100均マニアの筆者が最近注目しているのが、キャンドゥの家具。かなり本格的なものまで販売されているのですが、今回は比較的リーズナブルな「シューズラック 4段」税込770円が我が家の洗面台の下にジャストフィット。 収納力を倍増してくれたので皆さんにその詳細を紹介したいと思います。
キャンドゥの「シューズラック 4段」とは?
組み立て簡単・リーズナブルでコンパクトなシューズラック
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「シューズラック 4段」は約58×20×5cmの箱に入っていますが、店頭ではみつけづらい位置にあることも多いので、よく探してみてください。
100均好きの方なら すでにご存知だと思いますが、最近キャンドゥでは、かなり本格的な家具が販売されています。 すでに特選街Webで執筆しましたが「【100均】人気のキッチンワゴンがついに登場!Can Do(キャンドゥ)「マルチキャスターワゴン」の実力を検証してみた」(https://tokusengai.com/_ct/17686987)でも紹介したように2,000円近い価格のマルチキャスターワゴン まで が販売されているのです。
そんななかから今回は比較的リーズナブルな価格帯である「シューズラック 4段」を紹介したいと思います。高さ約57cm 幅約49.5cm、奥行き約 19cm のスリムなシューズラックは、その名のとおり4段となっており、最大で大人用の靴を8足収納することができます。
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キャンドゥの「シューズラック 4段」を箱から出したところです。パーツや取扱説明書などが1つの袋にまとめて入っています。
税込で770円というリーズナブルな価格に加え、プラスチック製のサイドフレーム1組と16本のポールでできたシンプルな構造により、特別な工具なしに簡単に組み立てられるのも大きな特徴になっています。
また、一般的なシューズラックに比べ ややコンパクトなため狭い玄関やワンルームマンションなどでも使いやすいのも人気の理由といえるでしょう。そんなキャンドゥの「シューズラック 4段」を筆者は洗面台下の収納として活用してみました。
「シューズラック 4段」を組み立ててみる
組み立て時には軍手をすることをおすすめしたい
キャンドゥの「シューズラック 4段」の部品と組立・取扱説明書。注意しておきたいのは、すべての部品がコスト削減のためにギリギリまで強度を削っているので、無理な力をかけると破損する可能性があることです。
サイドフレームの穴、8カ所にそれぞれポールを差し込んでいきます。作業自体はとても簡単ですが、作業時には軍手などで手を保護することがおすすめです。ポールの先端部が鋭くなっていたり、バリが出ていたりなどでケガをすると、ものすごく損をした気分になるので、簡単な作業でも100均アイテムの組立時には筆者は手袋で手を保護して作業を行うようにしています。
8本のポールを差し込んだら逆側のサイドフレームを取り付けます。注意したいのは力を入れすぎないこと。 パーツの強度が低いので無理に力を入れるとポールが曲がったり、折れたりします。
各段の中央部分の溝にポールをそれぞれ2本ずつはめ込んで棚を作っていきます。ポールの片側をサイドフレームの溝のはめ、奥まで押し込んでから、もう一方をサイドフレームの溝にはめ込んでいくとラクに作業ができます。
完成した「シューズラック 4段」。素直にシューズラックとして使う場合は、このまま玄関に設置すればよいわけです。なお、各段の耐荷重は約5kgなので靴を乗せるには十分以上。それ以外でも、それなりの重さのものを乗せることができます。
キャンドゥの「シューズラック 4段」を洗面台下に設置
その気になれば横幅はついては調整が可能
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「シューズラック 4段」を導入する前の我が家の洗面所下収納の様子。プラスチックのカゴは置いてあるものの、かなり収納効率は悪く、あきらめ感が漂います。
普通であれば「シューズラック 4段」なので、その名のとおりシューズラックとして使うのでしょう。しかし、筆者は「シューズラック 4段」を実際に見たときから「これは我が家の整理できていない洗面所下に入るのでは?」と思っていたのです。
我が家の場合「シューズラック 4段」の幅約49.5cmはまったく問題はなかったのですが、高さの約57cmがギリギリなのでは? と予想しており、「シューズラック 4段」を購入する前に洗面所下収納の高さを測ってから購入しました。
また、洗面所下の収納に「シューズラック 4段」を設置する場合は、排水用のパイプと干渉する場合もあるので、奥行の約19cmが入るかも確認しておくとよいでしょう。
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ダイソーの「パイプカッター(切断可能サイズΦ3-28mm)」。税込550円とちょっとお高いですが、これがあると「シューズラック 4段」の横幅はほぼ自由自在です。
とはいえ「シューズラック 4段」のサイドフレームは薄いプラスチック製なので、その気になればノコギリなどで切断すれば高さは調整可能でしょう。また、横幅についてはダイソーの「パイプカッター(切断可能サイズΦ3-28mm)」(税込み550円)などを使ってパイプをカットすれば、横幅の調整もできます。
筆者の家の洗面所下収納の場合は、高さと奥行きはギリギリ、横幅はちょうどだったので、そのまま使用しています。「シューズラック 4段」を入れる前は床に直接カゴを置いて、そのなかに洗剤などを入れていただけだったのですが、「シューズラック 4段」を入れたあとは各段にカゴを入れたので、収納量が飛躍的にアップしただけでなく、整理もしやすくなりました。
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「シューズラック 4段」を導入すると収納効率が劇的にアップします。そして、それ以上に整理しやすくなるので、片付けの効率がアップし使いやすいです。
両サイド部分の収納量は変化していないので収納量が棚の段数分増えたとはいえませんが、実際の使い勝手としては洗面所下に収納できるアイテムが倍増したように感じています。はっきりいってかなり便利。おすすめの使い方といえるでしょう。
「シューズラック 4段」は税込770円とリーズナブル。コンパクトで使いやすいシューズラックとしても高く評価されていますが、筆者は各段の耐荷重が5kgと百均家具としては丈夫な点と横幅や高さが比較的簡単に調整できる点を考慮すると、洗面所下、台所のシンク下といった隙間を活用するためのアイテムとしても実用性が高いと考えています。
自宅の活用できていないデッドスペースをみつけたら、キャンドゥの「シューズラック 4段」でなんとかできないかと考えてみるのはとてもおすすめ。そして試しにやってみるにも税込770円という百均家具らしいリーズナブルさが非常にありがたいのです。ぜひお試しください。