初詣に夏祭りといった季節の行事、結婚式やお宮参りといった節目の時に訪れる神社。「神社コラボ」と聞いて心惹かれるのは、人生における心に残る場面の多くの舞台が神社ということも関係しているのかもしれない。カラフルな御朱印帳などで人気に火が付いた御朱印ブームは今なお続いているし、人気アニメや映画の舞台やモデルとなったとなると、聖地巡礼として多くの人が訪れるため、周囲の観光にも一役かっている。古き良き伝統に現代らしさを取り入れた最新コラボグッズも次々登場。今回は、最新お守りをはじめ、コスメ、婚姻届けなど、おすすめを紹介する。
小野照崎神社のお守り2.0
お守り2.0とは?
安産、商売繁盛、縁結び、合格祈願…お守りには様々なご利益の種類がある。神様からそれらのご加護が得られるようにと、願いにあったお守りを身につけることが一般的だろう。
しかし、ただ願うだけの受け身の姿勢ではいけないということを、私たちは経験的にわかってきたはずだ。歴史上の成功者の多くはラッキーだけで成り得たものではないということを。本当に願いを叶えたいなら、「自らが勝ち取っていくという強い意志と、突き抜ける為の圧倒的な行動力も大切」だとし、小野照崎神社が新しく提案しているお守りの姿が「お守り2.0」だ。
お守り2.0のやり方は、自らの願いを誓願紙にしたためて自分自身の手でお守りを作り、ご神前とSNSで決意を表明するというもの。
なぜ、SNSで表明するのかというと、SNSで宣言した上で、この願いの実現のために動くことで、ゆるやかな繋がりや協力者が生まれるからだという。こうして、多くの協力や仲間を得て、自らの手で願いを勝ち取る、人生を切り開くことを後押しすること、それが「お守り2.0」が提案する現代のお守りの姿なのだ。
新年に登場するのは「#モテ守」
2018年の七夕に登場したお守り2.0は「最強の仕事守り」をテーマに堀江貴文氏(#多動力守)、見城徹氏(#圧倒的努力守)とコラボ。第2弾のテーマは「人生の夢守り」。モテクリエイターのゆうこす氏とコラボした「#モテ守」が2019年1月1日に授与開始の予定だという。
HKT48を脱退後「モテクリエイター」という新しい肩書きで起業した、ゆうこす氏。現在は、タレント、モデル、SNSアドバイザー、インフルエンサー、YouTuberとして、幅広い分野で活躍している。しかし、マルチに活躍する同氏も、挫折や試行錯誤もあったのだという。「好きなことをして生きていく」と決意し、自分の思う「好き」を発信していく姿が次第に支持され、現在は、フォロワー累計100万人超を誇る。#モテ守は、何事もポジティブに捉えられるよう背中を押し、自分を愛し、愛され上手になることで、自分を輝かせるパワーを育むお守りなのだそう。
小野照崎神社|お守り2.0
東京入谷に鎮座し、建立1000年を超える「学問・芸能・仕事」の神様をお祀りする神社。お守りは「人に寄り添い心の支えとなるもの」という本質に立ち返り、今の時代を生きる人の心に寄り添う「お守り2.0」はじめました。
onoteru.or.jp
神田明神のお守りコスメ
まかないこすめ×神田明神のコラボコスメ
約1300年の歴史をもち、商売繁昌や縁結びの神様として知られる神田明神。その神田明神1300年記念事業として、12月15日(土)に神田明神文化交流館「EDOCCO」がオープンしたばかりだ。
EDOCCO 神田明神文化交流館
江戸東京に鎮座し、約千三百年の歴史をもつ神田明神は神田・日本橋・秋葉原・大手町・丸の内地区の氏神さまです。この度、天平二年(七百三十年)の創建より千三百年を迎えるにあたり記念事業を実施し、参拝者の憩いの場となる環境を整えるため参道拡幅等の境内整備を行い、ご神徳の高揚と共に伝統文化の継承と新たなる文化の発信を志し、神田明神文化交流館「EDOCCO」を建設いたしました。
edocco.kandamyoujin.or.jp
EDOCCOは、伝統文化の継承と新たな文化の発信を目的とした施設で、イベントホールやカフェ、スタジオが併設されている。
EDOCCO内のショップで新しく発売が決定したアイテムが、金沢発の人気和コスメショップ「まかないコスメ」とコラボした、ハンドクリームと和紙タオルだ。
神田明神の御祭神である大黒様にちなんだ “打ち出の小槌”とまかないこすめのロゴマーク“まかないうさぎ”のパッケージもカワイイ。
限定デザインのお守り和コスメなら厳しい冬の乾燥から手肌を優しく守ってくれそうだ。
絶妙レシピのハンドクリーム(乳香)
和紙タオル
平成最後の入籍にピッタリの「婚姻届」
好みのデザインが選べる「婚姻届」
お恥ずかしながら、婚姻届というものは、よくドラマなどで目にするシンプルなものしかないと思い込んでいた。デザイン婚姻届の通販サイト『婚姻届製作所』をご存じだろうか。これまで500種類以上にもなる同社のデザイン婚姻届けの累計利用枚数は4年間で55万枚を突破しているのだという。1年で約74万組が結婚しているというのだから、単純に計算すると、5組に1組はデザイン婚姻届を利用しているという計算になる。
2019年の1月は入籍日として大安よりも良いとされている一粒万倍日が1年で1番多い月でもあるらしい。平成最後のお正月入籍カップルのために、ぴったりな和風デザインの婚姻届が用意されていたのでご紹介しよう。
婚姻参りとは?
