Q
先日、「充電タイプの家電機器は、バッテリー充電時、満タンにしないほうが寿命が長くなる」と耳にしました。また、「バッテリーは電気を全部使い切ってから充電したほうがいい」とも聞きます。これらの話は本当でしょうか? (N・Fさん 富山県 40歳)

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A
バッテリーをいたわって、少しでも寿命を延ばしたいですよね。

これは、フリーライターの福多利夫さんに聞きます。

福多
満タンにしないほうが寿命が長くなるというのは事実です。

正確には『満タンの状態を長期間維持しない』となりますね。

現在主流のリチウムイオン系のバッテリーは、フル充電になるとバッテリー内部の圧力が高まります。

圧力が高いまま長期間放置するとバッテリー内部の構造材に負担がかかって、膨らんだり、性能的な劣化が発生したりします。

圧力が高くならないように80%ぐらいで充電をやめると、バッテリーの寿命が延びます。

また、使い切ってから充電したほうがいいというのは、リチウムイオン系バッテリーが普及する前に主力だったニッケル水素バッテリーの使い方ですね。

リチウムイオン系バッテリーは、継ぎ足し充電しても性能や寿命が劣化することはありません。

逆に、電気を使い切った状態で長期間保管すると、わずかに残っていた電気も自然に放電されてしまい、充電器につないだときに、充電器がバッテリーがつながったと判断できず、充電が開始されない、つまりバッテリーが死んでしまうことがあります。

電気は30%ぐらい残しておいたほうがいいでしょう。

──なるほど。それでは、いろいろな家電の具体的な使い方を教えてください。

福多
スマホは満タンにしてもいいですが、満タンになったら、すぐに充電をやめましょう。

充電をしながら満タンのまま使うのがバッテリーが最も傷むパターンです。

ノートパソコンも同じで、充電器につなぎっぱなしは厳禁です。

ただ、手持ちのノートパソコンに80%充電で自動停止する機能が搭載されているなら、充電器につないだままでも大丈夫です。

スティック掃除機や電気シェーバーは、ふだんの使い方で、満タンから何回使えるかを把握しておいて、半分ぐらいまで使ったら満タンまで充電するという使い方ができればベストです。

ロボット掃除機は、充電も自己判断する機種が多いので、ロボに任せましょう。

──基本的には、充電器つなぎっぱなしを避けるってことですね。ありがとうございました!

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