BDよりDVDが多く発売されている理由は?

家電・AV

DVDは今も健在だ。また、DVDでしか発売されないタイトルというのが、今でもまだたくさんある。これは、DVD再生機(プレーヤー/レコーダー、パソコンなど)の普及率の高さが理由で、多くの人が再生・視聴できるという点が大きい。しかし『この状況がずっと続く』ということはない。

あなたの疑問にズバリお答え!
DVDのほうがBDより多いという状態は続く?

読者から質問

BD(ブルーレイディスク)ソフトが出てきて、DVDソフトはいずれなくなるのかと思っていましたが、いまだに残っています。むしろ、まだDVDのほうが多い気がします。この状態がずっと続くのでしょうか?? (T.Kさん 広島県 56歳)

専門家の回答

編集部:
これは、AVライターの鳥居一豊さんに聞きます。

専門家:
「フルHD画質のBD、そして4K画質のUHD BDが登場した今も、確かにDVDは健在です。また、DVDでしか発売されないタイトルというのが、今でもまだたくさんあります。これは、DVD再生機(プレーヤー/レコーダー、パソコンなど)の普及率の高さが理由で、多くの人が再生・視聴可能という点が大きいのでしょう。しかし、映像ソフト市場は、数年前に金額構成比でBDが50%を超えており、DVDソフトは減少傾向にあります。なので、『この状況がずっと続く』ということはないでしょう。

さらに、映像メディアとしては、現在急速に普及が進んでいるネット動画配信も見逃せません。利用するユーザー数も着実に伸びており、BDやDVDで発売されない配信タイトルもかなり増えてきています。

このように、映像メディアの世界は急速に変化してきています。 映像ソフトを所有したい熱心なファンもまだまだ多いので、すぐにDVDやBDが発売されなくなることはありませんが、映像ソフトの主流はネット動画に移行していくでしょう」

編集部:
ネット動画はスマホでも見られるなど、利便性が高いので、今後はさらに普及するでしょうね。了解しました!

スポンサーリンク
家電・AV知識
シェアする
特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

特選街web編集部をフォローする
特選街web

PR

【ドライブ中に純正ナビでテレビ視聴!】データシステム・テレビキットシリーズから最新車種対応のカー用品『TTV443』が登場!
長時間のドライブで同乗者に快適な時間を過ごしてもらうには、車内でテレビや動画を視聴できるエンタメ機能が欠かせない。しかし、純正のカーナビは、走行中にテレビの視聴やナビ操作ができないように機能制限がかけられているのがデフォルト……。そんな純正...

PRガジェット