【メッシュWi-Fiとは】電波が届かない場所がある・速度を落とさず家中で快適につなぎたい時におすすめ!

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3階建て住宅など、広い家の場合、1台のWi-Fiでは全体に電波が届かなかったり、電波が弱い部屋ができてしまう。家のどこでも快適につなぐためには、ルーターと専用の中継機からなる「メッシュWi-Fi」がおすすめだ。従来のWi-Fiと中継機の組み合わせに比べ、端末との通信と、ルーターとの通信に別々のバンドを使うため、中継機経由でも速度低下を防ぐことができる。

家のどこでも快適につなぎたいけど、どんなルーターがいい?

3階建て住宅など、広い家の場合、1台のWi-Fiルーターでは、どうしても全体に電波が届かない、または電波が弱い部屋ができてしまう。従来では、この電波が届かないエリアをカバーするために、Wi-Fiルーターや端末(スマホなど)からの電波を再度送受信する「中継機」という機器を使うのが一般的だった。しかし、中継機は1本の周波数帯を使い、ルーターから中継機、中継機から端末へといったように、高速にデータのやり取りを切り替えることで、端末からネットまでの通信を成立させている。そのため、Wi-Fiルーターと端末が直接通信する場合に比べて、中継機を経由すると、通信速度が半減以下に落ちてしまうという問題があった

これを解決したのが、「メッシュWi-Fi」である。多くのメッシュWi-Fi製品は、Wi-Fiルーターと専用の中継機(「サテライト」と呼ぶ場合もある)がセットになっている。ネットギアの場合、メッシュのWi-Fiルーターは5Gヘルツ帯が二つ、2.5Gヘルツ帯が一つの計三つの周波数帯(バンド)を持つトライバンド機となっており、このうち一つのバンドをWi-Fiルーターと専用中継機の通信に占有させる。専用中継機側もトライバンドの周波数帯を持っており、Wi-Fiルーターとの通信用に占有したバンド以外で端末と通信する。

端末との通信とルーターとの通信に別々のバンドを使うため、データのやり取りに切り替えが発生せず、中継機経由でもルーターとの直接通信と同程度の速度を維持できる。中継機の増設も可能で、自宅の隅々まで電波を張りめぐらせられる。

●メッシュなら、3階建てでも隅々まで電波が届く

従来のWi-Fiルーターと中継機の組み合わせに比べ、メッシュは全体が一つのネットワークとして機能するので、効率がいい通信が可能だ。

メッシュ対応の代表的な製品

海外メーカーを中心に、すでに多くの対応製品が登場しており、初めて買うなら2台セットや3台セットがおすすめだ。

ネットギア
Orbi Micro RBK20

実売価格例:2万3900円

Tp-Link
DECO M5

実売価格例:2万7300円

バッファロー
WTR-M2133HP/2S

ルーターのスペック

実売価格例:4万1580円

解説/福多利夫(フリーライター)イラスト/中山昭(絵仕事界屋)

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