今年も涼しい風が吹いてきて、2024年もやってきました『ラミー』『バッカス』の季節。チョコの中に仕込まれた高品質なお酒のおいしさ。洋酒入りチョコの中でも入手しやすく、絶品のおいしさを誇る定番製品2種を、毎年『ラミー』『バッカス』を食べている筆者が食べ比べてみました!
いつでもどこでも出先でも、ほわっとリラックスできる洋酒入りチョコは、チョコ菓子のなかでも特別な存在
「きのこたけのこ論争」ほどではないにしろ、洋酒チョコ好きなら、『ラミー』派か『バッカス』派かという話にはなるもの。
とはいえどちらも洋酒入りのチョコレート。甘いだけでなく、ほわっとリラックス気分になれるのが、単なるお菓子とは一線を画す特別感があります。それは、チョコだけでなくお酒も一緒に味わえるので。また、冬季に赤と緑色と言えば、クリスマスイメージかもしれませんが、筆者にとってはラミーとバッカスイメージなんです。
『ラミー』はラム酒に漬け込んだラムレーズンとしっとりなめらかなチョコが特徴で、アルコール感とチョコ感を同時にしっかり味わいたいときに食べたくなります。個別包装なので数個カバンに忍ばせておけば、移動中でもふわっと気分が味わえます。
一方の『バッカス』は、芳醇なブランデーを飲みたい、と同時にちょっと甘いものも摂りたいときに食べたくなる感じ。冷蔵庫の前を通るついでに2個ばかり頬張ると、ほどよいアルコール感と共に、瞬時に幸せな気分になれると感じています。
どちらかを選べて言われても困ってしまう筆者が、改めて今年の『ラミー』『バッカス』を食べ比べてみました。
【食べてみた】ラム酒にたっぷり漬けこんだ「ラムレーズン」でトップクラスの人気を誇る『ラミー』で大人気分
ロッテ『ラミー』(3本入・想定小売価格 税込259円前後・2024年10月8日 冬季限定発売)は、1965年発売の洋酒チョコレートで、ラムレーズン(ラム酒に漬け込んだレーズン)と生チョコをとじ込めた、アルコール分3.7%。
またロッテ調べによると、洋酒チョコレート市場で売上げNo.1とのこと(2020年4月〜2024年3月累計)なので、昨年と同じく、ラミー人気は揺るがないようです。
個包装を開け、割ってみると、ラムレーズンがお目見え! 割って見えたときに気分が上がる瞬間でもあると、思い出しました。そして、このなめらかな生チョコと、ラム酒の利いたレーズンの食感がたまらなく大人びていて、また、つぶれるとじわっとラム酒がしみ出して旨いんです……!
生チョコやラム酒好きな人に、また、友人や家族が2、3人いて一緒に食べるなら、個包装の『ラミー』ならシェアできるのでおすすめです。
【食べてみた】60歳になった高級ブランデー・コニャック入りの『バッカス』で、贅沢なひとときを満喫!
『バッカス』(10粒入・想定小売価格 税込259円前後・2024年10月8日 冬季限定発売)は、【ラミー】より一年早い1964年生まれで、今年60周年を迎えたブランデー入り洋酒チョコレート。
ブランデーのなかでも高級なコニャックをミルクチョコレートで包んだ10粒。アルコール分は3.2%。
口に入れると、やさしい甘さのミルクチョコレートの中から、とろっと芳醇なブランデーがあふれ出てくるので、一口で食べます。この、口の中でチョコからとろりと洋酒が流れてくる感覚を味わうことも、洋酒チョコの楽しさの重要なひとつ。なお『バッカス』のブランデーには、コニャックが60%入っているそうです。このおいしさにして、2位って……信じられません。
オススメのシチュエーションは、個別包装ではないので独り占めして食べること(個包装じゃないのでやむを得ません)。そして冷蔵庫に常備しておけば口寂しいときに瞬時にお酒もチョコも一緒に楽しめます。また、バッグに入れておけば、いつでも食べられますが一気に食べるとちょっと赤らんでしまうかも。
どっちもおいしいから、いつもどおり筆者は交互に食べることにしました
『ラミー』を食べていると、次第に『バッカス』を食べたくなる。『バッカス』を食べているとやっぱり気になる『ラミー』、ということで今年は1箱ずつ交互に食べることにします。
と思っていたら、思わぬ伏兵が!
今年はバッカス軍優勢! 『バッカス』60周年を記念したコラボ製品『カスタードケーキ<バッカス仕立て>個売り』登場!
『バッカス』派にとって朗報となるのが、『カスタードケーキ<バッカス仕立て>個売り』(1個入・想定小売価格 税込118円前後・2024年10月8日発売)。『バッカス』が今年60周年を迎えたことを記念して発売されたスイーツです。アルコール分は1.6%と、こちらもキチンと洋酒入り!
開封しても見た目では分からないけれど、割ってみると中から、チョコカスタードクリームとコニャックソースがお目見え! しかも『バッカス』同様に、コニャックソースがとろ〜り! そしてなんと、ふわふわケーキ生地にも、コニャックが使われているというこだわりっぷり。これはおいしい。
これなら、お酒は飲まないけれど大人っぽくて好きかも、 という方もいそうです。甘いのに、甘すぎないスイーツだから。『バッカス』を食べながら味わえば、もはや『バッカス』まみれ!
今年の冬、筆者は『ラミー』『バッカス』『カスタードケーキ<バッカス仕立て>個売り』のトリプルローテーションにするしか手はありません。『ラミー』派『バッカス』派の対決としては、今年は『バッカス』派に軍配。『カスタードケーキ<バッカス仕立て>個売り』は『バッカス』系になるので、今年は『バッカス』派の方がより楽しめるからです!
え、11月に洋酒チョコ新シリーズが発売予定だと!?
ここで開発担当者より、気になる情報が!
「おかげさまで、「バッカス」は発売60周年を迎えました。「ラミー」「バッカス」は、ファンの皆さまから「毎年のお楽しみ」「自分へのご褒美にぴったり」といったうれしいご意見を毎年数多く頂戴しています。一方で、実は「お酒は飲まないけど、洋酒チョコは大好き!」といった少し意外なお声も頂いています。バッカス60周年である今年は、より幅広い方々にこのおいしさを体験していただきたいと考え、第一弾としてバッカスをスイーツにアレンジした「カスタードケーキ<バッカス仕立て>個売り」を新展開。さらに、定番のラミー・バッカスに加え、11月には洋酒チョコの新シリーズがデビュー予定です!
今年の洋酒チョコシリーズはご愛顧に感謝をこめて、定番のおいしさに加え、新たな味わい皆さまにお届けします。どうぞご期待ください」