【洗濯機の選び方&使い方】縦型とドラム型どちらがいい?メンテナンスは?

掃除機

実は、縦型もドラム式も洗濯槽の裏側にカビが付きやすいため、定期的に槽洗浄を行う必要がある。節水性の高いドラム式、さまざまな洗濯物を洗う家庭では縦型が向いているなど洗濯機の選び方は重要だ。洗剤の自動投入機能付きのモデルも発売されており、最新の家事家電がスゴイ!

<洗濯機の選び方&使い方のギモン>
洗濯機もメンテナンスの必要があるって聞いたけど

⇒⇒洗濯槽の洗浄のほか、糸くずフィルター、乾燥フィルターの掃除も必要

まず、縦型もドラム式も洗濯槽の裏側にカビが付きやすいため、定期的に槽洗浄を行う必要がある。最近は、自動的に槽の洗浄から乾燥まで行ってくれるモデルも増えており、より手軽にメンテナンスができるようになっている。

そのほか、縦型の場合は、糸くずフィルターの定期的な掃除も必要だ。ドラム式の場合は、乾燥機能の利用後に毎回、乾燥フィルターの掃除が必要になる。この取り外しやすさや洗いやすさも、機種選びのポイントになる。

乾燥フィルターを自動で掃除

シャープ
ES-W112
実売価格例:36万5040円

乾燥フィルターに付いたホコリを自動で取り除いてダストボックスに入れてくれる「乾燥フィルター自動お掃除」機能を搭載するのが、魅力となっている。

文/安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)
※価格は記事作成時のものです。

<洗濯機の選び方&使い方のギモン>
洗濯乾燥機は縦型とドラム式のどっちがいい?

⇒⇒用途の幅広さでは縦型だが、電気代、水道代、乾燥能力などはドラム式

洗浄力ではドラム式より縦型のほうが上回るといわれてきたが、最近ではほとんど差はなくなりつつある。ただし、布団やカーテンなどドラム式では洗いにくいものもあるため、さまざまな洗濯物を洗濯したい人には縦型が向く。ドラム式は、少量の水でたたきつけるように洗うため、節水性が高いのがメリットだ。

乾燥機能はドラム式が省エネで、衣類が縮みにくいヒートポンプ方式(日立は排熱を再利用するヒートリサイクル方式)を採用するモデルが多い一方、縦型は電気代がかかり、衣類が縮みやすいヒーター式を採用している。縦型は熱が衣類全体に届きにくいため、乾燥の仕上がりの面でもドラム式が有利だ。洗濯から乾燥まで日常的に使いたい人にはドラム式が向く。

洗浄力に加え、風アイロンも魅力

日立
BD-NX120C
実売価格例:26万7130円

洗濯物の汚れの量や生地の割合、洗剤の種類などをAI(人工知能)が見分けて洗い方や洗濯時間を自動的に判断する「AIお洗濯」を搭載する。

時速約300キロもの高速の温風で乾燥させることで、衣類のシワを伸ばす「風アイロン」も、便利な機能だ。

文/安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)
※価格は記事作成時のものです。

<洗濯機の選び方&使い方のギモン>
洗剤や柔軟剤ってどれぐらい入れればいいかわからない

⇒⇒パナソニックや日立から洗剤の自動投入機能付きモデルが登場

洗濯機で使う洗剤の量は、洗濯量に応じて洗剤の表示どおりに入れるのが基本。洗濯量を測って表示してくれる機種もあるが、目分量での判断になりがち。

実は、洗剤の量は多すぎても少なすぎても十分な洗浄能力を発揮できず、使用水量にも影響を与えるため、適切な量でなければならない。その点、最近登場している自動投入機能を備えた洗濯機なら、あらかじめタンクにセットしておいた洗剤や柔軟剤を、洗濯量に応じて自動計量して投入してくれる。

自動洗剤投入の縦型洗濯機

パナソニック
NA-FW100K7
実売価格例:24万3230円

泡による洗浄と豊富な水流で汚れ落ちにも定評。洗濯槽が手前の低い位置にあり、出し入れもしやすい。

タンクに液体合成洗剤と柔軟剤をセットしておくと、洗濯のたびに最適な量を自動で投入してくれる。

文/神野恵美(ライター・編集者)
※価格は記事作成時のものです。

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掃除機知識
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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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