『夫婦のはじまりの日を、神様にご報告しよう』として、神社と婚姻届製作所が提案する新しい習慣が「婚姻参り」なのだという。「デザイン婚姻届け」と神社でご朱印を頂ける「婚姻参り届」がセットになっている。
ご朱印をいただいた婚姻参り届は記念に飾ったりすることができる。デザイン婚姻届では、十二支それぞれのイラストが選べるということで、2019年の干支である「亥(いのしし)」の他に、自分の干支で入籍するのもオススメとのこと。
「婚姻参りのお作法」や「婚姻参りのできる神社一覧」は下記を参考にしてほしい。
『婚姻参り』のすゝめ | 婚姻届製作所
婚姻届を出す日、それは夫婦のはじまりの日。そんな一生に一度の瞬間を神社にお参りし、永遠を誓う『婚姻参り』。『婚姻参り』で訪れた神社は、きっと人生の節目節目でお参りしたくなる大切な場所になるはずです。
konin-todoke.com
日本交通の期間限定「合格祈願タクシー」
合格祈願巡りに貸し切りタクシーがおすすめな理由
年が明けると本格的に受験シーズンに入る。地方から、受験のために親子で上京する人も多いのではないだろうか。筆者も遠い昔、地方から都内に大学受験で出てきた際は、まず、人の多さに圧倒され、電車の乗り方さえもわからず萎縮してしまった覚えがある。
神社コラボとは少し話がそれるが、そんな受験ファミリーにおすすめしたいのが、都内パワースポットを巡る貸し切り観光タクシー「サクラサク 合格祈願タクシー」だ。
合格祈願で有名な神社やお寺をいくつか巡りたいと思っても、受験前の大切な時間を電車で移動するのは、時間的にも体力的にも大きなロスとなる。しかし、貸し切りタクシーなら、移動の負担と不便をあっさりと解消することができる。
プロドライバーが、効率よく、かつ快適に案内してくれるのも、合格祈願タクシーのおすすめポイント。タクシーに乗って「○○に行きたい」と言ったところ、「ちょっとわからない」と言われて焦ったことはないだろうか。担当ドライバーには、約9,000名の日本交通タクシー乗務員から選りすぐられた「東京観光エキスパート・ドライバー」が担当乗務員となっていて、事前に運行ルートなどの希望プランを相談できるので安心だ。
受験生の健康対策に「ウイルスブロッカー」を常備
目印として「合格祈願タクシー」マークを設置しており、プレゼントの限定乗車記念カードで運気アップをサポートしてくれる。さらに受験生に配慮したサービスも。車内にはウイルスブロッカーを常備して、大切な健康対策にも気を配ってくれるという。
3時間14,950円~なので、家族や友達同士など6人で乗れば、1人当たりで考えるとすごくお高いというわけではない。受験前の合格祈願巡りはもちろん、受験が終わった後の観光にもおすすめだ。
【サービス概要】
運行期間:2018年12月14日(金)~2019年3月1日(金)(予定)
予約方法:合格祈願タクシー特設サイト
または電話03-6265-6360(エキスパート・ドライバー・サービスお問合せ番号)
料金:3時間14,950円~ 以降30分毎に2,420円
※ワゴンタイプは別途車種指定料1,080円 ※高速代・施設拝観料等は別途負担
備考:出発地及び最終到着地は東京23区・武蔵野市・三鷹市に限る
【コース例】
・定番コース:湯島天満宮(文京区)→湯島聖堂(文京区)→亀戸天神社(江東区)
・名門校コース:湯島天満宮(文京区)→桜木神社(文京区)→五條天神社(台東区)
・勝負コース:神田明神(千代田区)→乃木神社(港区)→愛宕神社(港区)
・験担ぎコース:神田明神(千代田区)→航空神社(港区)→東京タワー大神宮(港区)
※事前に希望した運行プランを作成してもらえる