【クレジットカード比較】スマホ決済や電子マネーと相性のいいクレカはコレ

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加盟店が多く利便性が高いだけでなく、スマホ決済との連係でもさらにお得な「クレジットカード」。1950年代から利用されているキャッシュレス決済で、2019年3月末時点では、2億8394万枚が発行されている(日本クレジットカード協会)。ここでは、dカード、楽天カード、Yahoo!JAPANカード、au PAYカード、Visa LINE Payカード、ビックカメラSuicaカードの特徴を徹底解説!

今回紹介するクレジットカード

クレジットカードの特徴は?

1950年代から利用されているキャッシュレス決済で、最も歴史が古い。それだけに加盟店が多く、国内はもちろん、海外の店舗でも広く利用できて便利。入会は満18歳以上(高校生除く)で、申し込み後に審査される。

どんなカードがある?

日本クレジット協会によると、2億8394万枚(2019年3月末時点)が発行されている。中でも、人気は通信系、交通系、流通系で、ここでは、スマホ決済や電子マネーと相性のいい6種のカードを紹介する。また、今ではICチップ付きが当たり前だが、さらに安全性を高めた非接触型カードも増加。ポイントカード機能を備えるカードも多い。

d払いと連係dカード

電子マネーやポイント機能を備える一枚3役の多機能カード

ドコモが提供するクレジットカード。買い物で1%のdポイントがたまる高還元率が人気で、ドコモユーザーでなくても持つメリットがある。ローソンで支払いに利用すると、最大5%還元されるほか、マツモトキヨシや高島屋などのdカード特約店でも、1%を超えるポイントがたまるのでお得。dポイントカードの機能も備え、dポイントカード加盟店で利用すると、ポイントを二重取りできるのも魅力だ。

電子マネーのiD機能もあるほか、Visaの場合、タッチ決済機能もあり、国内はもちろん、海外でもカードをかざすだけで手軽に支払える。

さらに、dカードケータイ補償付きで、購入後1年以内にケータイやスマホの紛失・盗難があった場合、同じ端末への買い替え費用を最大1万円まで補償してくれる。

還元率が1%を超えるのが魅力

1%超の高還元率をアピール。年会費は永年無料で、国際ブランドとしては写真のVisaのほか、Mastercardがある。

ココが○
■年会費永年無料なので負担なく持てる
■少額の支払いでもiD機能でタッチ決済が可能
■最大1万円のケータイ補償が付いている

ココが△
■海外旅行保険が付いていない
■国内旅行保険が付いていない(年会費無料カードの場合、付いていないことが多い)

楽天ペイと連係楽天カード

日本で最も支払いに使われている。ポイントカード機能もあり

日本で最も支払いに使われているカード。楽天グループのサービスで利用すると、楽天ポイントがさらにたまる。通常は1%のポイント還元率だが、楽天市場での買い物ならポイントは3倍、楽天トラベルなら2倍になる。ポイントカード機能も備えているので、ポイント加盟店で利用することで、ポイントを二重取りできるメリットもある。

VisaやMastercardブランドのカードを選べば、タッチ決済対応で、国内外の加盟店で手軽にかざして支払える。

最高2000万円の海外旅行傷害保険付きだが、海外旅行代金などを楽天カードで支払っていることが条件の利用付帯なので注意。ハワイのワイキキ中心部に2ヵ所のラウンジがあり、カードを提示することで、同伴者5名まで一緒に利用することができる。

楽天ポイントがたまりやすい

テレビのCMでもアピールしているように、年会費は永年無料。ブランドはMastercard、Visa、JCB、アメリカン・エキスプレスがある。

ココが○
■年会費永年無料なので負担なく持てる
■楽天市場の買い物でポイント3%還元
■ハワイのラウンジが同伴者含め無料で使える

ココが△
■国内旅行保険が付いていない
■通常の楽天カードの場合は、ETCカードの年会費が550円(プレミアム/ブラックカードは無料)

PayPayと連係Yahoo!JAPANカード

PayPayにチャージできる唯一のクレジットカード

Yahoo!JAPANのサービスで利用するとお得なカードで、愛称はヤフーカード。基本1%の高還元率で、Yahoo!ショッピングなどでの買い物に利用すると、3%還元になる。Tポイントカード機能を搭載し、Tポイント加盟店で買い物すると、ポイントを二重取りすることも可能。

同じグループのスマホ決済サービスであるPayPayの支払いでもお得。通常、PayPayの支払いをクレジットカードで行った場合、還元の対象外になるが、ヤフーカードだけは1.5%還元となり、決済の1%還元と合わせて二重取りが可能。PayPayにチャージできる唯一のクレジットカードでもあり、キャンペーンなどでもメリットが大きい。

