メガネのレンズに相当する部分は一見すると素通し、視界の中に仮想的な画面が浮かび上がる方式で、周囲の状況も把握できる。視線を遠く移すほど見える画像の仮想画面サイズも拡大、2.5メートル先を見れば約40型、20メートル先なら約320型の大画面だ。

実際の景色の中に映像が浮かび上がる「両眼シースルー方式」

スマホの画面を見なくても、視線の中にその情報を表示する「スマートグラス」。広く普及しているわけではないが、これを開発し続けている国内メーカーがエプソンだ。

同社の「MOVERIO」は、2011年から続くメガネ型スマートグラスのブランド。最大の特徴は、実際の景色の中に浮かび上がるように、目の前に情報を表示する「両眼シースルー方式」であること。これを支えるのが、独自の光学エンジンである。

●エプソン
MOVERIO BT-30C

画像: 実際の景色の中に映像が浮かび上がる「両眼シースルー方式」

サイドバイサイド方式の3D映像もシャープかつクリアに

MOVERIOをメガネに例えると、レンズに相当する部分は、一見すると素通し。しかし、実際には斜めにハーフミラーが設置されている。

メガネのツル(テンプル)に相当する部分には、0.43型のシリコン有機EL(OLED)のパネルがあり、そこで表示された映像が自由曲面レンズシステムや屈曲プリズムを通過し、ハーフミラーに投映、そこで反射した映像が、ユーザーの視線に入ることになる。

しかも、同じ仕組みが左右独立して装備されているので、画像が二重に見えるクロストークは発生せず、サイドバイサイド方式の3D映像もシャープかつクリアに楽しむことができる。

画像: 左右のテンプル部にシリコンOLEDパネルを搭載。映像は、前面のハーフミラーに1677万色で投映され、ユーザーの目に届く。

左右のテンプル部にシリコンOLEDパネルを搭載。映像は、前面のハーフミラーに1677万色で投映され、ユーザーの目に届く。

独自の有機ELパネルを開発!2.5メートル先で約40型の大画面!

初代は液晶だったが、BT-30Cには自社開発の有機ELパネルを採用。複雑なレンズやプリズムを極めて狭いテンプル部に埋め込んでいるのが、同社らしい技術の見せどころだ。

視界の中に映像が浮かび上がるので、視線を遠くに移せば移すほど、見える画像の仮想画面サイズも拡大する。2.5メートル先を見れば約40型、20メートル先なら約320型の大画面となる。

本機があれば、出張先や旅行先でも大画面コンテンツが気軽に楽しめるようになるわけだ。

画像: 視界の中に仮想的な画面が浮かび上がる方式なので、狭い場所でも大迫力の映像が楽しめ、かつ周囲の状況も把握できる。(画像はイメージ)

視界の中に仮想的な画面が浮かび上がる方式なので、狭い場所でも大迫力の映像が楽しめ、かつ周囲の状況も把握できる。(画像はイメージ)

画像: 独自の有機ELパネルを開発!2.5メートル先で約40型の大画面!

●解説/福多利夫
ホビーや家電、デジタルグッズが大好きで、その仕組みが気になっちゃうフリーライター。家電製品協会認定の家電総合アドバイザーでもある。

イラスト:中山昭(絵仕事 界屋)

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