ダイナブックのモバイルノートパソコンが高性能!「dynabook G6」を徹底テスト

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「ダイナブック dynabook G6」は、フルHD解像度のIGZOディスプレイを搭載した13.3型ノート。ほぼA4サイズで重さは779gの超軽量でありながら、タフネス仕様を実現。第8世代のCore iプロセッサーを備え、スペックはモバイルノートとして極めて高い。仕事などで文章を作成する機会が多い人にもおすすめできる一台だ。

今回のテストアイテムはこちらダイナブック dynabook G6

実売価格例:17万2580円

プロフィール
フルHD解像度のIGZOディスプレイを搭載した13.3型ノート。本体には剛性の高いマグネシウム合金を採用し、MIL規格準拠のタフネス仕様を実現。第8世代のCore iプロセッサーを備え、スペック面も上々だ。

ディスプレイには、13.3型のIGZO液晶を採用。ベゼル上部には約92万画素のウエブカメラを搭載。バッテリー駆動時間は約9.5時間。

SPEC
●OS/Windows10
●CPU/Core i5-8250U 1.60GHz(最大3.40GHz)
●ストレージ/256GB SSD
●メモリー/4GB
●ディスプレイ/13.3型ワイド
●インターフェース/USB Type-C×1、USB3.0×2、有線LAN×1、HDMI出力×1、microSDカードスロット×1
●サイズ/幅308.8mm×高さ17.9mm×奥行き211.6mm
●重量/779g(オニキスブルー)

ほぼA4サイズで重量は779グラム

2019年、東芝からシャープ傘下となったDynabook株式会社の新たな船出を切るモデルが、13.31型モバイルノート、dynabook Gシリーズだ。今回はそのミドルクラスとなるG6について、多方面から検証を行ってみよう。

本機は、dynabook 30周年記念モデルでもあるが、浮わついた印象は一切ない。シンプルなたたずまいだが、その中身には、同ブランドならではの創意工夫が脈々と息づいている。マグネシウム合金製の本体は、MILスペックに準拠するうえ、26方向の76センチ落下テストにも耐えるという頑強さを誇る。

モバイルノートでも拡張性は十分

一方、重量は779グラム(オニキスブルー)と片手でも楽々と持ち運べるほか、大きさはA4サイズとほぼ同等。厚さも17.9ミリと極めて薄く、マチの細いカバンにも余裕で収納できる。スペックもモバイルノートとしては極めて高く、CPUは第8世代のCore i5(最上位のG8はCore i7)を備える。事実、オフィス文書の作成していてもストレスを感じることはなかった。

さらに、インターフェース類には、3基のUSB端子などのほか、最近では珍しく有線LAN端子も用意されており、ネットワーク環境を選ばない点も魅力的だ。

両側面にUSB Type-Cを含む全3基のUSB端子を搭載。有線LANやHDMI出力端子も備えるなど、十分な拡張性を持つ。

快適にタイピングが行えるキーボード

約9.5時間(G8は約19時間)というバッテリー駆動も魅力だが、とりわけ気に入ったのがキーボードの出来栄え。19ミリのキーピッチと、1.5ミリのキーストロークに加え、キートップ中央には0.2ミリのへこみを設け、あたかも指に吸い付くように快適にタイピングが行える。

派手さこそないが、モバイルノートとしての完成度はとても高い。実用性を重視する人に向く、通好みの一台だ。

キーボード部の剛性も高い

キーボードのカバー面にも剛性の高いマグネシウム合金を使用。多少強くタイピングしても筐体がたわむことがないため、ストレスなく打鍵できる。

まとめ

軽量ボディながら堅牢。派手さこそないが、スペックも実用性も高い

ここが〇

モバイルノートとして、とても高い完成度を見せる。キーボードの打鍵感も上々で、仕事などで文章を作成する機会が多い人にも最適だ。

ここが×

よくも悪くも、実用本位で遊び心にやや欠ける。また、シンプルな筐体デザインは、派手さを求める人には物足りないかもしれない。

※価格は記事作成時のものです。

解説/篠原義夫 (ガジェットライター)

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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