レンタルショップのTSUTAYAの会員証としても利用でき、入会費用が無料になる。

Tポイントカードとしても使える

PayPayやTポイントとの連係が大きな魅力。年会費は永年無料で、国際ブランドは写真のVisaのほか、Mastercard、JCBがある。

ココが○
■年会費永年無料で、Tポイントカード機能もある
■Yahoo!ショッピングなどでの買い物で3%還元
■クレジットカードで唯一、PayPay利用の還元あり

ココが△
■国内・海外旅行保険が付いていない
■ETCカードの年会費が有料(550円)

au PAYと連係au PAYカード

auサービスの利用がお得で、auユーザーのためのカード

2020年2月より「au WALLET(ウォレット)クレジットカード」から「au PAYカード」に名称変更。auのケータイやネットサービスを契約している人が対象のクレジットカードだ。

基本1%のau WALLETポイント(5月以降はPontaポイント)がたまり、入会の翌々月までならポイント2倍(上限7000ポイント)。「auでんき」などの対象事業者の公共料金をカード決済することでも、3000ポイントがもらえる。

また、「auかんたん決済」にau PAYカードを登録している人がau PAYマーケット(au Wowma!エーユー ワウマ)で利用すると、最大15%のポイントが付与される。

さらに、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどのポイントアップ店で利用すると、ポイントが多くたまるというメリットもある。

auサービスの契約者は年会費無料

auユーザーの年会費は無料だが、auサービスを解約または一時休止すると有料(1375円)。国際ブランドは、MastercardとVisaがある。

ココが○
■auユーザーが利用するとお得
■2020年5月からはPontaポイントがたまる
■au PAYマーケットで最大15%還元

ココが△
■auのケータイやネットサービスを解約または一時休止すると年会費が必要になる
■国内旅行保険が付いていない

LINE Payと連係Visa LINE Payカード

2020年春に発行開始。初年度は3%の高還元率!

LINE Payとビザ・ワールドワイド・ジャパン、三井住友カードの提携カードで、2020年春に発行開始。基本的な還元率は1%だが、サービス初年度は3%還元としており、これはかなりの高還元率だといえる。

LINE Payではこれまでクレジットカードでの支払いができなかったが、5月からはこのカードを決済カードとして登録できるようになる予定。今夏には支払い後にLINEアカウントから決済通知を受け取れるようになるので、身に覚えのない決済があったときにすぐわかる。また、Visaのタッチ決済機能により、国内外のVisa加盟店でスピーディに決済できるのも魅力だ。

カードデザインは「東京2020オリンピックエンブレムデザイン」に加え、6月ごろからスタンダードデザインも順次開始予定。

新デザインでカード番号は裏面に記載

年会費は初年度無料、2年め以降は1375円(年1回以上の利用で無料)。国際ブランドはVisa(写真は東京2020オリンピックエンブレムデザイン)。

ココが○
■初年度年会費無料。翌年以降も実質無料にできる
■初年度のポイント還元率が3%と高い
■LINE Payの決済に利用することが可能

ココが△
■国内・海外旅行保険が付いていない
■2020年4月下旬より申し込みが始まった新カードのため、ユーザーの評判がまだよくわからない

Suicaと連係ビックカメラ Suicaカード

首都圏のJR沿線に暮らすビックカメラ会員におすすめ

ビックカメラと、JR東日本のクレジットカードであるビューカードとの提携カード。ビックカメラやJR東日本の利用でメリットがあり、電子マネーのSuica機能が付いているのも便利。

ビックカメラで買い物をすると、10%のビックポイントが付き、Suicaにチャージすると、1.5%のJREポイントがたまる。それ以外の利用でも高還元率(1%相当)のポイントが付く。

さらに、このカードでチャージしたSuica(上限2万円)でビックカメラの支払いを行うと、実質11.5%のポイントが得られるのもうれしい。

2年め以降は年会費が必要だが、Suicaのチャージを一度でも利用すれば、年会費無料となる。それでいて、国内・海外旅行傷害保険付きで、海外旅行傷害保険は最高500万円が自動付帯。

カメラ量販店、鉄道での利用がお得

年会費は初年度無料。2年め以降は524円だが、年1回以上の利用で無料。国際ブランドはJCBとVisaがある。

ココが○
■ビックカメラ(コジマ、ソフマップ含む)でのカード決済で10%の還元
■電子マネーのSuica機能付きで、公共交通機関を自在に利用できる

ココが△
■このカードを定期券としては利用できない
■ETCカードの年会費が有料(524円)
■Suicaを利用していない人には魅力が半減

※価格は記事作成時のものです。

■解説/綿谷禎子(ライター)

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