α-7 DIGITALは、コニカミノルタが2004年に発売したαシリーズ初のデジタル一眼レフ。2006年に同社はデジカメ事業から撤退し、αシリーズはソニーに継承されている。そのため、ミノルタからソニーまで多彩なレンズが装着可能だ。プロが、この中古一眼「α-7 DIGITAL」で実際に撮影し、その魅力をお伝えする。

解説者のプロフィール

画像: 【一眼レフの中古】おすすめはコニカミノルタ「α-7 DIGITAL」 優れた絵づくりで特にねらい目!

大浦タケシ(フォトグラファー)
宮崎県都城市生まれ。本機のような古いデジタル一眼レフを少しずつだが収集している。フィルムカメラに比べ安いので、衝動買いがほとんど。

こんなカメラで撮ってみた!
コニカミノルタ α-7 DIGITAL

懐かしい中古一眼で、今でも新鮮な絵づくりを堪能!

2004年にコニカミノルタが満を持してリリースしたαシリーズ初のデジタル一眼レフ。レンズマウントはAマウント。完成度は高かったが、2006年に同社はデジカメ事業から撤退。αシリーズはソニーに継承された。基本的に、ミノルタ時代のアナログα用AFレンズからソニー製の現行レンズ(Aマウント)まで装着できる。

●実売価格例:1万3800円(中古、ボディのみ)

画像: ミノルタからソニーまで多彩なレンズが装着可能! ●サイズ/幅150㎜×高さ106㎜×奥行き77.5㎜●重量/約760g(電池、メディア別)

ミノルタからソニーまで多彩なレンズが装着可能!
●サイズ/幅150㎜×高さ106㎜×奥行き77.5㎜●重量/約760g(電池、メディア別)

画像: ボタンやレバー類が所狭しと並ぶカメラ背面部。ただし、各パーツは単機能なので、初見でも迷うことは少ない。手ブレ補正のスイッチが今となっては珍しい。

ボタンやレバー類が所狭しと並ぶカメラ背面部。ただし、各パーツは単機能なので、初見でも迷うことは少ない。手ブレ補正のスイッチが今となっては珍しい。

画像: 古いデジカメを使う際のネックは、バッテリーの劣化だ。バッテリーのもちもよくないので、追加で新品をそろえておくといいだろう。

古いデジカメを使う際のネックは、バッテリーの劣化だ。バッテリーのもちもよくないので、追加で新品をそろえておくといいだろう。

コニカミノルタのデジタル一眼レフ初号機である。
発売は2004年。イメージセンサーは、当時、多くのカメラに採用されていたAPS-Cサイズの有効610万画素CCDだ。

特徴的なのが、フィルムメーカーでもあった同社らしい絵づくりである。色乗りや階調再現性が良好で、ポジフィルムを思い起こさせる。今見ても古くささはまったく感じさせず、むしろ積極的に使ってみたいと思えるほどだ。

もう一つのポイントが、レンズ交換式カメラとしては初めて、センサーシフト方式の手ブレ補正機構を搭載したことだろう。現行のソニー製も含め、ほとんどのAマウントレンズで機能する。補正効果は最新のカメラに比べれば低いものの、あることの安心感は大きい。

挙動的にはのんびりした部分も見受けられるが、作られた時代を考えれば致し方ないところ。古いデジイチで、スローな撮影を味わいたい人に最適の一台だ。

■日陰でもオートWBで色調はバッチリ!

画像: AF速度は最新のデジタル一眼に比べて遅く、フォーカスポイントも中央に集中しており、使いやすくはないが、精度は高い。日陰での撮影だが、オートWB(ホワイトバランス)でもニュートラルな色調が得られた。

AF速度は最新のデジタル一眼に比べて遅く、フォーカスポイントも中央に集中しており、使いやすくはないが、精度は高い。日陰での撮影だが、オートWB(ホワイトバランス)でもニュートラルな色調が得られた。

■太陽が雲に隠れたときでも、WB、AF精度、色再現とも良好!

画像: 太陽が雲に隠れたときに撮影したが、こちらもオートWBはいい働きをしてくれている。AF精度も高く、さらに肌色の再現性も良好だ。

太陽が雲に隠れたときに撮影したが、こちらもオートWBはいい働きをしてくれている。AF精度も高く、さらに肌色の再現性も良好だ。

まとめ

ミドルクラスの中古デジイチは1万円前後のものが多いが、本機は優れた絵づくりから特にねらい目。この時代のカメラは、本機以外にも魅力的なモデルが多いので、興味があればぜひ検討してほしい。

※価格は記事作成時のものです。

Photo & Text/大浦タケシ
モデル/いのうえのぞみ

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