4K対応テレビで「新4K8K衛星放送」を見る方法は?追加する機器は?

家電・AV

全ての4K/8Kチャンネルを視聴しようとすると、BSアンテナを含む受信設備の一新も必要になる可能性がある。すでに4K対応テレビを所有し、BS放送を受信している家庭なら、テレビに外付けする新4K対応チューナーを追加するだけで、右旋となるNHK BS 4Kと民放の計5チャンネルは視聴できる。

新4K8K放送を全て受信するには左旋の電波受信可能BSアンテナなどの設備が必要

まず認識しておきたいのは、2017年までに発売された4Kテレビは、画面パネルの解像度こそ4Kだが、新4K衛星放送を受信するためのチューナーを搭載していない4K“対応”テレビであること。受信に際しては、すべての4K/8Kチャンネルを視聴しようとすると、BSアンテナを含む受信設備の一新も必要になる可能性がある。

●「新4K8K衛星放送」の受信・視聴方法

※従来のBS/110度CS(2K)放送は右旋なので、上図のいずれの施設であっても受信・視聴が可能。

しかし実際のところ、すでに4K対応テレビを所有し、以前からBS放送を受信している家庭なら、テレビに外付けする新4K対応チューナーを追加するだけで、右旋となるNHK BS 4Kと民放の計5チャンネルは視聴できる(下図「右旋の「チャンネルのみ見る場合」参照)ので、それほどハードルは高くない。

もし、すべての新4K8Kチャンネルを受信したい場合は、左旋の電波を受信できるBSアンテナなどの設備が必要(下図「左旋のチャンネルも見たい場合」参照)。なお、左旋の電波は従来よりも周波数が高いことから、アンテナ線の変更も必要になる場合があるので注意が必要だ。

なお、NHK BS 4Kは左旋であるうえ、受信・視聴には8Kチューナーや8Kテレビも必要になる。

解説/鴻池賢三(AV評論家)

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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