ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアでスマホを買う前に、これだけは押さえたいポイントがある。それは「デュアルカメラ」「縦長」「認証機能」3つ。
デュアルカメラ搭載モデルが続々登場!認証機能も注目
18対9や19対9の縦長画面モデルが増えている
スマホの購入を考えているなら、最新モデルのトレンドを押さえておきたい。まずディスプレイだが、画面の縦横比が18対9や19対9など、フルHDの16対9よりも縦長化しているモデルが増えている。また狭額縁化が進み、最上部にカメラなどを配置するスペースがなくなったため、切り欠き(ノッチ)のあるデザインを採用するモデルもある。
次に、カメラのトレンドといえばデュアルカメラ。二つのカメラを生かし、スマホならではの写真を撮影できる。ただし、同じデュアルカメラでも、特徴はさまざまだ。例えば、アップルのiPhone XやサムスンのGalaxy S9+は、広角と望遠のレンズを搭載し、光学2倍ズーム相当を実現している。ファーウェイはモノクロとカラーのレンズを組み合わせ、暗所に強い画像に仕上げている。さらに、同社のHUAWEI P20 Proは、世界で初めてトリプルカメラを搭載している。
また、生体認証も必須機能となっているが、ハイエンドモデルでは、指紋だけでなく、顔認証や虹彩認証を搭載した端末も多い。例えば、Galaxy S9+は、指紋、顔、虹彩のすべてに対応している。
■最新スマホのトレンドはここ!
ディスプレイ、カメラ、認証機能は、メーカーの”個性”が色濃く出る。スマホの特徴が出やすい部分といえる。
アップル
iPhone X
実売価格例:12万5064円(64GBモデル)
ドコモ/au/ソフトバンク
画面デザイン
上部にノッチと呼ばれる切り欠きがあり、通知エリアが狭くなっている。
ファーウェイ
HUAWEI P20 Pro
実売価格例:10万3680円
ドコモ
デュアルカメラ
ハイエンドでは2カメラが当たり前。3カメラ機も登場。
サムスン
Galaxy S9+
実売価格例:11万4560円
ドコモ/au
生体認証
指紋認証以外に、顔認証や虹彩認証対応が増えている。
解説/石野純也(ジャーナリスト)
実売価格例は、キャリアのオンラインショップで新規契約・一括購入時のものです。