文房具好きな筆者が、「学生の時に使いたかった!」と感動した蛍光ペン。それが『KIRE-NA(キレーナ)』です。蛍光ペンを使うと、書いた文字が にじんだり、線が曲がったり汚れたり…。そんなプチストレスを解消してくれるというので使ってみたら、ペン先に秘密があることが分かりました!大人にも使いやすいのでご紹介します。
キレイなノートにしたいのに、うまくいかない蛍光ペンストレス

昔は、書いた文字も滲んでペン先が汚くなっていた…
学生の時に必需品だった蛍光ペン。教科書やノート、重要な箇所に線を引いて目立たせます。一般的にペン先はフェルト芯で出来ているものがほとんど。水性蛍光顔料インクが使われており、半透明で明るい発色をしています。各文具メーカーが新しい蛍光ペンを開発しており、探してみるとかなりたくさんの種類があることが分かります。
イラッとするプチストレスを解消してくれる「蛍光ペン」なんてこの世に存在するの!?
筆者が学生の頃の蛍光ペンは、にじむ、ゆがむ、ペン先が汚れるといった印象が強かったです。ノートをきれいにまとめたいのに、文字の上からラインを引くと黒くにじむ。その汚れたペン先で次のラインをひくと、色が汚くなってしまう。当時も地味にプチストレスを抱えていた記憶があります。
先日、文房具売り場へ行くと、今までとはちょっと違う蛍光ペンを見つけました。“蛍光ペンの不満点あるある”な「まっすぐな線を引きにくい」、「書いた文字の上から線を引くと筆跡がにじんだり、ペン先が汚れる」、「インキの乾きが遅い」などの問題点を解消する蛍光ペンとのこと。これは気になります。
筆者が購入したのは、パイロットコーポレーションの蛍光ペン『KIRE-NA』5色セット(ペールカラー・税込660円・数量限定セット・2024年10月26日発売)です。
インク色は10色展開で、ペールトーンカラー5色と「やわらかい定規」がついた数量限定セット。
ペンはツインキャップ式なので、細字も書くことができます。サイズは、全長136.6mm、最大径10.9mm。重さはキャップ付きで1本9g(※筆者実測値)。
まっすぐキレイな線が引ける2つの秘密
1. ペン先にある新開発の「キチントガイド」機能がポイント!
『KIRE-NA(キレーナ)』という商品名は、「きれいな線が引けることによって、紙面も心も整う」というコンセプトから名付けられたもの。蛍光ペンを引くと、どうしても文字がにじんだり、線が歪んだりした経験がありますよね。それを解消してくれるのが、「KIRE-NA」の最大の特徴である新開発の「キチントガイド」です。
ペン先をよく見てください。ペン先の両端にプラスチックのガイドが付けられているのが分かります。このガイドが紙面に当たることで筆記が安定し、まっすぐな線が引きやすいのだとか!
本当にまっすぐ線が引ける!
書いてみるまでは、ガイドがついていたら筆記がスムーズではないのでは?と思ったのですが、実際に書いてみるとサッと線が引けるではないですか。もちろん多少の手のクセが出たりはしますが、確かにまっすぐな線になるのです。
ちなみに、親指を、軸にあるやや平らになっている部分に合わせると筆記が安定します。
横だけでなく、縦のラインも安定して引けました。スタートしたいところから引けて、きちんと終わらせたいところで止められる。特にコツもいりません。誰でもいつもと同じ筆圧、筆記スピードで安定して書けるのです。
2. ペン先が絶妙にしなる!
もうひとつの特徴は、ペン先がしなること。従来のフェルト芯ではなく、特殊なナイロン素材で作られているのがポイントです。これにより、全幅がしっかりと筆記面に当たるので、線が欠けたりしない。同じ線幅のまま線が引ける点もうれしいですよね。
この「キチントガイド」と「しなるペン先」により、『KIRE-NA(キレーナ)』は開いた教科書やノートの内側の曲面にも、きれいな線を引くことができるのです。
他にもこんな魅力的な特徴あり
「インクが早く乾く」から蛍光ペンがにじまない
さらに、「KIRE-NA」のために開発された「速乾顔料インキ」で乾きが早いので筆記面や手が汚れない。もちろんペン先も汚れない。ペン先のナイロンチップは、引き終わりに出来やすい「インキ溜まり」をスポンジのように吸い取るため、引き終わり部分が濃くなったり滲んだりもしません。
裏抜けもしにくいので、紙面も綺麗なままで筆記がしやすいです。
ペールトーンカラーは手帳やライフログにも

ペールピンク、ペールオレンジ、ペールグリーン、ペールブルー、ウォームグレー
筆者が使っているのはペールトーンカラー5色。やさしく淡い色のラインナップです。その他に、ピンク、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルーのベーシックカラーもあります。
ノートや教科書をきれいに整理したいという学生のニーズに応えた新蛍光ペンということですが、もちろんどの世代にも使えるもの。会社や家庭で書類に線を引く機会も多かったりしますし、ペールトーンカラーは手帳ユーザーにも使いやすいと思います。
他の色同士を重ねても、にじまずに綺麗でした。
手帳やライフログなどのワンポイントの彩りにも書きやすいです。
数量限定セットには「やわらかい定規」が付いているのですが、これも絶妙なやわらかさで使いやすかったです。
使ってみたら、曲面にピタっと当てることができるので、よりきれいな線を引くことができます。この「やわらかい定規」は、どの筆記具にも使えるので重宝しています。
まとめ:「キチントトトノウ」蛍光ペンを使う時のあのプチストレスがないことに感動!
あのプチストレスを解消するために、どうやってアプローチするかという商品開発の熱意にも心動かされました。学生の時に「KIRE-NA」があったら、間違いなく使っていたと思います。整ったノート作りに一役買ってくれたことでしょう。
学生のニーズに応えて開発されたということですが、実際に使ってみると、大人にもニーズはあると感じました。会社でも家庭でも、書類や本などに線を引くシーンがあるのではないでしょうか。新しい筆記具を使ってみると、今までの世界とちょっと見え方が変わるかもしれません。
今回ご紹介した蛍光ペン「KIRE-NA」は、全国の文具店などで発売中です。
●関連記事



