いくら消費増税が近いからといって、無駄なモノに手を出す必要はない。自分にとって本当に役立つモノ、生活を豊かにするモノをしっかりとした目で選び、手に入れるべきだ。そんな今、買うに値するスマホ・タブレットの最新の名機とは? 「特選街」の執筆陣と編集部がズバリ選び出した。
『特選街』が選ぶスマホのおすすめ「ザ・名機2019」はコレだ!
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ベストバランス賞
機能や性能、操作性、使い勝手、価格など、あらゆる面において高次元でバランスが取れているモデル
アドバンス賞
そのジャンルの次のトレンドになりそうなコンセプトや、先進的な機能・技術などが投入されているモデル
コスパ賞
基本的な機能や操作性を備えつつ、そのジャンルにおいて、比較的手ごろな価格で購入できるモデル
『サムスン GALAXY S10』Android(プレミアム)
ベゼルを極限まで細くしたディスプレイと、幅広い撮影シーンに対応するトリプルカメラを搭載。ディスプレイ上の指紋認証や、ほかのデバイスへのワイヤレス充電など、先進的な機能も備えている。
サムスン GALAXY S10
実売価格例:8万9424円
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●画面サイズ:6.1型(有機EL)
●幅70mm×高さ150mm×奥行き8.5mm
●158g
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超広角+広角+望遠のトリプルカメラを搭載。広角カメラは撮影シーンの明るさを識別して、F値が1.5と2.4に瞬時に切り替わる。
6.1型の有機EL画面に加え、トリプルカメラを搭載
シリーズ10周年を記念したGalaxyの最新モデルで、洗練されたデザインと最先端の機能を両立させていることが特徴。
6.1型有機ELディスプレイは、左右端のベゼルが細く、横幅は約70ミリに抑えられている。片手でほとんどの操作をこなせるサイズ感だ。
インカメラをディスプレイ内に一体化するデザインにより、フロントパネルは、ほぼ全面がスクリーンに。動画やゲームを楽しむ際の迫力も向上した。
アウトカメラは、超広角から光学2倍までをカバーするトリプルカメラ。約1200万画素のメインカメラは、光を効率よく取り込めるデュアルピクセル仕様。被写体の明るさを瞬時に識別し、F値を1.5または2.4に自動で切り替えられる。
「Galaxyシリーズ10周年の技術の粋を結集。操作性は快適そのもの。」
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村元正剛/ITライター
『ソニー Xperia1』Android(プレミアム)
スマホでは世界初の4K/HDRに対応する有機ELディスプレイを搭載。21対9のワイド画面は、映画やゲームはもちろん、縦に長いウエブページを見るのにも重宝。Xperiaシリーズ初のトリプルカメラも搭載。
ソニー Xperia1
実売価格例:10万3032円
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●画面サイズ/6.5型(有機EL)
●幅72mm×高さ167mm×奥行き9mm
●178g
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トリプルカメラは、上から標準(約1220万画素/F1.6)+望遠(約1220万画素/F2.4)+超広角(約1220万画素/F2.4)という構成。
4K/HDR画面搭載で、ソニーの技術を結集した一台
デザインを一新したXperiaシリーズの最新フラッグシップ。
最大の特徴は、アスペクト比が21対9で4K画質のシネマワイドディスプレイ。映画とほぼ同比率なので、「Netflix」などの映画コンテンツをフルスクリーンで楽しめる。画面を分割して二つのアプリを同時に使うマルチウインドウの利便性も向上した。
Xperiaシリーズ初のトリプルカメラは、超広角+標準+望遠(2倍)という組み合わせ。人物に瞳にピントを合わせる「瞳AF」にも対応。夜景を鮮明に撮れることも魅力だ。
さらに、動画撮影に関しては、ソニーのプロ向けの映画撮影用カメラの開発チームが監修した「Cinema Pro」という機能も備えている。
「ソニーがテレビやカメラの開発で培ってきた技術を結集した本気モデル。」
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村元正剛/ITライター
『Google Google Pixel 3a』Android(ミドルレンジ)
カメラ性能が高く評価されたPixel 3の廉価モデル。CPUや筐体の材質などでコストダウンが図られているが、カメラ性能はPixel 3とほぼ同等。Googleの各種サービスが使いやすいことも魅力だ。
