「タブの開きすぎ」「拡張機能を組み込みすぎ」「キャッシュがたまっている」「パソコンのメモリー不足」などを放置しておくと、動作が重くなるから注意しよう。また、たまったキャッシュをクリアすることも大切だ。
ブラウザーの疑問と悩み
「Chrome」などの起動やサイトの表示に時間がかかる
動作が重くなる原因は、「タブの開きすぎ」「拡張機能を組み込みすぎ」「キャッシュがたまっている」「パソコンのメモリー不足」などが考えられる。
まず、開いているタブが多くなると、メモリーやCPUを余計に消費して動作が重くなる。不要なタブはこまめに閉じるクセをつけよう。
■不要なタブや拡張機能は整理
不要なタブはそのまま放置せずに、きちんと閉じるのが基本。また、使っていない拡張機能も削除して動作を軽くしよう。
また、便利な拡張機能だが、多すぎるのは考えもの。実行していなくても、アップデートなどでメモリーやCPUを消費することがあるため、使わないものは削除するのが賢明だ。
キャッシュは、アクセスしたサイトのデータを一時保存したもの。重いと感じたらそのつどクリアしよう。
それでも重いなら、パソコンに搭載されたメモリーが不足している可能性がある。増設に対応しているなら、ぜひ増量しておこう。
■たまったキャッシュをクリアしよう
Chromeなら、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」で「キャッシュされた画像とファイル」を選んで削除する。
解説/宮下由多加(ライター)