寒いですね…寒いときは体の中から温まるのが一番!だったら「生姜」をとりましょう。でもどうして「生姜は冷えにいい」と言われているのでしょうか。それは生姜を加熱すると生まれる成分『ショウガオール』のおかげだったのです。また温まることで冬の便秘対策にもつながります。そこで今回は手軽にショウガオールを摂り入れられる、料理家・井澤由美子さん考案メニュー『蕪(かぶ)と鶏肉のジンジャークリームシチュー』を実際に作ってみました!(2025年11月7日編集)
生姜で冷え退治するなら加熱は必須!『ショウガオール』が冬の便秘対策に効果的な理由
「冷えには生姜がいい」と昔から言われている理由

日中はそこまで寒くない日があったかと思えば、夜は冷たい北風が吹いて底冷えする日もあります。また近年は秋が短く、夏のような暖かい気候から一変して、冬の冷え込む気候になりました。
『ショウガオール』は”摂るサウナ”
腸活・温活に詳しい医師・石原クリニック副院長 石原新菜(いしはら・にいな)先生は、以下のように解説しています。

料理家・井澤 由美子さん考案「冬のたっぷりショウガオールレシピ」
おすすめメニュー『蕪(かぶ)と鶏肉のジンジャークリームシチュー』にチャレンジ!【レシピ付】
冬の冷え性・便秘対策におすすめという、料理家で養生デザイナー・井澤由美子さん考案の「冬のたっぷりショウガオールレシピ」。この中から、ぜひ食べてみたい!と思った『蕪と鶏肉のジンジャークリームシチュー』を実際に作ってみました。

【レシピ】「蕪と鶏肉のジンジャークリームシチュー」〜生姜は加熱でスゴくなる!

「蕪と鶏肉のジンジャークリームシチュー」の材料
「蕪と鶏肉のジンジャークリームシチュー」の作り方
1. 蕪は縦4等分に切り、葉は3cm幅に切って5分水に放してザルに上げる。玉ねぎは1cm幅にスライスし、にんにくは潰す。鶏肉は塩、胡椒を全体に適宜振る。
2. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、香りが立ってきたら、1 の鶏肉の表面の色が変わるまで中火で炒め、はじに寄せる。空いた所に玉ねぎを加えてしんなりするまで炒めたら、蕪を加えてさらに3分ほど炒めて油を回す。

水300ccと生姜を加えます。

蕪の葉っぱも加えます

フタをし5~7分煮る。
3. 蕪が柔らかくなったら、牛乳200ccを加えて温める。湧いてきたら混ぜながら A を加えてとろみをつける。

醤油3滴、塩で味を整える。味が足りなければ鶏がらスープの素少々を加え、好みでスパイスを振っても。
完成!『蕪と鶏肉のジンジャークリームシチュー』試食タイム

大きめに切った蕪も柔らかくて、鶏肉と一緒にパクパクおいしくいただきました! ほどよくとろみもついて。寒いときに食べるクリームシチューはカラダに染み渡ります。生姜を大量に入れましたが、自然な味わいです。
生姜が利いた鶏の竜田揚げが大好きな筆者。豚の生姜焼きももちろんおいしいですけど。鶏肉と生姜は相性バツグンです。食べたら、長い間体内がポカポカと温まったことを実感しました。お通じはもちろん、何よりご飯がすすむおいしさなので、この冬まだあと何回か作ってみたいと思います。
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