Google Google Pixel 3a
実売価格例:4万8600円
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●画面サイズ:5.6型(有機EL)
●幅70.1mm×高さ151.3mm×奥行き8.2mm
●147g
安価ながらカメラは高性能。イヤホンジャックも魅力的
2018年11月にGoogleが発売し、カメラ性能が高く評価されたPixel 3の廉価モデル。
プロセッサーの性能が低めで、ワイヤレス充電に対応せず、Pixel 3がガラス製なのに対して、Pixel 3aはポリカーボネート製といった違いがある。
しかし、アウトカメラはPixel 3と同じく1200万画素のデュアルピクセルカメラで、F値は1.8。夜景を明るく撮れるモードや、背景ボケをコントロールできるポートレートモードも受け継がれている。
5.6型の有機ELディスプレイや、3000ミリアンペアの大容量バッテリーを搭載していることも魅力。また、独立したイヤホンジャックは、Pixel 3a独自の装備だ。
「ハイエンドモデル並みのカメラ性能が秀逸。シンプルなデザインも魅力だ。」
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村元正剛/ITライター
『ファーウェイ P30 Lite』Android(エントリー)
3万円台で買えるモデルながら、超広角レンズを含むトリプルカメラを搭載し、ハイエンドモデル並みの撮影体験が楽しめる。しずく型ノッチを採用した6.15型の画面や美しい背面パネルも魅力だ。
ファーウェイ P30 Lite
実売価格例:3万2780円
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●画面サイズ:6.15型(液晶)
●幅72.7mm×高さ152.9mm×奥行き7.4mm
●159g
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低価格モデルながらAIを使ったトリプルカメラを搭載。超広角撮影や背景をぼかしたポートレートなど、多彩な撮影を気軽に楽しめる。
カメラ、ディスプレイ、パフォーマンスが秀逸な廉価機
ここ数年、SIMフリースマホで年間トップの販売数を記録しているP liteシリーズの最新モデル。
3万円台ながら広角(約2400万画素)+超広角(約800万画素)+深度測定用(約200万画素)のトリプルカメラを搭載。120度のワイドな画角で撮影できることは大きな魅力だ。
アウトカメラは、AIによる22種類の被写体・シーン認識に対応。さらに、広角のインカメラも8種類のシーン認識に対応し、背景を生かしたセルフィーを撮影することもできる。
ディスプレイは6.15型で、解像度は2312ドット×1080ドット。最大2.2GヘルツのオクタコアCPUや4GバイトのRAMを搭載し、パフォーマンス面でも不安はない。
「スマホ代を節約したいが、カメラ性能には妥協したくない人には絶好の選択!」
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村元正剛/ITライター
『アップル iPad Pro』タブレット
解像度2388ドット×1668ドットの11型ディスプレイを搭載したタブレット端末(12.9型もある)。CPUには最新のA12X Bionicを採用し、前モデルと比べて約2倍高速となるグラフィック処理を実現している。
アップル iPad Pro
直販価格:9万6984円(11型・64GB)~
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【11型モデル】
●幅247.6mm×高さ178.5mm×厚さ5.9mm
●468g(Wi-Fi+セルラー)
仕事も趣味もパワフルにこなせるマルチなタブレット
5モデルのラインアップを擁するアップルのiPadシリーズだが、すべてにおいてスキのない一台といえば、やはりiPad Proだ。
最大の特徴は、CPUに「市場にある92%のモバイルノートより高速」という「A12X Bionic」を備える点。動画編集はもとより、資料作成や表計算など、オフィス文書の編集もストレスなく利用可能。
さらに、別売の「Apple Pencil(第2世代)」を使えば、まさしく「紙とペン」感覚でメモ書きもこなせる。
画面サイズは大小2種類があるが、一般ユーザーには軽量で持ち運びやすい11型が最適。データ類はiCloudに保存するようにすれば、ストレージ容量は64Gバイトでも十分だ。
「処理性能は申し分なし。別売キーボードを使えば2in1端末にもなる。」
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篠原義夫/ガジェットライター