2019年9月にオープンした「フォレストアドベンチャーよこはま」。森を利用したアスレチックらしいけど、実際はどんなところなの? 子供でも楽しめる? コロナ対策は大丈夫? 準備したいものや注意したいこと、行ってみてわかったことを事細かにお伝えします!
フォレストアドベンチャーってどんなところ?
フランス発祥のアウトドアパークで、「森の樹木や地形を生かした規模の大きいアスレチック」と考えるとわかりやすいです。利用者は、専用のハーネス(安全装置)を着用して、高い樹の上に登ったり、細い板の上を渡ったりと、自然を満喫しながらダイナミックなアスレチックが楽しめます。一番人気は、ワイヤーを「ビューッ!」と滑り降りるジップスライダー。数メートルの高さから体ひとつでダイブして、スリルとスピード感、爽快感が味わえます。
「フォレストアドベンチャー・よこはま」は、日本で31番目となるフォレストアドベンチャーの施設で、フォレストアドベンチャー史上最大級。おとなから子供まで楽しめます。
現在は、新型コロナウイルス感染拡大のための緊急事態宣言解除を受け、順次営業を再開。入場時の健康チェックと体温検査、マスクや手袋をしての参加など、感染予防の取り組みも積極的に行われています。
営業再開と感染症予防対策について | 自然共生型アウトドアパーク フォレストアドベンチャー FOREST ADVENTURE
自然共生型アウトドアパークで樹上の大冒険!子供から大人まで楽しめる、ここでしか体験できないことがあります。
foret-aventure.jp
アクセスは?
「フォレストアドベンチャー・よこはま」は、相鉄線「鶴ヶ峰」駅か相鉄線「三ツ境」駅、JR横浜線・横浜市営地下鉄「中山」駅、いずれかの駅からバス+徒歩で30分ほど。
土日は、ズーラスア行き「よこはま動物園行き」のバスで、「よこはま動物園北門」まで行く便が出ています。こちらのバス停で降りれば、フォレストアドベンチャーまですぐ近く。「よこはま動物園」バス停からは徒歩15分ほどですが、北門バス停からは徒歩1分ほどなので、こちらを利用しましょう。
コースと料金、予約方法は?
◼︎アドベンチャーコース(大人向け)
・所要時間:約2〜3時間、3,800円
・利用条件:小学4年生以上もしくは身長140cm以上、体重130kg以下
◼︎キャノピーコース(ファミリー向け)
・所要時間:約1時間〜1時間半、2,800円
・利用条件:身長110cm以上、体重130kg以下
◼︎キッズコース(子供向け)
・所要時間:45分遊び放題、1,500円
・利用条件:身長90cm以上、小学3年生以下
予約制になっており、手続きはネットで行います。前日の正午以降は電話予約で、私は前日の夕方に電話で予約をしました。枠が空いていれば当日の予約もOKなので、電話してみましょう。
準備したもの/服装編
長袖・長ズボン・ウインドブレーカー・カッパ
汚れてもいいものを用意します。
事前に「山は夏でも涼しいから長袖がいい」という情報を仕入れていましたが、よこはまのパークは午前中でも普通に蒸し暑く、長袖は常に腕まくりをして行動しました。ウインドブレーカーも出番なし。お客さんも半袖の人が多かったです。ボトムスは、膝をついたりすることがあるので、長ズボンの方が安全でした。
雨が降るかも、という天気だったので100円ショップのカッパを持参。降らなかったので使いませんでしたが、普通の雨くらいならカッパを着てやっちゃうそうです。
服の色に関しては「黒っぽい服は蜂が寄ってくる」と聞いたことがあり、予備で明るめのものも用意しましたが、スタッフさんがお揃いで着ているTシャツが黒だったので、暗い色でも問題なさそう。ただし、ズボンはお尻の部分が大胆に汚れる可能性があるので、濃い色のものがおススメです。
準備したもの/小物編
スニーカー・手袋・マスク(必須)
この3つは、予約の際に「必要です」と言われました。
手袋は、イボイボがついていてホールド感が高いものを、100円ショップのセリアで購入。手にぴったりフィットするタイプで、カメラが扱いやすくて大助かり。家にある軍手にしようかと思ったけど、こっちにして正解でした。
カメラ・ムービー
