電子マネーはスマホで使うとさらに便利!複数の電子マネーを1台の端末に保持できるからいい。ここでは、iPhoneユーザーでも使える電子マネー「Suica」を例に、スマホで活用する方法を解説する。
電子マネーはスマホで使うとさらに便利!
スマホで電子マネーを使う最大のメリットは、複数の電子マネーを一台の端末に保持できることだ。
Androidのおサイフケータイであれば、会計時にどの電子マネーを使うかを伝えれば、複数の中から自動的に選択されるので、特に意識する必要はない。また、サービスごとにクレジットカードを登録することで、残高が不足してもその場でアプリからチャージできるのも魅力。
iPhoneの場合は、会計時に支払いに使う電子マネーを利用者があらかじめ選択しておく必要があるなど、若干手順が異なる部分がある。ここでは、Suicaを例に、カード登録から支払いまでの手順を簡単に見ていこう。
❶アプリ導入&カード発行
App StoreからSuicaアプリを導入。まずはカードを作る。カードは記名式Suicaを選択する。
❷会員登録
モバイルSuicaのサービスを利用するには、会員登録が必要となる。
❸クレジットカード登録
iPhoneでSuicaアプリを使った場合だけ、Visaのクレジットカードも登録できる。
❹チャージ
カード発行には最低1000円のチャージが必要。ここでは登録したVisaカードを選択した。
❺支払い
支払い時にはSuica利用を店員に伝え、顔認証などでロックを解除した状態で端末にかざす。
❻履歴を確認
Walletアプリでカードを選択すると、過去の支払い記録が見られる。残高も見られる。
こんなにある!スマホ利用のメリット
■残高や履歴確認が簡単で、足りない残高もすぐチャージできる
■複数の電子マネーを一つのスマホでまとめて利用できる
■スマホを紛失してもリモートから情報を削除できるので安全
複数の電子マネー利用には、このアプリが便利
【おサイフケータイ】
Androidスマホで登録済み電子マネーの最新残高を一覧表示可能。Google Payアプリでは残高表示や一部のチャージに対応。
【Wallet】
iPhoneで登録済みカードの残高や履歴の確認のほか、支払い時にメインで利用するカードをここであらかじめ指定できる。
■解説/鈴木淳也(ITジャーナリスト)