現在のデジタル一眼はミラーレスが主流になり、一眼レフは縮小傾向にある。気になるのは一眼レフの今後。おそらく今までエントリークラスの一眼レフを求めていたユーザー層は、より手軽に撮影が楽しめるスマホカメラかミラーレスに移行していくだろう。ニコン、キヤノンともに、いずれミラーレスでもフラッグシップを投入すると公言しているが、それは早くても2020年以降になるだろう。
一眼レフカメラの未来
エントリー層はミラーレスに。一眼レフはハイエンドクラスだけが生き残る!?
現在のデジタル一眼はミラーレスが主流になり、一眼レフは縮小傾向にある。気になるのは一眼レフの今後だが、おそらく今までエントリークラスの一眼レフを求めていたユーザー層は、より手軽に撮影が楽しめるスマホカメラかミラーレスに移行していくだろう。
しかし、趣味性が求められるハイアマチュア向け上位機種では、クリアな視認性の光学ファインダーなど、ミラーレスでは味わえない魅力を支持するファンがいるので、シェアは縮小するものの、生き残っていくと思われる。
また、ニコンは2020年の東京五輪に向けて、一眼レフのフラッグシップモデル「D6」の開発を発表。ライバルのキヤノンからもEOS-1D Xシリーズの最新モデルが登場するとの噂がある。やはり五輪のようなハードな撮影環境では、一眼レフのほうが信頼性は高いという判断からだろう。
プロ向け一眼レフが登場予定
ニコン、キヤノンともに、いずれミラーレスでもフラッグシップを投入すると公言しているが、それは早くても2020年以降になるだろう。
解説/岡田清孝(カメラマン)
※価格は記事作成時のものです。