自然豊かな景色をバックに、子供たちの頑張る姿を残さない手はありません。親だけ下から見守りをして、撮影に徹する人々を多く見かけました。アスレチックをやっている人も、ゆとりがあれば上からガンガン写せます。ジップスライドの動画も撮影OKです。
ただし、カメラの破損や故障は自己責任となります。うちは防水防塵のコンパクトカメラ「RICOH WG-6」を使いました。このカメラ、水中写真も撮れてアウトドアのおでかけに超便利です。
【タフネスボディ】防水20m、耐衝撃2.1m、耐寒-10℃、耐荷重100kgf。過酷な環境下で信頼できるタフボディ。
【20m防水・連続2時間】水深20mで連続2時間の水中撮影に耐える本格防水性能。水中専用「マーメードモード」搭載。
【4K動画撮影/ かんたん動画編集】強力にぶれを抑制する手ぶれ補正機能搭載。撮影した動画からひとコマを切り出して静止画保存、動画の分割などカメラ内で編集可能。
【調光可能な強力LEDリングライト搭載】暗所での動画撮影やマクロ撮影にも適したリングライト。
【…
マスク用シリコンフレーム・虫除けスプレー
スポーツ用に買い置きしていたシリコンフレームを使用。
マスクの中で装着すると、マスクが顔に張り付かなかったほか、メガネも曇らず快適でした。また、現地では虫除けスプレーのせいか虫刺されはなかったのですが、そもそも虫自体を目にすることがなかったです。
スタンドを着用スムーズに呼吸するのに役立ちますマスク内の衛生状態を維持する
再利用可能なマスクホルダー、マスクの使用回数を増やし、マスクリソースを効果的に節約
ユニークなデザイン、ノーズブリッジの顔にフィットするように設計され、通気性があり蒸し暑くない
万が一商品に不具合があった場合やご満足いただけなかった場合はお手数お掛けしますが、注文番号を添えてアマゾンの購入履歴より弊社までご連絡ください。こちらは迅速にお客様のご満足に添えるよう対応をさせていただきます。
現地で調達できるもの
現地では手袋やタオル、Tシャツが売っていたので、万が一忘れてしまっても大丈夫。また、貴重品やカメラなどの携帯に便利なウエストポーチが無料レンタルされていました。
現地についてからの流れ
当日は受付に30分前集合になります。
受付では、参加誓約書にサインをしてお金を払います。支払いは現金のみで、カードや電子マネーはNGでした。
スタート時間の20分前から、ハーネスの装着や安全講習などの準備が始まります。着替えが必要な場合は、その前に多目的トイレで済ませる形となります。あまり時間に余裕がないので、小さい子などは最初から汚れてもいい服装で訪れた方が安心です。
小さい子でも楽しめる?
私たちが申し込んだキャノピーコースは、ちびっこ連れのファミリーがほとんどでした。地面には板の廊下が渡されていて、ベビーカーを押して移動ができるので、赤ちゃんの姿も多かったです。
アスレチックは、かなり高い位置で展開しているので、どうしても「こわい!」という子が出てきたら、スタッフさんが上に登って助けに行くそう。でもそれは最終手段で、助ける前にあれこれ声かけをして励ましたら「あ、意外に行けた!」というケースが少なくないそうです。
もちろん、やってみたけど本当にダメだった、という場合は、途中でリタイアOK。まったくの初期段階でリタイアした場合は、返金の相談に乗ることもあるようです。
楽しく遊ぶための注意点
バッグは胸の前に持つこと
ワイヤを滑り降りるジップスライダーは、木片や土でできた柔らかい地面がゴールとなりますが、正面からではなく、背中やお尻からズザザーッと着地することが意外に多いです(お尻が大胆に汚れる原因がこれ)。
硬いものを入れたバッグを背中にしょっていると、着地時に背中に当たって痛い思いをすることも。バッグには硬いものは入れないか、胸の前に下げるようにしましょう。
まとめ
待つのは当たり前と思うこと
リタイヤするほどではないけど、足がすくんでうまく進めない人がけっこういて、アスレチックが渋滞するシーンが見られました。これは、小さい子が多いからではなく「おとなのコースでも怖がる人は一定数いるので、どのコースでも同じです」(スタッフさん)とのことです。
スリルを味わうアクティビティには、こういった現象はつきもの。イライラせず、大自然の景色を堪能しながら、大きな気持ちでゆったり楽しみましょう。