【2019人気おせち】ローソン100の100円おせちに手作り派も注目!新商品に数の子・合鴨スモークが追加

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ローソン100のヒット商品「100円おせち」が全28種類12月25日から発売される。昨年過去最高の約87万個を販売。2012年からの累計では約500万個を超える見込み。定番のかまぼこ、伊達巻、黒豆、昆布巻き、栗きんとんなどの少量パックを100円(税抜)で販売する人気商品だ。今年は高級食材の数の子、つくだ煮、スモーク合鴨を追加してシリーズのラインナップを強化。この追加された新ラインナップを試食してきた。(特選街Web編集部)

伊達巻、紅白のかまぼこ、黒豆、栗きんとんの5種類で500円(税抜)とは思えない豪華さの定番おせち。

「好きなものを」「必要なだけ」「気軽に買い足せる」のがヒットの理由

ローソン100から今年も「100円おせち」が全28種類(一部地域は29種類)、12月25日から発売される。そのマスコミ向け試食・発表会が行われた。

最も目を引くおせちパフェ。ゆとり世代向け「SNS映えおせちパフェ」は100円×12種類で1200円。

「100円おせち」は昨年過去最高の約87万個を販売。2012年からの累計では約500万個を超える見込み。定番のかまぼこ、伊達巻、黒豆、昆布巻き、栗きんとんなどの少量パックを100円(税抜)で販売する人気商品だ。高齢化、核家族化、単身世帯などの増加など多様化する家族の生活スタイルに対応した商品という。「好きなものを」「必要なだけ」「気軽に買い足せる」というのがヒットの理由と分析している。

全28種類をお重に盛り付けたバブル世代向け「バブリーおせち重」は100円×28種類で2800円。

今回は数の子を2種類、わかさぎ/あさり/エビのつくだ煮の3種類、スモーク合鴨の合計6種類が新商品として追加された。これを主に試食。数の子は口の中でプチッとつぶが弾ける歯ごたえが楽しく、塩加減も適度。わかさぎの佃煮は菊池食品工業という老舗の佃煮屋さんが作っているということもあり、味が良い。女性のリクエストから生まれたという合鴨は、スモークフレーバーが効き、肉々しい旨味と歯ごたえがあって100円と思えない。定番のかまぼこはプリッとした歯ごたえがあり、100円おせちの中で最も売れている商品というのも納得できる。どれも素材サイズは少し小さいが、しっかりした味付けだ。

子供用に来年の干支イノシシをかわいく盛り付けたファミリー世代への提案。

この100円の価格を実現するためのさまざまな工夫がされているという。高級食材である数の子は今年豊漁。小さめで質が良く、味も良いことで定評の太平洋アラスカ産数の子の買い付けが成功。100円サイズにカットしてくれる回転スシネタ工場も見つかった。伊達巻はシーズンオフのちりめんじゃこ工場で製造。メイン商品であるかまぼこは一種類を絞り込み大量発注。1年前から販売数量を確定し、原材料の確保、工場稼働が効率的になることなど、各種コストダウンの工夫により100円を実現している。

ゆとり世代向け「SNS映えおせちケーキ」は18種類で1800円。

発表会では、少量パックを生かした多彩な盛り付け例を、料理研究家・小林睦美さんが提案。ワンコイン・ワンプレートおせちとして、かまぼこ、伊達巻、黒豆、栗きんとん、ふぐ蒲の基本5種類。100円×5つで500円。小さな子供がいる家庭向きに、大人用と子供用に分け、子供用には来年の干支イノシシをカワイク盛り付けたファミリーセット。他バブリー世代向けに全種類を豪華なお重に盛り付けたバブリーおせち重。パフェのように盛り付けたSNS映えおせちなど、お正月らしい華やかな盛り付けが提案された。

おせちとして使う商品だが、手軽な価格と量で、日常的な惣菜としてもバリエーション広く使えそうな商品だ。

おせちだけでなく、日常的な惣菜としてもバリエーション広く使えそうだ。

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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