機種変更するときに引き継ぎたいデータや設定は、普通にスマホを使っていれば、自動的にクラウドにバックアップが作られている。そして内部ストレージの残り容量を増やしたいと思ったとき、役立つのがWi-Fiストレージ。しかし持ち歩くのは面倒。そこで外出先で役立つ! スマホ写真のバックアップに便利なアイテム、アイ・オー・データのポケドラだ。
スマホの機種変更をする際に気をつけたいのはこのデータ
機種変更するときに引き継ぎたいデータといえば、「連絡帳」「メール」「SMS履歴」「写真・動画」「ブラウザーのブックマーク」あたりだろう。実は、これらのデータや設定は、普通にスマホを使っていれば、自動的にクラウドにバックアップが作られている。iPhoneからiPhone、AndroidからAndroidという機種変更ならば、新しいスマホの初回起動時にApple IDやGoogleアカウントを入力し、バックアップの復元を選択すれば、元のスマホとほとんど同じ状態でセットアップが完了する。通常は、元のスマホにインストールしていたアプリまで復元される。
気をつけたいのは、今使っているスマホがクラウドにバックアップを作る設定になっているかどうかだ。iPhoneの場合は、「設定」→「ユーザー名」→「iCloud」で、「iCloudバックアップ」がオンになっているかどうか、Androidは、「設定」→「システム」→「バックアップ」がオンになっているかどうかを、機種変更する前に確認しておく必要がある。
■クラウドのバックアップ設定を確認しておこう
外出先で役立つ! スマホ写真のバックアップに便利なアイテム
外出先で、どうしてもスマホの内部ストレージの残り容量を増やしたいと思ったとき、役立つのがWi-Fiストレージだ。これは、スマホとWi-Fiで接続し、スマホ内部の写真・動画などのデータを転送保存する機器。専用アプリを使って、データのアップロード・ダウンロードができる。とはいえ、万が一の事態のためだけにWi-Fiストレージを持ち歩くのもめんどう。
それを解消したのが、アイ・オー・データのポケドラだ。この製品は、Wi-Fi接続のリーダー・ライターで、SDカードやUSBメモリー、USBのHDDなどにデータを保存することが可能。と同時に、簡易Wi-Fiルーターにもなっており、ホテルの有線LANなどにつないで、Wi-Fi環境を構築することもできる。さらに、各種機能を作動させるためにバッテリーを内蔵しているため、それをスマホ充電用のモバイルバッテリーとしても使える。1台3役と、通常のWi-Fiストレージよりも利用頻度は格段に高い。専用アプリはiPhone、Android用があり、写真・動画・音楽ファイルを転送できる。
■Wi-Fiでスマホの画像を簡単に保存
アイ・オー・データ
ポケドラ WFS-SR03
実売価格例:7538円
解説/福多利夫(フリーライター)
※価格は記事制作時のものです。