50分でローストビーフが完成。

薫製調理も手軽にできるなど多彩に使える。触媒フィルターの働きで、煙やニオイも気にならない。

操作するとギター音が鳴り、ドラムがビートを刻む、独創的レンジ

バルミューダ
BALMUDA The Range
実売価格例:5万8860円

「キッチンを楽しくする」という新しいアプローチのバルミューダ製オーブンレンジ。

温めや解凍など、機能面はスタンダードだが、特徴的なのは操作音。モード選択ではギター音が鳴り、スタート時にはドラムがビートを刻んで、心に潤いを運んでくれる。

ダイヤルやレバーが滑らかなほか、扉が軽くて開きやすく、操作性もいい。

ハンドル部に仕込まれた三つのライトで、レストランの外観を演出。温めが終わると、小窓には「ENJOY」のメッセージが表示される。

「無水調理」「圧力調理」などが簡単にできる、人気抜群の自動調理鍋

今、外食ではなく「内食」が食事の合言葉となっている。それを誰でも簡単に実践でき、調理のサポートもしてくれるのが自動調理鍋だ。

ネット経由でメニュー提案もしてくれる!無水調理が自動でできる電気鍋

シャープ
ホットクック KN-HW24C
実売価格例:7万8760円

食材の水分だけで調理し、栄養とおいしさが凝縮した「無水調理」が自動でできる電気鍋。

外出前に予約して、帰宅時間に合わせて料理を仕上げる予約機能も備える。また、無線LANでクラウドサービスに接続が可能だ。

クラウドサービスを利用すると、新しいレシピのダウンロードに加え、メニューの提案もしてくれるなど、毎日の食事作りをさまざまな角度からサポートしてくれる。

材料を切って調味料と一緒に鍋に入れるだけ。

クラウドサービスにつなげば、材料や手順などを文字と音声で教えてくれる。

センサーがコントロールして、かき混ぜや火加減を行う。ナポリタン風パスタ(4人前)は、25分で出来上がり。

パスタは、25分調理してもゆで過ぎ感はなく、しっかりおいしく仕上がった。

ちなみに、調理が難しい黒豆も、しわがなくツヤツヤの出来栄えだ。

炊飯器で培った圧力技術を生かした実力派。無水調理や予約調理もOK

象印
煮込み自慢 EL-MB30
実売価格例:3万1730円

炊飯器で培った圧力技術を生かし、時短だけでなく、料理の完成度にもこだわった実力派の圧力鍋。

1.2気圧の優しい圧力を使うことで、味がしみやすく、煮崩れしにくいのが特徴で、見栄えが気になる和食の調理にも向いている。

最新モデルは、無水調理や予約調理もできるようになり、より便利さがアップした。予約、保温ともに最長で12時間まで設定が可能。

材料と調味料を入れ、メニュー番号を選んでスタート。無水調理のブイヤベースは35分ほどで完成。

ブイヤベースは、貝や海老の食感が残る上品な仕上がりに。

圧力調理の手羽元と野菜の黒酢煮は約30分で完成。また、150のオートメニューを備えるほか、マニュアルでも使用可能。

手羽元は肉がホロッとほぐれる柔らかさ。カボチャや長芋にも味がしみ込んでいた。

解説/諏訪圭伊子 (フリーライター)

※表示の価格は、記事制作時のものです(税込み)。

スポンサーリンク
調理家電美容・ヘルスケア
シェアする
特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

特選街web編集部をフォローする
特選街web

PR

【ドライブ中に純正ナビでテレビ視聴!】データシステム・テレビキットシリーズから最新車種対応のカー用品『TTV443』が登場!
長時間のドライブで同乗者に快適な時間を過ごしてもらうには、車内でテレビや動画を視聴できるエンタメ機能が欠かせない。しかし、純正のカーナビは、走行中にテレビの視聴やナビ操作ができないように機能制限がかけられているのがデフォルト……。そんな純正...

PRガジェット

ドライブ中も車内でYouTubeや映画など楽しみたいあなたにおすすめ!データシステム『HDMI変換ケーブル』『テレビキット』テレビキャンセラー【PR】
車での長距離移動が増える年末年始。ドライブの楽しさを倍増するには、車内でテレビや動画を視聴できるエンタメ機能がマストだ。そこでお勧めなのが、データシステム社が販売している2つのアイテム! カーナビ画面でiPhone・iPadのアプリや動画を...

PRレビュー