Wi-Fiルーターを設置してネット接続をする場合、電波強度が弱くなると通信速度が落ちるかどうかは、スマホアプリで数値的に確認ができる。利用に支障があると感じる場合は、中継機の導入や光回線の乗り換えも検討したい。

あなたの疑問にズバリお答え!
Wi-Fi表示の3本と2本の違いは?

読者から質問

Wi-Fiルーターを設置しましたが、スマホ画面のWi-Fiアンテナ表示を見ると、部屋(場所)によって3本になったり2本になったりします。3本であれば、電波が確実に届いている状況だとわかりますが、2本のときはどういう状況だと考えればいいのでしょうか?

また、アンテナ表示が2本だと、ネットを使う際、3本のときと比べてどんな違いがあるのですか?中継機の購入を検討しておりますが、3本でも2本でもあまり変わらないのであれば、今のままでもいいと思っております。(匿名希望 住所・年齢不明)

専門家の回答

編集部:
Wi-Fiの電波強度と、通信速度の関係についての質問ですね。フリーライターの福多利夫さんに聞いてみましょう。電波の強さを具体的に知る方法ってあるんですか?

専門家:
「Android用スマホアプリで『Wi-Fi Analyzer』というものがありまして、これを使うとWi-Fi電波の強さが数値で表示されます。電波の強さは『−dBm』(マイナス・デシベルミニ)という単位になります。『0』が最も強く、数字が大きくなるほど電波が弱いということになります。筆者の自宅で調べたところ、WI-Fiルーターの正面では『−30dBm』を超えた強さがあり、Wi-Fiのアンテナ表示は3本すべて点灯していました。そのまま電波強度を計測しながらWi-Fiルーターから遠ざかっていき、アンテナ表示が2本になったのは『−58dBm』付近、アンテナ表示が1本になったのは『−76dBm』付近でした」

編集部:
電波が弱いと通信速度は落ちるんですよね。

専門家:
「確実に落ちます。これも筆者の自宅で調べました。Wi-Fiルーターの正面では200Mbps超えでしたが、アンテナ2本になった地点では80Mbps程度、アンテナ1本では15Mbps程度でした。これはあくまで我が家での実験例ですが、電波が弱くなると、通信速度が落ちるのは間違いありません。

そこで、アンテナが2本だったら、どんな影響があるかですが、我が家ではそこそこの通信速度が確保できているので、特段悪い影響はないという結論になります。アンテナ2本でもメールやSNSは支障なく使えますし、ネット動画もスムーズに再生されます」

編集部:
アンテナ2本程度なら気にしなくていいということですか?

専門家:
「ケースバイケースですね。まず重要なのは、光回線が十分な速度を出しているかです。回線自体が遅くて、アンテナ2本時の通信速度が1桁まで下がるようなら、メールやSNSはどうにかなっても、動画再生に支障が出るでしょう。こういった場合、根本解決はもっと速い光回線に乗り替えることになります。

それが無理ならWi-Fi中継機の導入となりますが、これも一般的な中継機を導入すると電波強度が強くなっても、通信速度は遅くなります。通信速度を落とさない方法としては、既存のWi-Fiルーターと組み合わせて使えるトライバンドのメッシュWi-Fi中継機を使うことでしょう。ネットギアのNIGHTHAWK X6 EX7700あたりがおすすめです」

編集部:
なるほど。まずは、アンテナ2本で動画再生がスムーズにできるか試してみましょう。

This article is a sponsored article by
''.