ホーロー鍋に、精密と言う概念を取り入れたバーミキュラ。大人気です。炊飯器のテストもさせてもらいましたが、グッド。美味しく炊けました。そのバーミキュラが、この春「フライパン」に挑戦しました。フライパン自体も素敵なのですが、驚いたのは、そのサービスです。この気になるフライパンを、今日はレポートします。

フライパンで美味しく焼くには…

『表面を早く焼く。中に、水分、肉汁などを閉じ込める。』言わずと知れた、美味しい焼き方です。

画像: フライパン で美味しく焼くには…

ところが、これが中々上手く行きません。理由は、食材から外に出てきた水分が邪魔をするからです。水が蒸発しない限り、その部分、すなわち水がある部分は100℃以上にはなりません。そうなると、食材から水分がどんどんでてしまいます。見事に悪循環な焼き方となります。

バーミキュラのフライパンの特徴

水分を瞬間的に蒸発

このため、バーミキュラは、水がなじむ特性を持つ新開発のホーローと蓄熱性が高い鋳鉄を組みあわせたフライパンを開発しました。鋳鉄のフライパンにホーローをコーティングさせたのです。水分を素早く蒸発させるために開発されたこの仕様、250℃で、5mlの水をどの位で完全蒸発できるかというと3秒だそうです。これは早い。

ちなみに、コーティングなしの鋳鉄で94秒、アルミのフッ素コートで312秒、ステンレスで404秒だそうです。思い返すと、野菜炒めなどは、量によっては汁が大量にでます。炒めても炒めても、その汁が飛ばない。炒めてある部分は美味しいのですが、汁に水没している部分の味はイマイチ。この数字で、何故飛ばないのかがわかると思います。

画像: www.vermicular.jp
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このため、プロは基本的に鉄のフライパンを使います。水分をなるべく早く飛ばし炒めるためですね。しかし、鉄のフライパンはちょっと使うのが難しいというより面倒くさいのも事実。焦げた時などは大変ですし、管理が悪ければ錆びます。今回紹介しているバーミキュラはホーローでコーティングしていますので、焦げ付きにくい仕様になっています。

また、鉄だと重いと思われる人もいらっしゃるかも知れません。そう鉄は軽くはありません。バーミキュラは鋳物ホーローの限界、1.5mmを実現。26cmで約1.1kg、24cm 深型で約1.05kgといい感じの重さになっています。

画像: 【鉄フライパンのおすすめ】バーミキュラは「ホーロー再コーティング」で差別化!職人の熟練技術が凝縮した一生モノ
バーミキュラ
フライパン
フライパン 26cm【ハンドル:オーク材】
▼直径(外形):26cm・幅:46cm(取手含)・深さ:4cm・高さ:10cm、満水容量:約1.8L、重量:約1.1kg▼材質(本体:鋳物ホーロー、ハンドル:オーク材・ウォールナット材)▼耐熱温度(フライパン本体部分:300℃、ウッドハンドル部分:60℃)▼対応熱源(ガス・IH・ハロゲン・ラジエント・シーズ)▼付属品(VERMICULAR FRYING PAN RECIPE BOOK 26cm (レシピ26品・80ページ))

コーティングの「リペアサービス」を導入

しかし、バーミキュラの製品はお安くありません。買うのに躊躇します。何故、躊躇するのでしょうか? それはフライパンは使い捨てだと思っている人が多いからでしょう。そりゃぁ、捨てるものに高いお金を払いませんよね。今、コーティングしたフライパンが一般的。このコーティングが剥げると多くの人が廃棄してしまいます。本体はちゃんとしているのに、その表面が傷ついたらダメというわけです。ちょっとさみしくもあり、もったいなくもあります。

今回、バーミキュラはこれに対し一つの提案をしました。このホーローコーティングのリペアをしてくれるというのです。これは実に嬉しい。

画像: shop.vermicular.jp
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台所用品、特に鍋などは、初めて買う時、揃いで買います。色で合わせたりするのですが、コーティングの剥がれなどで、揃いが崩れていきます。気づくと、「こんなハズではなかったのに!」となりがちです。しかし、再生できるとなると、状況が違ってきます。気に入ったものをズット使い続けることができるわけですから、お金を払ってもいいかなぁという気分になります。

バーミキュラのファン作り

隆盛を誇った日本の家電メーカーですが、今、韓国、中国メーカーに押されて大変です。この理由の一つに、隆盛だったころ、ブランド確立ができていなかったことが挙げられます。ブランド確立には、高品質、高耐久性などが必要ですが、メーカーサービスも重要です。伝説のメーカーサービスはロールスロイスでしょうね。あるお金持ちがロールスで砂漠を横断中故障。電話したところ、ヘリで修理工がやってきて修理。砂漠を抜けた後、オーナーが費用を支払いたいと言ったところ、サービスは「なにかのお間違いではありませんか?ロールスは故障しません。」と言ったとか。当然、付き合うならロールスとなり、ロールスは名をあげたわけです。

やっていることはチョット違いますが、長く製品を楽しんで(使って)もらうと言うのは、重要です。バーミキュラのこの選択は、ブランド確立に対し大きなステップになりそうです。

美味しい、安心、カッコいいが揃ったバーミキュラのフライパンです。実発売は、4月下旬ですが、バーミキュラのECサイトでは、販売開始されています。

外出自粛の現在、家で美味しいご飯を食べることが重要。一役買いそうな、フライパンです。

◆多賀一晃(生活家電.com主宰)
企画とユーザーをつなぐ商品企画コンサルティング ポップ-アップ・プランニング・オフィス代表。また米・食味鑑定士の資格を所有。オーディオ・ビデオ関連の開発経験があり、理論的だけでなく、官能評価も得意。趣味は、東京歴史散歩とラーメンの食べ歩き。

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